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俺たちのラストシーズン──杉崎成(東海大菅生)

みなさんこんばんは。東京都独自大会MVPのスーパースター佐藤凜からバトンを受け取りました。杉崎成です。
僕は文章を書くことがとても苦手なので面倒くさいですが、頑張って書いていきます。
この4年間で野球以外に頑張ってきたことが2つあります。一つは勉強でもう一つは筋トレです。野球のことはコロナで大変だったとか他の人とほとんど同じになってしまうので、勉強と筋トレのことを中心に書いていきたいと思います。
勉強
僕は現在の野球部では1人だけという、総合数理学部 現象数理学科に所属しています。先輩では二つ上の翔太郎さん(渡部翔太郎/R5卒・現鷺宮製作所)と一つ上の萬谷さん(R6卒・萬谷天音)が同じ学科でした。お二方には過去の問題傾向を教えていただいたり、なんの授業を取れば良いかなどを教えていただいたりして、大変お世話になったので感謝の気持ちでいっぱいです。
この学部に入ることになったのは、僕が高校で勉強を頑張ってしまったせいです。高校に入るまではほとんど勉強をしたことはなく得意な数学以外は全くと言っていいほどできませんでした。ですが、高校の寮生活でテスト前は携帯を使えないこともあり勉強をしてしまいました。一年生でいい成績を取ったことで周りからの期待や自分のプライドが邪魔をして3年間勉強を頑張りました。そして総合数理学部に決まった時に、高校数学では困ったことがなかったため正直余裕だろうとなめていました。大学に入学しコロナ期間でオンライン授業が多く、授業楽勝だなと余裕をかましていました。ですが、周りのみんなが対面のテストがなくレポートばかりだったのに対し僕の学部はテストだけ対面で行いました。舐めていたのでほとんど勉強をせずに挑み、解けませんでした。一年生で十分な単位が取れずとても焦りました。二年生になる年に四年間で卒業しないとまずいと思い、この年は勉強を最優先にしようと決心しました。思い切り野球のことを考えられなかったのは悔しかったです。その頑張りが実を結びなんとか巻き返すことができました。あの時、頑張った自分ありがとう
筋トレ
僕の趣味は筋トレです。中学3年のシニアを引退した9月頃から続けています。中学生になったあたりから筋肉をつけたいという憧れを持っていましたが、筋肉をつけると身長が伸びなくなるという都市伝説が怖くしませんでした。中3くらいに身長が止まったであろうと思い始めました。最初はとりあえずジムに行くというよりはYouTubeなどで勉強をしました。フォームがわからないままジムに行って始めるのは効率的ではないと思ったしその姿を見られるのがダサいと思っていたからです。ある程度フォームなどを勉強し家で練習してから近くのスポーツセンターのジムに通うようになりました。色んなトレーニングを調べながら行いましたが、その中でもベンチプレスにハマりました。ベンチプレスは100キロあげたらすごいみたいなことがわかり100キロを目標に週3で行っていました。9月に始めた頃は60キロくらいだったけど、みるみるうちに成長していき高校に入学する前の3月で100キロを上げることができました。才能があるなと思いました。
高校に入ってからは練習の中のウエイトで続けました。そのあたりまでは野球に繋がってほしいという思いで行っていたので、まだ趣味ではなかったかもしれません。
大学に入り筋トレを続けていて気づいたことがありました。果たしてこれは野球に繋がっているのか、と。飛距離は元々飛ぶからどれだけ変わったかわからないしミート力なども変わった気がしませんでした。周りを見ても僕よりベンチプレスをあげる人はなかなかいませんでした。そのようなこともあり筋トレをやめた時期がありました。やめて気がついたこともあり、軽い怪我をすることが増えたり、疲労が溜まりやすくなったりしました。そこで筋トレは技術向上の目的がすべてではなく体のコンディションを整えるのに重要なのだと自分なりに解釈しました。それはそうとして、筋トレが趣味となった瞬間がありました。それは同じく筋トレが大好きな太門(4年・浅利太門)の肩をお風呂の隣で見た時です。なんだこのかっこいい肩は、と思いました。野球では肩関節の可動域が下がるからという理由で肩のウエイトトレーニングをあまりしない印象があり僕自身も一回もして来ませんでした。ベンチプレスの補助筋などで多少の発達はありましたが太門の肩と比べた時に明らかにレベルが違いました。それから太門に肩のトレーニングの方法を教わり今まで肩トレをしなかったこともありすぐに発達しました。それから色々な部位を鍛えるようになり趣味となりました。
よくそんなに鍛えて野球に支障でないの?と質問されます。その時にこの程度の筋肉量では出ないと答えます。全然筋肉量が足りません。なのでみんなもっと筋肉つけよう!
自分の話はこの辺にしてお世話になった先輩方と後輩について書いていきます。
山田陸人さん(R5卒・現ENEOS)
りくとさんとは僕が大学2年の1年間同部屋として過ごしました。野球に対してとても熱く、自分の考えを持っており、芯がとても強いところが好きです。めちゃくちゃ変な人ですが野球やトレーニングのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。
西川黎さん(R6卒)
西川さんは僕が3年の時に同部屋でした。西川さんはすべてのことでセンス抜群で簡単そうにこなすところが憧れでした。入った当時は後輩とあまり仲良くしてる印象がなく自分自身もほとんど喋ったことがなかったけど僕が練習をいっぱいしてることで野球君といじられるようになり仲良くなれました。今でもバッティングを参考にしてます。

