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俺たちのラストシーズン──温品直翔(県相模原)

みなさんこんばんは!
広島東洋カープのエセファン、今後社会人となって大空へ羽ばたく鶴飼晃大君からバトンを受け取りました、誰よりも阪神とリヴァプールが好きで、愛するあまり勝敗にこだわりすぎて一喜一憂の激しい生活を送っています、最近大学に入ってから観た映画・ドラマの本数が200本を超えた生粋の「ドラマー」温品直翔です。
今期の一推しはブラックペアンで、ハマり過ぎてしまい、心臓外科医を目指し始めることにしました。
と冗談はさておき、
先週から我が明治大学「チーム宗山」のラストシーズンが幕を開け、東京大学相手に2連勝でスタートを切ることができました。油断せず一戦必勝で優勝に向かって行きましょう!!
さて、毎年読ませていただいてきたラストシーズンブログを自分が書くことになり、4年間の時の流れの早さ、そして去年のこの時期に同部屋だった麟太郎さん(R6卒・渡邊麟太郎)のラストブログを何度も校閲してあげたことを思い出して、もう1年経ったのかと最後の1年を特に刹那に感じています。
レポートの多い経営学部の本領を発揮できるように頑張って書かせていただくので最後まで読んでいただけると幸いです。
まずはこの4年間お世話になった、監督、コーチ、スタッフの皆様本当にありがとうございました。
この4年間で朝の清掃、報連相、5S、目的意識、課題を強く意識して生活を送り、人として一回り成長できたと感じています。これから社会に出てからも寮生活での経験を活かしていきたいと思います。
重ねて感謝申し上げます。
そして次に高校時代の恩師・佐相先生です。
中学時代、全国大会に二度出場したものの、個人としては中々芽が出なかった自分の打撃を指導していただいたおかげで大会で活躍することができ、東京六大学・明治大学で野球をするという選択肢を広げていただいたこと、感謝しています。
また、大学選びの際も相談に乗ってくださり、明治に入ると決めた時も、お前なら六大学に挑戦しても通用すると言っていただき非常に心強かったことを今でも覚えています。
自分の大学野球のモチベーションの1つは佐相先生に神宮でヒットを打つ姿をお見せすることでした。
自分の力不足で神宮球場で活躍する姿をお見せすることができず申し訳ありません。
これからもグラウンドに顔を出すのでいつまでもお元気でいてください。
次に自分の大学での野球人生について少し話をさせていただきます。
自分は大学選びの際、プロ野球選手の輩出力の高さや活躍度に惹かれてレベルの高い明治大学に一般受験で入学し、入部しました。
しかし、初めて練習参加した際、もうAチームで練習している宗山(4年・宗山塁)の守備、自分と同じ小さい体なはずなのにありえないスピードで走り、矢のような送球をしていた丸山さん(丸山和郁/R4卒・東京ヤクルトスワローズ)を見て、これがプロに行く選手だと感じ、正直自分は入る大学を間違えてしまったと思いました。
普段勘の悪い自分の外れて欲しかったこの勘は外れることなく、野球の面においては4年間感じ続けることになりました。
また、高い志を持った入部当時の熱量で4年間努力を続ける事のできなかった自分の弱さを知ることにもなりました。
1年目は終わりの見えなかった外周地獄、コロナ帰省による再ラン地獄を味わいました。仕事量の多さや、気を配ることが多すぎてしんどすぎる1年を過ごしました。
2年目でようやくサマー、新人戦に出場することができました。しかし、サマーでは自分と高田(4年・高田直人)だけノーヒット、新人戦では神宮に立つことはできたものの、力み過ぎによる絵に描いたような綺麗なキャッチャーフライ。周りではリーグ戦で活躍する同期が大勢いた中、自分の実力の無さに心底落胆しました。
シートノック中に衝突して転倒するという事件も起きました。
3年目には自分と向き合って初めて野球をやめるということについて考え、就職活動を行うことを決断しました。
今年は就職活動も終了し、野球ができる最後の期間ということもあり、就活生同士で誰よりも真剣な守備練習を室内練習場で行っています。この4年間で1番と言っていいほど集中して取り組んでいると自負しています。
4年間リーグ戦には出場する事ができませんでしたが、野球部の一員として2年春秋、3年春のリーグ戦3連覇、2年秋には全国大会優勝を経験できたことは幸せでした。
また、B戦ではありますが満塁ホームランを打てたことは一生の思い出になりました。
このラストシーズン、チームが優勝して終われるように自分にできることを考え、精一杯取り組んでいきます。
ここからはお世話になった先輩や同期について書かせていただきます。
【先輩】
まずは麟太郎さん(渡邊麟太郎)。ブログに俺の事書けよって言ってきたので一応書いときます。
麟太郎さんにはこの4年間で一番お世話になりました。
1年生の冬くらいから共通の趣味で仲良くなり、富士急に行ったり横浜遠征したこと、何度もご飯に連れて行ってくれたこと、泣ける映画ないか聞いてきて本当に泣きながらレジェンド&バタフライ見ていたこと、なぜかライブを見ながら泣いて涙じゃなくて汗だと強がっていたこと、どれもいい思い出です。
こんなに色んなところに連れて行ってくれた麟太郎さんですが、まだ達成できてないイベントがあります。
それはプロ野球観戦です。
特に去年は阪神が強すぎたので行ってくれませんでした。
来年は神宮?甲子園?どこになるか分かりませんがぜひ阪神ーヤクルト見に行きましょう!

