2024秋季リーグ戦 対明治大学
ブログをご覧の皆様、お久しぶりです。
些細なことでもツッコミを入れたくなる、1年マネージャーの西田健太です。
甲子園のような盛り上がりを見せる東京六大学野球リーグの試合に日々感動しながら過ごしております。
今回は、毎年レベルの高いチームを作り上げてくる明治大学との試合。そこで生まれたドラマを皆さんにお伝えしていきたいと思います。また、最後には活躍選手のインタビューも掲載しておりますので、ぜひ最後までご覧ください!
10月12日(土)明治大学第一回戦
【スターティングメンバー】
1左 桑垣
2二 齋藤大
3遊 小林隼
4右 鈴木唯
5一 黄
6三 柴田
7中 北田峻
8捕 戸丸
9投 小畠
【投・小畠】
【一・黄】
【中・北田峻】
【二・齋藤大】
【投(途中出場)・森本】
【代打・松永】
【投(途中出場)竹中】
《試合結果》
M 210|001|000=4
R 050|000|00X=5
《戦評》
1回表、立大先発の小畠(3年・投手・智辯学園)は死球と犠打で一死二塁の危機を招くと、適時打を放たれ先制を許します。さらに後続に四球を許し、一死一、二塁とすると、適時二塁打を放たれ1点を失います。
2回表、小畠は先頭打者に本塁打を放たれ1点を失います。さらに後続に四球、犠打を許し一死二塁で降板します。援護に回った二番手の森本(2年・投手・福岡大大濠)は内野ゴロと四球で二死一、三塁としますが、後続を二飛に抑え危機を切り抜けます。
2回裏、この回先頭の五番黄(4年・内野手・興南)の中越本塁打で1点を返します。さらに、七番北田峻(3年・外野手・報徳学園)の左前安打、八番戸丸(4年・捕手・健大高崎)の野選、一番桑垣(3年・外野手・中京大中京)の四球で満塁の好機を作ると、二番齋藤大(4年・内野手・東北)の左越本塁打で4点を追加し逆転に成功します。
5回表、三番手の田中優(1年・投手・仙台育英)は先頭打者に二塁打を放たれるも、後続を抑え無失点とします。
6回表、田中優は一死から4連打を浴び1点を失います。しかし、援護に回った竹中(3年・投手・大阪桐蔭)が後続を三振と内野ゴロに抑える好投を見せます。
9回表、8回から登板した吉野蓮(3年・投手・仙台育英)は相手打線を三者凡退に抑え5ー4で勝利いたしました!
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10月13日(日)明治大学第二回戦
【スターティングメンバー】
1左 桑垣
2二 齋藤大
3遊 小林隼
4右 鈴木唯
5一 黄
6三 柴田
7中 北田峻
8捕 戸丸
9投 大越
【投・大越】
【三・柴田】
【捕(途中出場)・大山】
【一(途中出場)・鬼頭】
【代打・西川】
【投(途中出場)・塩野目】
【代打・丸山】
《試合結果》
R 000|000|001=1
M 301|022|00X=8
《戦評》
1回裏、立大先発の大越(3年・投手・東筑)は二死から安打と味方の失策で走者を溜めると、後続に適時三塁打を浴び、2点を先制されます。さらに続く打者に適時打を放たれ、この回3点を失います。
3回裏、大越は安打と犠打で一死二塁とされると、後続に適時三塁打を許し1点を失います。
5回裏、この回から登板した二番手塩野目(4年・投手・足利)は安打と犠打で一死二塁の危機を招くと、後続に適時打を放たれ1点を追加されます。
6回表、先頭の二番齋藤大の左前安打、四番鈴木唯(3年・外野手・東邦)の四球で一死一、二塁の好機を作りますが、後続が中飛と一ゴロに打ち取られ、得点できません。
6回裏、三番手として登板した小林誠(2年・投手・日大二)は2本の内野安打と四球で二死満塁とすると、後続の適時打に味方の失策も絡み2点を失います。
四番手佐々木(4年・投手・日大習志野)は 7、8回を無失点に抑える好投を見せ、最終回の攻撃に望みを繋げます。
9回表、後がない立大は、五番黄、六番柴田(4年・内野手・東明館)の連続四球、相手投手の暴投で一死二、三塁とすると、八番代打丸山(2年・内野手・大阪桐蔭)の二ゴロ間に1点を返します。なおも二死三塁としますが、後続打ち取られ1ー8で敗戦いたしました。
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10月14日(月)明治大学第三回戦
【スターティングメンバー】
1中 桑垣
2二 齋藤大
3一 黄
4右 鈴木唯
5三 柴田
6左 山形
7遊 小林隼
8捕 戸丸
9投 竹中
【捕・戸丸】
【投・田中優】
【代打・吉澤】
【二(途中出場)・田中祥】
【投(途中出場)・小林誠】
【投(途中出場)・朝井】
【右(途中出場)・菅谷】
《試合結果》
M 000|340|602=15
R 000|000|010=1
《戦評》