写真:左から西川、山田、杉崎

衛藤晃太(3年)
衛藤は3年の途中から今もずっと同部屋です。
服の話や野球の話で盛り上がることが多いですが、常に練習していてあまり部屋で一緒になることはありません。努力を努力だと思っていないところが素晴らしいと思い尊敬しています。
神宮でプレーしてるとこ見たいので頑張れ!
福原聖矢(2年)
せいやは高校から合わせると3年間一緒に生活してプレーしています。先輩の前では無口ですが同期の前ではちょけキャラみたいです。多分僕に憧れを持っています。せいやがプレーしているところはワクワクするので早く試合に出てね
磯圭太(1年)
磯は練習パートナーです。元ピッチャーなのでいい変化球を投げてくれてありがたいです。磯は絶対プロになれるからあと3年間頑張れ!
同期
横山陽樹(4年)
はるきは1番最初に同部屋になってからずっと仲良くさせてもらってます。週に一回以上は一緒にご飯を食べに行くくらいです。僕は基本的に個性的な人が好きなので同期で1番宇宙人みたいなところと指導者(特に監督)のモノマネが好きです。これからもよろしく

写真:左から時計回りに水谷公省(4年)、浅利、衛藤、杉崎、横山

 

最後に家族へ
お母さん お父さん
普段はママ パパって呼ぶけど人前ではお母さん、お父さんって呼ばせてもらってます。
ここまで何不自由なく野球を続けさせてくれてありがとう。普段はサプリを頼む時くらいしか連絡はしないけどいつも感謝しています。来年からは社会人野球で野球を続けるのでサプリは自分で買うようにするのでご安心ください。社会人野球でも応援お願いします。
蒼太(兄)
年末年始に帰省した時に僕が起きた時には庭でティーをしていてすごいなと思いました。野球に対しての思いが1年に一回会っただけで伝わってきます。言ったことは一度もないけどずっと尊敬しています。感謝の気持ちを込めて今度バッティングを教えてあげたいと思います。
立(弟)
高校野球は1番大変だけど1番成長できる時でもあるから1日1日を大切に頑張れ。あと勉強はちゃんとしてください。
最後に
同期の人数が多くなかなか一つにまとまることは難しいけど終わりよければすべてよし、という言葉があるように日本一になって笑って引退しよう!
次は強靭な下半身の持ち主、鈴木将好くんです。商学部みんなを単位取得に導いた手腕にご期待ください。