写真:渡邊麟

櫃さん。(R6卒・大櫃準也)
去年はリーグ戦からCSからお世話になりました。
今年も怒涛の勢いで抜き去ってしまってすみません。
カープはCSに出れるか分かりませんが、こちら目線としてぜひカープにAクラスに残ってもらいたいと願っています。
これからもカープには負けません。櫃さんとマツダでカープー阪神見たいです。ぜひ行きましょう!
陸人さん。(R5卒・山田陸人)
自分が明治大学に入って先輩方の圧にビビり散らかしていた中、入寮初日から声を掛けていただき、バットもくださり、その後も気にかけてくださって本当にありがとうございました。陸人さんのおかげで1年目を乗り越えられたと言っても過言ではないくらい感謝してます。そのバットで初めてヒットを打てたのも陸人さんのおかげです。
リーグ戦で首位打者、ベストナインになって副主将としてチームを引っ張る姿はかっこよかったです。
これからも応援しているのでプロを目指して頑張ってください!
【経営学部】
川越(4年・川越樂)、千葉(4年・千葉汐凱)、花岡(4年・花岡秀太)、原(4年・原將一郎)と1番キャラの濃い学部で、毎日笑いの絶えない学校生活を送ることができました。本当にありがとう。
あともう少し頑張って単位取りきって全員で卒業しましょう。
飲みにもいきましょう。
【野球観戦仲間】
吉岡(4年・吉岡佑真)
吉岡とは何回行ったかもう数えていません。
去年は優勝したのに1勝しかできませんでした。今年もちゃんと負けました。この4年間の勝率は2割程度で絶対に見に行かない方が勝率は上がりますが、卒業してからも行きましょう。

