俺たちのラストシーズン──加藤歩美(明大中野)
こんにちは!
明治大学が誇る“生粋の偽善者男”小倉優太郎くんからバトンを引き継ぎました、4年外野手の加藤歩美です。
とうとう私もこのブログを書く時期となりました。
何を書こうかものすごく悩みましたが、今思っていることを感情のままに明るく書きたいと思います。
今思い返せば、本当に色々なことがあった大学生活でした。
入部当初、周りの選手のレベルの高さに驚愕したことは今でも忘れません。特に、今は亡き冨田の強肩ぶりは人間のレベルを超えていました。
小学生から16年間野球をやり続け、小学6年生の頃に抱いた「六大学リーグの明治大学で野球がしたい」という夢は叶いました。
ですが、この4年間は思い通りにいかないことが多く、最高の4年間だったとは決して言えません。ただ、毎日笑顔が絶えず、そんな笑顔の瞬間には悪いことも全て忘れて人生を謳歌していたことは紛れもない事実です。
この4年間で本当にたくさんの思い出を作ることができました。私にとっては、良い思い出と悪い思い出のその全てが「人生における最良の学び」となりました。
そして、この4年間では”人間力”と”笑顔の大切さ”を学びました。
ここで学んだ”人間力”と”笑顔の大切さ”はこれからの人生でも活かしていきたいと思います。
周りから信頼され、周りを信頼する、そして信念をもった人になれるように頑張ります。
前列左から3番目
そして、今何より感じていることが、私は沢山の方々に支えられているおかげで人生を楽しめているということです。
最大の感謝を送りたいのは両親です。
中学校から私立に入り、野球をここまで何不自由なくやることができたのはどんな時でも一番の味方でいてくれた両親のおかげです。
父も母も、もう私が野球をやる姿を見れなくなることに落胆しているかもしれませんが、今後の新たな人生はより輝かしいものにすることを今ここに誓います。
今までありがとうー!これからもよろしく!
そして、こんなブログだから姉についても書こうと思います。姉とは喧嘩が絶えず、大学生になった今でも大喧嘩をしてしまいます。理不尽なことをされることも多い気がしますが、そんな姉が密かに私の野球を誰よりも応援してくれていたことには感謝しかないです。
姉は今、一つの夢を追いかけて日々勉強しています。誰にも理解されなくても、誰から何を言われても、そのまま夢を追いかけていいと思います。私は、夢に向かって努力し続ける難しさ・夢が叶わなかったらどうしようという莫大な不安の存在を知っています。
だからこそ私なりに姉の頑張りを理解しているつもりです。
姉はとても強い女性ですが、やはり人ということには変わりません。
姉が私の野球を応援してくれていたように、私は姉の夢を最後まで応援し続けます。
だって夢を追いかけるなんてそんな素晴らしいことは他にないし、何より弟としてとても誇らしいからです。
だから、後悔のないように夢を最後まで追い続けて欲しいです。もういいやって思えるその時まで。その結果たとえ夢が叶わなくても大丈夫、友達も大切な人もみんな離れていかないよ。特に家族はね。夢が叶わなかった立場のあゆが言うんだから絶対だよ。
りーちゃん、ありがとうー!頑張れー!
そして、中学から10年間一緒にプレーしてきた鈴木涼太くん。
バッテリーとして、ライバルとして、そして親友として共に笑い合った日々は忘れない!
ありがとう!これからもよろしく!
他にも、最も多くの時間を過ごして笑い合った長南・原田をはじめとする外野手陣、いつも固まっていて非常に怖かった岡本・小倉を擁する内野手陣、秋野・杉山なんて足元にも及ばない能登一強の捕手陣、自己中で実はあんまり好きじゃない渡部翔太郎・髙山率いる投手陣、やってるようでやってないようでやってる中村・小池・西山・日置ら寮長組、お前らも気付けば偉なったなぁの村松・山田・蓑尾の幹部組。
本当にありがとう!楽しかったです!
そして、こんな馬鹿な俺を慕ってくれていた髙竿をリーダー格に据える後輩たち。
いっぱい愛想笑いしてくれてありがとう!
あ、忘れてた。ほどほどに親友な岡田舜くん。
ありがとう!これからも末永くよろしく!
左
前列左端
最後に、秋のリーグ戦が開催されることに感謝して多くの人の為に全力で頑張ります!
神宮球場での熱いご声援をどうぞよろしくお願い致します!
左から2番目
次は明治大学が誇る「バリだるいねんけど(小声)」代表こと下江です!
どうぞお楽しみに!