実は対戦してました vol.4
みなさんこんばんは!
4年マネージャーの小池です!
猛暑日が続きますが、暑さに負けずグラウンドで練習を頑張っている選手を見て本当に凄いなと心の底から思う毎日です☀️
そんな私は10分自転車に乗るだけでヘトヘトで情けないです…
高校野球では地方大会の熱い戦いが繰り広げられ、続々と甲子園出場校が決まっております!
昨日は劇的な逆転劇で強豪・横浜高校を破り、3年・小島大河の出身校、東海大相模高校が優勝、甲子園出場を決めました㊗️
さて、連日投稿している夏の新企画「実は対戦してました」は読んでくださっているでしょうか?
本日は「実は対戦してました」第四弾!
第四弾は最終回となるので、ちょっぴり番外編の2組のインタビューをお届けします!
それでは早速まいりましょう🌪️
1組目は2022年8月31日(水)、侍ジャパンU-18壮行試合で対戦した4年・宗山(広陵)、2年・内海(広陵)、光弘(履正社)のインタビューです!
高校日本代表 対 大学日本代表
高校| 000 100 000 |1
大学| 100 001 20x |4
写真:前列内海、後列左から光弘、宗山
この試合は全員スタメン出場👇🏻
高校日本代表サイド
内海4番ファースト、光弘8番ショート
大学日本代表サイド
宗山9番ショート
小池(以下、小):ZOZOマリンスタジアムでの試合は初めて?
全員:はい!
内海(以下、内):風が強かったです!
光弘(以下、光):自分も風が強くてびっくりしました!
小:印象に残ってるシーンを教えて!
光:内海のホームランです!!
内:大学のピッチャーはやっぱりレベルが高いなと思っていたので、法政大学の篠木投手から打つことができて嬉しかったです!
小:宗山はショート守っててどう思った?
宗山(以下、宗):篠木から打ったので生意気だなって思った(笑)
光:本当に凄かったです!
高校日本代表が格上相手に掴んだ1点は、4回に内海が右中間に放ったソロホームランでした⚾️
私もこの日球場にいたのですが、内海の豪快な一打は今でも鮮明に記憶に残っています!
小:誰のプレーが一番記憶に残ってる?
光:荘司投手(現楽天イーグルス)の球は凄いなって思いました!
内:自分は宗山さんが一番すごいなと思いました!華麗な守備が凄かったです!
宗:何もしてないけど…(笑)俺は、浅野(現読売ジャイアンツ)のバッティング練習を見て、1人だけ違うなって思った。スイングが強かった!
宗山⇄内海
小:お互いの印象を聞きたいんだけど、宗山と内海は広陵高校時代被ってるもんね?
内:宗山さんが出塁した時に、一塁で話してると思うんですけど…
宗:全く記憶にないな(笑)
小:高校の時は関わりあったの?
内:高校1年にとって3年は神様なので、当時キャプテンだった宗山さんはもちろん神様的存在でした!
宗山⇄光弘
小:宗山から見た光弘の印象は?
宗:特にないです!
光:え…
小:初めて話したのはいつ?(笑)
宗:試合中のセカンドベースで!
小:セカンドベース!?
宗:俺が出塁した時に、ショートを守ってる光弘から「明治に行きます、お願いします!」って言われたのを覚えてる(笑)
小:試合中にそんなことがあったの!光弘のプレー見てどう思った?
宗:守備はあんまり分からんかったなぁ。その試合で光弘っぽいプレーがなかったからさ(笑)
光:…
宗:バッティングでいったら、インコースのストレートを打ってヒットにしたから凄いなって思った!
光:嬉しいです!宗さんはやっぱり守備が上手いので、勉強になります。
写真:左から光弘、宗山
内海⇄光弘
小:光弘から見た内海は?
光:明治行くってお互い知ってたから、大会前の合宿でいっぱい喋りました!
小:侍ジャパンを機に仲良くなったんだね!
光:泊まっていたホテルで隣の部屋だったので、内海と一緒に行動してました!
内:そうだ!
小:光弘の印象は?
内:特にないです!
光:ええ…
内:嘘嘘!守備上手いし体幹強いなって思ってました!
小:体幹意識してるの?
光:昔は意識してなかったけど、時間ある時にピラティスに行くようにしてます!
写真:左から内海、光弘
小:日本代表を経験してどうだった?
光:日本背負ったんだっていう自信がつきました!