写真:左から吉岡、温品

竜雅(4年・菊地竜雅)
竜雅と見に行った試合は勝っていたのに逆転サヨナラ負けを喰らいました。
ちなみに吉岡(吉岡佑真)と行った時から2戦連続のサヨナラ負けを喫しました。こんなこともう無いしレアだと思ってたのに年間3サヨナラ負けを喰らいました。来月の試合はそれ以来の試合で悪いイメージを払拭しに行く予定でしたが、チケット争奪戦に大敗したのでチケットしっかり確保してまた行きましょう。
鶴飼(4年・鶴飼晃大)
鶴は自分のせいで色んな先輩から「こうだいなの?」っていちいち聞かれて訂正させてしまってすみませんでした。
カープ戦見たくて一緒に神宮行ったのに阪神と優勝争いをしていた広島じゃなくてヤクルトを応援し、勝ったことに喜んですみませんでした。
箱根行ったり映画行ったり温泉に行ったのもいい思い出です。またどこか行きましょう。
サッカーのチケット待ってます。
樂(川越樂)
川越とも一緒に箱根に行きました。君は免許を持っていないのをいい事に自分と鶴飼(鶴飼晃大)に運転を任せて楽をしたので、社会人になったら免許を取って運転手お願いします。
川越農園のりんごジュースは本当に絶品なのでいつでも送ってください。引っ越す度に住所送るので待ってます。
神田(4年・神田航生)
神田は今まで自分が会ってきた同級生の中で1番ガキです。もっというとクソガキです。
ゲームで負けたら叫び、たまに勝つと大好きな煽りをかましてきます。負けないように煽り返すのが大変でした。
神田の初めての運転に付き合ってあげたり、帰省の日に家まで送っていってあげたりと、神田の保護者かと錯覚した回数は1度や2度ではありません。
でも神田のお世話は嫌いじゃありません。また遊びに行きましょう。
そんな幼さを見せる反面、周りが見えたり、時事ニュースに関心があったり意外と冷静で大人な一面もあったということも一応書いておきます。
丸尾(4年・丸尾快)
丸尾とはよくライブに行きました。次はもう行かないっしょって言いながらその後も2回くらい行ったのもいい思い出です。
ちなみに丸尾もペーパードライバーで運転に付き合ってあげました。感謝してください。
(運転が下手だったのは自分っていうのは内緒)
オフ前によくサウナに行ったのもいい思い出です。
就活始まるくらいから当分行ってないのでまた行きましょう。
【同部屋】
高田(高田直人)
「きっしょ」が口癖の高田君。高田とは約半年間、同部屋で共に過ごしました。一緒に練習する機会はなく、社会貢献活動で忙しかったので、高田のユニフォーム姿を見た記憶は一度もありません。体型を気にして夜ご飯を少なめに食べてすぐ部屋に帰っていたので意外とストイックなところもあるのかと感心していたら、部屋でもうお菓子を食べていて呆れました。あと君のテリトリーは散らかりすぎて足の踏み場がなくて自分のテリトリーに行くのに一苦労でした。いつゴキブリやネズミが出現するかと気が気じゃありませんでした。社会人になるのでもっと綺麗にしましょう。
横浜スタジアム連れて行ってください。
馬が大好きな高田君。馬に癒されている写真を添えときます。

写真:高田

久野(3年・久野悠斗)
久野が入寮してきた時に同部屋になってドラマ好きなのを知って仲良くなりました。
兵庫出身なのに巨人ファンという意味不明な君を阪神ファンに矯正することはできませんでした。
神田(神田航生)同様、すぐに煽ってくるのはやめましょう。
来年は東京ドーム連れていきます。
久野にはいちばん期待しているので来年神宮で無双することを願ってます。
投げる時は見に行くので連絡してください。
またご飯も行きましょう。
この4年間は自分にとって初めての寮生活で、楽しいことや辛いこと色んな苦境を送る日常でしたが、個性豊かな仲間達と過ごした月日は人生で一番濃い時間でした。
本当にありがとうございました。
【家族】
まずは、13年間野球を続けさせてくれてありがとうございました。自分が野球をやることで数え切れないほどの迷惑をかけたし、多くの時間を費やしてもらいました。本当に感謝しかありません。大学で野球続けたいと言ったときも反対せずに後押ししてくれてありがとう。いつも試合を見に来てくれ、応援してくれるのが1番力になりました。神宮で活躍する姿を見せることがてきなくてごめんなさい。
帰省した時の手料理がいつも楽しみでした。
来年からは社会人としてたくさん親孝行していきます。
これからもよろしくお願いします。
いつも自分優先で物事が動いてしまって、かなり我慢させてしまっていたと思います。
中学生くらいまではよく喧嘩していたけど高校生になってからはよくアドバイスしたり、いい野球仲間でした。野球をやめてしまったのは少し残念ですが、残りの大学生活を十分に楽しんでください。
最後にはなりますが、これまで13年間の野球人生において、このブログだけでは収まりきらないほど多くの方々の支えがあって野球を続けてくることができました。重ねて感謝申し上げます。
拙い文章でしたが、最後までお付き合いしていただきありがとうございました。
次は入部した時から自称・守備職人の萩元君です。彼の守備は柔らかく目を奪われます。しかし同部屋時代には守備職人とは思えない荒々しい生活を送っていた萩元君。ラストブログはどのようにまとめてくるのかご期待ください。

写真:萩元優一郎(4年)