4年生、最後の2日間
ブログをご覧の皆さま、こんばんは。
4年マネージャーの上野真栄です。
まず、本当に夜分遅くの更新になってしまったこと、申し訳ございません。
「これが最後のブログかな」と思うと一つひとつの言葉に悩んでしまい、こんな時間になってしまいました。
あと、完全に私の自己満足記事であることを最初にお詫びいたします。
同期の東大主務、中川マネージャーの『僕の野球人生』を読んだら胸が熱くなり、私までテンションがハイになってしまいました。
(すごくいい記事なので、見ていない方はぜひ東京大学野球部のFacebookをご覧ください。)
今朝いつも通り携帯のアラームで目を覚まして、いつも通り寝ぼけ頭でぼーっとしながら「もう少し寝たいなー」なんて考えていたとき、ふと目に入った「10月19日 金曜日」という文字を見て、急にハッとしました。
今日が四年生にとって、最後の練習日。
4年間ずーっと続いてきた「あたりまえ」が終わる日です。
6時前に起きてマネージャー室に向かい、みんなが朝ごはんを食べたかをチェックして、自分も朝ご飯を食べて、パソコンに向かい、1日のやることリストを書き出して「あっ、これ今日中にやらなきゃ…」と焦ったり、「こんなことやりたいな」と思っていたことが少しでも前進して喜んだりしながら、キーボードを叩く毎日。
まだ大学生なのに、悩みは目の疲れと肩こりと運動不足。今日も「まなえ、眉間にシワよってる」と同期に言われてショックを受ける。
時にはマネージャー陣や、練習から帰ってきた選手と冗談を言い合ったり、練習に取り組むみんなの写真を撮ったり、食堂のパートさんとお菓子を食べたり。
今日もこんな「あたりまえ」の中にいて、このブログを書いている今でもその中にいて、明日、明後日神宮で戦ったら「あたりまえ」が終わっているなんて、とても信じられません。
いよいよ明日、秋季リーグ戦最終カード、対明治大学戦を迎えます。
私たち4年生にとっては、泣いても笑っても今週末が大学野球生活の最後です。
どれだけ思い出を美化しようとしても無理なくらい、楽しいことより辛いことの方が多い4年間でした。
心の底から腹を立てて、選手に怒ったこともたくさんありました。
多分(というより絶対)、選手にとっては本当に口うるさくてうっとうしいマネージャーだったと思います。
後輩のマネージャーに怒ったこともたくさんありました。
多分(こっちも絶対)、後輩にとってもとてもめんどくさい先輩だったと思います(笑)
これといった特技もなく、本当に平凡だった私が、日本一を本気で目指すことができたのは、立教大学野球部の指導者の皆さま、選手・学生コーチ・マネージャーのみんな、そして関わってくださった全ての方々のお陰です。
残念ながらその夢を自分たちの代で叶えることはできなかったけれど、自分の代での日本一を本気で夢見た4年間に後悔はありません。
時には厳しい言葉もかけられるけれど、「挑戦したい」という気持ちをぶつけたらいつも背中を押してくれた監督さん。
私たち裏方に対しても目を配ってくれ、お茶を淹れると「美味しい」と声をかけてくださるような、細やかな心遣いが本当に素敵な蒲谷助監督。
お仕事のあと練習に出て、誰よりも疲れているはずなのに、いつも笑顔で声をかけてくださる吉澤コーチ。
自分が大変なときでも周りのことを気遣って、いつも笑顔を絶やさずチームを繋いでくれたキャプテンの健造。
周りが驚くようなことばっかりするけど、誰よりも勉強家で、いつも圧倒的な結果を残して背中でみんなを引っ張る副将の種田。
下級生のころ怪我をして4軍で苦しんでいたのに、コツコツと努力をして1軍まで這い上がった同じく副将のリンダ。
(とにかくいつも優しくて、話すと心から癒されます。)
面倒くさがりなのに、やるときはびしっと決めてチームをさっとまとめてしまう、頭のいい学生コーチチーフのくろこう。
トップのポジションとは思えないくらい親しみやすくて、みんなに愛されている同じく学生コーチチーフの憲吾。
普段どう話しかけても訳のわからない言葉で返してくるのに、練習中は打って変わって真面目でカリスマ性のある投手コーチチーフの両角。
ベンチの中には入れないけれど、リーグ戦の時ベンチ裏から誰よりも大きな声を出してチームを鼓舞するトレーニングコーチチーフのぐっさん。
第一印象は陽気な関西人だけど、本当に真面目でとにかく選手想いで優しい育成コーチチーフの徳人。
そして、口下手だけど、ものすごく熱いハートを持ってマネージャーの仕事に取り組んでいた主務の寛太と、
超超超真面目でいつも誰よりも丁寧に仕事をしていた副務の久戸瀬。
(3人とも頑固なので、同期のマネージャーで意見がぶつかったこともたくさんありました。笑)
【チームを引っ張ってくれた10名の幹部】
ここには挙げられなかったけれど、他44名の同期に、128名の後輩たち。
誰よりも熱く応援してくださる保護者の方々、
OBOGのみなさま、
暑い日も寒い日も全力でスタンドを盛り上げてくれる応援団のみなさま、
どんなに遠い場所でのオープン戦にも必ず足を運んでくれた立教スポーツ編集部のみなさま、
ファンのみなさま。
最後は絶対に、みんなと勝利を掴んで終わりたい。心からそう思います。
試合が始まってしまったら、マネージャーという立場は何もできないけれど、最後まできっちりと自分の責任を果たして、あとはグラウンドで戦う選手たちを全力で応援したいと思います。
【大学1年生7月時の集合写真】
【先日神宮球場にて撮影した集合写真】
皆さん、どうか4年間でこんなに大きくなった4年生最後の勇姿を神宮球場で見守ってください。
一緒にグラウンドの選手たちを応援しましょう!!!
最後の紫合戦、紫に染まったスタンドが見られるのを楽しみにしています。
最後まで熱い応援、どうぞよろしくお願いいたします!
【4年・マネージャー・上野真栄・都立武蔵】