あと一歩
TOKYO ROCKSをご覧の皆さま、こんにちは!
1年マネージャーの玉村です。たまちゃんです!
3回目の登場ですので、覚えていただけていたら嬉しいです。
実は、僕は先々週のリーグ戦後より体調を崩してしまい、入院していたので、今カード3試合は全て病室からの観戦となってしまいました。
大事な時期にご迷惑をおかけしてしまったので、復帰後は遅れを挽回できるよう、より一層精進して参ります。
皆さまも季節の変わり目ですので、お体にはお気を付けください。
僕の話はさておき、白熱した対慶應義塾戦を振り返っていきましょう!病室では血眼になって一球も逃すことなく中継を見ておりましたので、試合の模様をきっちりお伝えできるかと思います!
<1回戦>
立教戦からスタメンを大きく変更して挑んだこの試合、東大は初回から先制に成功します。先頭の岡外野手(1年/小倉)がファールで粘ると、11球目はサードへの痛烈なゴロとなり、これが相手のエラーを誘って出塁します。
[1年生ではリーグ戦のスタメン1番乗りを果たした岡外野手]
その後送りバントとヒットでチャンスを広げると、ここで迎えるバッターは田口内野手(4年/西大和学園)。ライトへの犠牲フライできっちりと4番の役目を果たします。
[鋭いスイングでライトへライナー性の犠牲フライを放つ田口内野手]
立ち上がりを三者凡退に仕留めた宮台副将(4年/投手/湘南)はバッティングでも球場を魅了しました。2回表、自らレフト前にタイムリーを放ち追加点をあげます。
[抜群の立ち上がりを見せる宮台副将]
[レフトへのタイムリーヒットを放ち打撃でも活躍する宮台副将]
[黒田主務(4年/西大和学園)をはじめ、宮台投手のタイムリーに盛り上がるベンチ]
さらに辻居外野手(2年/栄光学園)も続き3-0とします。
[ライトへのタイムリーを放つ辻居外野手]
3回裏、フォアボールのランナーを2本のタイムリーで返され3-2とされますが、後続を断ちリードを守ります。
追加点の欲しい東大は5回表、チャンスでまたも田口内野手。ショートへの痛烈な打球は強襲の内野安打となり4-2。リードを再び広げます。
[貴重な追加点を上げるタイムリーを放つ田口内野手]
さらに6回表には新堀内野手(2年/麻布)に待望のソロホームランが飛び出し、リードを3点とします。
[リーグ戦初となるホームランを放つ新堀内野手]
打線の奮起に応えて、宮台投手もランナーを出しながらも粘りのピッチングを披露します。
[要所を押さえて追加点を許さないピッチングの宮台副将]
そして、最後のバッターをファーストゴロに打ち取り、今シーズン初勝利を5-2で掴みました!!!
[最後のバッターへ渾身の投球を見せる宮台副将]
[勝利の瞬間、ファーストゴロを捕球しトスする田口内野手(左)とベースカバーにはいる宮台副将(右)]
<2回戦>
15年振りの勝ち点を懸けて臨んだこの試合、マウンドを託されたのは濵﨑投手(2年/鶴丸)。毎回のようにランナーを背負う苦しいピッチングでしたが、4回までを1失点に抑えます。
[開幕以来の先発となった濵﨑投手]
すると4回裏、ヒットとフォアボールでチャンスを作ると、山下朋内野手(2年/東海)のセンター前へのタイムリーで1-1の同点に追いつきます。
[代打でレフト前へのヒットを放ち、チャンスを拡大した磯野内野手(3年/時習館)]
[同点タイムリーとなるセンター前へのクリーンヒットを放った山下朋内野手]
しかし、5回、7回と慶應打線に追加点を上げられ、4-1で敗戦となりました。
<3回戦>
1勝1敗として迎えたこの試合、東大はベンチ入り選手25人中23人が出場する総力戦となりました。
1回表、フォアボールとヒットでチャンスを作ると、4番田口内野手が三塁線へ痛烈な当たりを放ちます。惜しくも相手の三塁手の好捕に阻まれますが、併殺崩れの間に東大が1点を先制します。
[三塁線へ痛烈な打球を放つ田口内野手]
[1回戦に続き先発をした宮台副将]
しかし3回、4回と慶應打線が爆発し、8-1と7点のリードを許す展開になってしまいます。なんとか反撃したい東大打線は7回、相手のエラーと辻居外野手のタイムリーで2点を返すと、なおもチャンスで迎えるバッターは3番楠田副将(4年/外野手/桐朋)。交代した相手投手の初球をレフトスタンドに運び、3ランホームラン。8-6と2点差まで迫ります。
[3ランホームランを放った楠田副将(右)とハイタッチを交わす田口内野手(左)]
7回8回と慶應に追加点を上げられ、再び7点差とされた東大でしたが、最後まであきらめませんでした。9回表、1アウト後から宮本投手(2年/土浦一高)がセンターオーバーのツーベースを放つと、続く辻居外野手がレフトスタンドにホームラン。その後も打線が繋がり、この回5安打を集中させ4点を返しました。
[最終回の猛攻の狼煙となった二塁打を放つ宮本投手]
[リーグ戦第1号となるレフトへの特大ホームランを放つ辻居外野手]
[現役選手では最多となる六大学通算51安打目をセンター前へ放つ楠田副将]
[三遊間を破るヒットを放つ打撃好調の岡外野手]
しかし反撃もここまで。結果は13-10で敗戦となりました。
[白熱した試合結果を映し出す3回戦のスコアボード]
今カードの試合を見て、2つ印象的だったことがありました。
1つ目は先輩方の表情です。3回戦、1点リードの展開で慶應の岩見選手に逆転3ランを打たれた後の宮台副将は本当に悔しそうでした。最終回、猛攻を見せながらも敗戦に終わった後の楠田副将も目に涙を浮かべていました。4年生の先輩方は、本気で人生を懸けるような思いで最後のリーグ戦に臨んでいるのだと改めて実感しました。
2つ目は応援してくださる方々の存在です。応援部の方はもちろん、たくさんのファンの方が選手と同じぐらい必死に声を張り上げて応援してくださっていました。こういった声援こそが選手を後押しする力となっているのだと確信しました。
こうした素晴らしい環境に、自分も一緒に置かせていただけていることに本当に感謝です。
次回のリーグ戦は以下の通りです。
繰り返しになりますが、ファンの方の声援は必ず選手の力になりますので、どうか神宮球場まで足を運んでいただければと思います。
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早稲田大学戦
9月30日(土) 13時試合開始予定 後攻一塁側
10月1日(日) 10時30分試合開始予定 先攻三塁側
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自分が入部して以来、初のリーグ戦での勝利だったため、興奮が冷めきらず、とても長くなってしまいました…
最後までお付き合い頂いた方、本当にありがとうございます。
次回のブログは奥山が担当いたします。お楽しみに!