4回表、立大先発の竹中は2つの四球で走者を溜めると、後続に本塁打を放たれ3点を先制されます。
5回表、竹中は安打と盗塁で得点圏に走者を背負うと、続く打者に安打を放たれ1点を追加されます。さらに後続に適時二塁打、本塁打を浴びこの回一挙4点を失います。しかし、二番手田中優が援護に回り、後続を三振に抑えます。
7回表、田中優は長打と味方の失策、安打などで2点を失い、三番手朝井(4年・投手・健大高崎)が援護に回ります。しかし、相手打線の勢いを止めることが出来ず、2本の安打に味方の失策が絡むなど、この回6点を失います。
8回表、この回から登板した四番手森本は、二死から四球を出しますが、後続を三振に斬り無失点とします。
8回裏、一番代打吉澤(4年・外野手・立教新座)が本塁打を放ち1点を返します。
9回表、五番手として登板した小林誠は四球と本塁打で2点を失います。
9回裏、後がない立大は、二死から途中出場の六番北田峻が四球で出塁するも、後続が中飛に倒れ1ー15で敗戦いたしました。
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今回は、第一回戦で決勝の満塁ホームランを放った齋藤大、リーグ戦初登板で初勝利を挙げた森本、初のリーグ戦の舞台で無失点の好投をした佐々木の3人にインタビューを行いました!
【満塁ホームランを放っても常に冷静な齋藤大】
西田:第一回戦での試合を決定づける満塁ホームラン、打った時の感覚を教えてください!
齋藤大:打った瞬間に手応えはあまりありませんでしたが、うまく運ぶことができたのでよかったです!
西田:今季のリーグ戦では得点に絡むヒットが多くなっておりますが、その勝負強さの秘訣を教えてください。
齋藤大:絶対打とうという気持ちが強いと力んでしまうので、ここで打たなくても後が繋いでくれるから大丈夫という気持ちで楽に打席に入れているのが結果に繋がっていると思います。
西田:最後に、最後のカードとなる東京大学戦に向けて意気込みを聞かせてください!
齋藤大:これまで多くの支えがあったからこそ、リーグ戦で思う存分戦えています。その感謝の気持ちを持ちながら、必ず勝ち点を取ってリーグ戦を終えたいと思います!
西田:ありがとうございました!
【明治打線を完璧に封じ込めた森本】
西田:初登板、そして初の勝ち投手となった感想を教えてください!
森本:初登板で勝ち投手になれたことは素直に嬉しいです!打線の援護と守備のおかげで取れた初勝利なので本当に味方に感謝しています。
西田:2回途中の早い段階でエースからマウンドを託された際、どのようなことを意識してマウンドに上がりましたか?
森本:1アウト2塁というピンチの場面でマウンドに上がりましたが、小畠さんから初登板の時は気持ちだけは受け身になるなと言われていたので、絶対に無失点に抑えるという強い気持ちを持ってマウンドに上がりました!
西田:最後にリーグ戦最終カードとなる東京大学戦に向けて、意気込みをお願いします!
森本:東京大学さんとどのような試合になるかは分かりませんが、4年生と神宮でできる最後の試合なので、最後のカード勝ち点取って終われるよう自分が任せられたイニングは必ずゼロで抑えれるよう全力で投げます!
西田:ありがとうございました!
【初登板で好リリーフを見せる佐々木】
西田:初のリーグ戦での登板を見事無失点で抑えました、どのようなことを意識してマウンドに上がったのでしょうか?
佐々木:良い投球をしようというより、「自分の4年間やってきた事を出し切る」という事を意識してマウンドに上がりました!
西田:佐々木さんはデータ分析も行っていますが、その分析は今回の投球に良い影響をもたらしたのでしょうか?
佐々木:そうですね。打者によって得意としているゾーン・苦手としているゾーンは頭に入っていたので、そのデータが今回の投球に良い影響を与えたと思います。
西田:最後に4年間の集大成となる東京大学戦に向けて、意気込みをお願いします!
佐々木:自分の野球人生において最後の公式戦になるので、明治大学戦と同様に4年間やってきた事を出し切ることに集中したいと思います!
西田:ありがとうございました!
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いかがでしたでしょうか。結果としては負け越してしまいましたが、第一回戦で接戦の中粘り強く戦って手に入れた1勝は、チームにとって非常に大きな価値があるものだと思います。
4カードを終えてここまで13試合の熱戦を見せてくれている選手たち。最後の1カードとなった東京大学戦では、残りの力を振り絞って全力で勝ち点を取り、皆様に春から成長した姿を見せられるよう部員全員が結束して戦ってまいります!
残り僅かとはなりますが、ご声援の程よろしくお願いいたします。
【1年・マネージャー・西田健太・報徳学園】