内:レベルの高い環境でやれたことがとてもいい経験になって、今に繋がっています!
宗:色んな選手に会って、色んな引き出しが増えたので良かったなと思います!
小:最後に、秋に向けての目標を教えて!
内:本当に死ぬ気で頑張ります!
光:春は宗山さんがいれば出れていなかったので…
小:ちゃんと成績も残したじゃん!
光:運が良かっただけです。でも秋も頑張ります!
小:ライバル同士頑張れ!
光:ライバルにもなれません(笑) 宗さんが打たないとやっぱり勝てません…
宗:ノックも一緒に頑張って受けてるので、これからも一緒に頑張ろう!
小:宗山の目標は?
宗:日本一!みんなで怪我しないで頑張ろう!
写真:前列内海、後列左から光弘、宗山
2組目は2020年8月6日(木)、南北海道大会 準々決勝で対戦した4年・山田(札幌一)、4年・岸上主務(立命館慶祥)のインタビューです!
立命館慶祥 対 札幌第一
立命| 133 010 00 | 8
第一| 104 102 11 |10
(8回終了 日没コールド)
日没コールド…?
どんな試合だったんでしょう!それではどうぞ!
写真:左から山田、岸上
小:対戦した試合を教えて!
山田(以下、山):3年夏の独自大会、全道大会の準々決勝で対戦しました!
岸上(以下、岸):8月6日だよね!
山:そんな遅かった?よく覚えてるね。
小:山翔(山田)は先発ピッチャー?
山:そう!
岸:北海道ナンバーワンのエースでキャプテンだったもんね!
小:キャプテン!?
山:うん!キャプテンとして、チームをしっかりまとめてました!
小:今はサイドスローで投げてるけど、昔は?
山:上から!コントロールピッチャーです!
岸:立命館慶祥の中でのデータミーティングでも…
山:そういうの待ってました!聞きたい!
岸:外のアウトローしか来ない。コントロールぴしゃぴしゃで、インコースは来ないからみんなで徹底してアウトローを狙おうって言ってたのが懐かしい(笑)
山:俺はコントロールに自信があったから!アウトローにきちんと投げれました!だからバコンバコン打たれました!
全員:笑笑笑
岸:エース山翔(山田)を攻略するために、完璧なデータミーティングをやったんだよ(笑)
小:さくら(岸上)は試合中記録員としてベンチにいたの?
岸:そう!高校の時はプレーに対して選手と一緒に声出してた。打球方向を言ったり!
小:お互いの高校のイメージは?
山:立命館は結構賑やかだったなぁ。
岸:一高はいつも全道大会にいて強豪校ってイメージ!
小:全道大会ってことは予選があるの?
岸:北海道は北と南で一校ずつ出られるんだけど、予選もあって地方大会で勝たないと全道大会に行けないんだよね。
小:厳しい戦いだ…
山:一高と立命館はいつも熱戦だよね。
岸:私たちが入部する前から対戦回数は多かったからか「一高には負けたくない!」っていうのはチームとしてある!
北海道は47都道府県の中で唯一、支部予選があるそうで(o_o)
何回勝たなければいけないのか……初耳だったのでとても驚きました!!
それでは試合内容を振り返っていきましょう🚗
立命| 133 010 00 | 8
第一| 104 102 11 |10
(8回終了 日没コールド)
小:3回までは立命館慶祥がリードしてるね?!
山:3回くらいまでで確か5点取られて…その後からは今法政大学にいる1個下のピッチャー帯川が投げたんだよね。
小:投げてる時どう思ってた?
山:打たれたな〜って。一高もバッティングのチームだからまだ諦めてなかった!3回からライトにいて、その裏に一高の9番バッターがでっかいホームランを打って勢いづいた!
岸:3回終わりに俯瞰して見て、一高に6点差もつけられる強いチームになったんだなって思って嬉しかったのを覚えてる!
小:優勢はずっと立命館?
山:一回はコールド負けくらいの点差になって、中盤で逆転したのかな?
岸:じわじわ点差を縮められて逆転されて…6〜8回は帯川くん相手に全然打てなかった。
小:じゃあ肝心の日没コールドについて…
岸:立命館は2点必須の9回表に、同点に追いついたの!
小:すごい!
山:でももう暗くて本当にボールが見えなくて(笑)しかも10-10になった同点打が俺のところ(ライト)に飛んできて…打球音だけ聞こえたけど、その後は草とボールの擦れる音に耳をすませて、とりあえずボールが転がりそうな方へ走っていく感じだった😅
小:そんなに暗かったの!それならナイター照明つけて試合続行しないと!
山&岸:それが……
山:札幌市営円山球場の横に円山動物園があるからナイターがつけられないの!
岸:動物が起きちゃうからね。
小:暗くても最後までできなかったかな…
山:いや本当に見えない!!キャッチャーが投球を取れるのも凄いなって(笑)
9回表同点に追いつき1アウト満塁でしたが、周りの環境により試合続行は不可能に…
岸上が持っている試合の動画を見せてもらったのですが、凄まじい試合展開で心が苦しくなりました🥲
山:あの試合は本当に酷かったな。俺ら3試合目だったんだけど1、2試合目の試合時間が本当に長くて。
岸:18時50分に試合終了して、3時間24分!この試合も本当に熱戦だったよね。
山:本当に凄い試合(笑)
岸:同点に追いついた1アウト満塁の次のバッターが、この試合でホームラン打って今大会調子の良い3番バッターだったんだよね…
小:「8回日没コールド、試合終了となります」ってアナウンスされた時、どう思った?
岸:一回中断で下がった時は、このまま試合は続くと思ってたんだよね。
山:でも、キャプテンとマネージャーが先に裏に集められて説明されて…
岸:私たまたま試合前にアナウンスマニュアルを見てて、日没コールドの放送の文があったんだよね。日没?なにこれ?って調べたら、レアケースであり得るって書いてあって、そんなことないでしょって思ってたらそれが今日か〜って(笑)
小:日没コールドって初めて聞いたな…
岸:この年を踏まえて次の年からルール改正されたんだよね。ナイター照明はつけれないけど日没コールドはなくなったんじゃないかな。
小:実際、勝っても喜べなかったんじゃない?
山:日没コールドは何も言えなかった…日没コールドだから嬉しい顔はせずにちゃんと整列して帰るぞって監督に言われたから、試合終わってすぐバスに乗りました。
小:さくら(岸上)はどう思った?
岸:運営の方たちもこういう形で終わってしまったことにすごく申し訳なさそうで…。自分たちに気を遣っていただいているんだなっていうのをすごく感じたから、驚いたけど怒りとかには全くならなかったな。しかもその後札幌第一が優勝してくれたからね!!
山:立命館のために頑張ったからね😏
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、甲子園が中止になったこの代に、最後の夏こんなドラマがあったと思うと鳥肌が立ちました🥶
準々決勝で熱い戦いを繰り広げた2人は明治大学に入学し、今は仲間として、同じベンチで選手・記録員として戦っています。
小:お互いのこと認知したのはいつ頃?
山:入ってから!立命館の子じゃんって思った!
岸:入部してからだよね。そういえばあんな試合もあったねって話した気がする(笑)
写真:左から山田、岸上
この2名は、来月31日から2日間エスコンフィールドHOKKAIDOにて行われる東京六大学野球オールスターゲームに地元出身枠として出場いたします。
小:北海道の魅力を教えて!
山:ご飯が美味しい!
岸:空気が美味しい!
山:涼しい!“なまら”最高!
小:そんな素敵な地で行われるオールスターゲームへの意気込みをお願いします!
山:最後の代でこのような機会をいただけて嬉しいです!エスコンフィールドに去年行って、凄い球場だなと思いました。とても楽しみです!
岸:地元でオールスターゲームが開催されることをとても嬉しく思います!ぜひエスコンにお越しください!
岸上のアナウンスで「ピッチャー山田」と聴けるのが楽しみですね(^^)♪
オールスターゲームは普段の試合とは一味違っていてとても面白いので、みなさんも是非北海道へ足を運び、北海道コンビの応援をお願いします!!
ここで、第四弾は以上となります!
侍ジャパン、選手とマネージャーとしての対戦という2組のインタビューはいかがでしたでしょうか!
4回にわたってお送りした夏企画「実は対戦してました」ですが、自分自身ブログを読んでいて「ここは対戦したことがあったんだ…」と意外なペアばかりで楽しむことができました😊
みなさんも、このブログを思い出しながら、神宮球場でプレーする選手を応援していただけると、さらに楽しめるんじゃないかなと思いました!
甲子園出場校が続々と決まり、やっと夏が始まったなとワクワクしています!
次回は弊部の夏イベントを盛りだくさんでご紹介します!お楽しみに💫
それでは本日はこの辺りで失礼いたします。