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主将 梅林 浩大
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☀高校野球☀

TOKYO ROCKSをご覧の皆様、こんにちは!

2年マネージャーの小林です。

 

7月12日の練習をもって弊部は試験オフ期間に入りました。

ここ最近は気温の高い日々が続き、練習も普段より過酷に感じていた選手たち。良いリフレッシュとなるといいですね。

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[オフの始まりを喜ぶ大鳥外野手(3年/早稲田実)]

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[(手前から時計回りに)楽しそうな有賀内野手(2年/都立西)須川外野手(2年/富山)澁谷捕手(2年/筑波大附)土井外野手(2年/國學院久我山)]

さて、これはここ数日の寮のロビーでの様子です。昼食時に夏の高校野球をテレビで見て、連日大盛り上がりしています。

特に、弊部選手の母校の試合時には、その応援にも大変熱が入っています!

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[(左から)試合展開に一喜一憂する平山投手(2年/栄光学園)、須川外野手、笠原内野手(2年/湘南)]

 

今となっては先輩目線で高校野球を楽しむ東大野球部員ですが、そんな彼らも数年前までは高校球児でした⚾

というわけで今回は彼らの高校時代のお話を聞いてみました!

 

まずは、昨年度の山田前主将(H30卒)、今年度の宇佐美舜也主将(4年/外野手/桐朋)と、2年連続でキャプテンを輩出した桐朋高校OBメンバーです。

宇佐美尭也外野手(2年/桐朋)石元内野手(2年/桐朋)は高校時代も同期です。

桐朋ファミリー

[(左から)宇佐美尭也外野手、宇佐美舜也主将、石元内野手]

桐朋ファミリー

[(左から)高校時代の石元内野手、宇佐美舜也主将、宇佐美尭也外野手]

――――高校時代の思い出は何ですか?

宇佐美舜「最後の夏の直前の練習試合で創価高校に勝ったことです。」

宇佐美尭「3年間苦しいことの方が多かったが、最後の夏大のあの雰囲気が忘れられません。」

石元「秋の東京都大会で本戦に行けたことです!」

――――高校時代のお互いの印象を教えてください。

宇佐美舜「石元は高校生の時の方が謙虚だった(笑)。尭也は今とあまり変わりません。」

宇佐美尭「生意気な今では考えられないが、石元は常に周囲に厳しい声かけをしてチームを引っ張っていました。あと、正座が苦手で監督に正座で説教された時に苦しくて過呼吸になっていたこともあります。」

石元「尭也は常に周りを見て行動していて頼りがいがあったね。舜也さんは、真面目に黙々と努力してた印象があります。」

――――高校時代の楽しかった思い出は何ですか?

宇佐美尭「部室で皆でたわいもない話をしていた時間が楽しかったです。」

 

続いては開成高校OBメンバーです。現在弊部では5人所属しており、これは部内の最大勢力となっています。

メンバーは星川外野手(4年/開成)田中弘毅投手(2年/開成)松田投手(2年/開成)奥野投手(1年/開成)辻外野手(1年/開成)です。

その中から星川外野手、田中弘毅投手、奥野投手に話を聞いてみました!

開成ファミリー

[(上段左から時計回りに)星川外野手、松田投手、奥野投手、田中弘毅投手、辻外野手]

――――高校時代の思い出は何ですか?

星川「3年の夏大会で有坂くん(4年/副将/投手/城北)を擁する城北高校と対戦してぼろ負けしました。8回コールドにも関わらず有坂投手に15奪三振されたのが心に残っています。」

田中弘「最後の夏大の2週間前にキャッチャーに転向したことです。」

奥野「勝てなかったことに悔いは残りますが、一生の思い出になるような充実した日々でした。」

田中

[(左から)高校時代の田中弘毅投手、大学時代の田中弘毅投手]

――――高校時代の楽しかった思い出は何ですか?

星川「澁谷君の兄が僕の代のキャプテンだったんだけど、練習試合で彼と2者連続ホームランを打ったことがあるよ。」

奥野「サインなし、全球フルスイングという従来の型にハマらない野球は非常に爽快でした。また今でも月一回集まっている同期はもちろん、後輩とも仲が良くチームの結束力が強かったので野球をする事自体が楽しかったです!」

H30.07.07vsソウル大 (389)

[先日のソウル大戦でホームランを放った星川外野手]

――――高校時代のお互いの印象を教えてください。

星川「田中は中3の時とてもやんちゃだった。(笑)。」

田中弘「自分が中3の時に星川さんに本気で怒られたので、それが怖かったです。松田は当時から良いピッチャーでした。あと、奥野は当時から球が速くて落ち着いていて、辻は練習試合デビューでいきなりホームラン打ってビビったのを覚えています。」

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[(左から)高校、大学でも同期の松田投手、田中弘毅投手]

――――高校時代で悔しかったこと、悲しかったことはありますか?

田中弘「勝てなかった事。でも高校の時勝ってたら東大入っても野球やらなかったと思うので微妙な所です(笑)。」

奥野「週一回の練習でも工夫次第で勝てるということを証明したかっただけに初戦で負けてしまった事は今でも悔しいです。また個人としても指導者の方々の期待通りの選手に成長できなかった事も悔いが残ります。」

奥野

[高校時代の奥野投手]

 

つづいては茨城県屈指の進学校、土浦一高から松延内野手(3年/土浦一)宮本投手(3年/土浦一)です。

宮本投手にインタビューしてみました。

土浦一ファミリー

[(左から)松延内野手、宮本投手]

――――高校時代の楽しかった思い出は何ですか?

宮本「年に2回ある遠征が楽しかったです。」

土浦一ファミリー

[(左から)高校時代の松延内野手、宮本投手]

――――高校時代の松延内野手の印象を教えてください。

宮本「オンとオフの切り替えがすごいと思いました。」

――――高校時代で悔しかったこと、悲しかったことはありますか?

宮本「夏の大会で負けた時です。3年生が引退するのでどの学年の時も悔しく、悲しかったのを覚えています。」

 

そして、昨年度の副将で北海道日本ハムファイターズにドラフト指名された宮台投手(H30卒)の母校でもある湘南高校OBメンバーです。

柳田副務(3年/湘南)、笠原内野手、大音捕手(1年/湘南)大久保投手(1年/湘南)の4名が現在在籍しています。

高校では笠原内野手と大音捕手が同級生、大久保投手が一つ下の学年になります。

今回は笠原内野手、大音捕手、大久保投手の3名の選手にインタビューしてみました!

湘南ファミリー

[(左から)大音捕手、笠原内野手、大久保投手]

――――高校時代の思い出は何ですか?

笠原「新チーム結成時に僕と大音がキャプテンに立候補して、投票の結果、大音がキャプテンになった経緯があります。大音は野球に関しては真面目すぎるくらい真面目だったイメージです。」

大久保「とにかく今までにない程そしてこれ以降もないだろうというくらいに野球に時間を費やしたことです。」

――――高校時代のお互いの印象を教えてください。

大音「笠原は、めちゃめちゃ負けず嫌いでした。一緒にラントレした時だけでなく、テスト、サッカー、遊びのテニス、バドミントンなども全て全力で勝ちにきました。そして勝つたびに僕にアイスを奢らせようとするのでした(笑)。」

大久保「笠原さんは練習の時は怖いが、普段は優しい先輩でした。センターからの声かけがマウンド上で心強かったです。また、大音さんは個性豊かな人たちを中立的な立場でまとめるキャプテンでした。後輩に対して優しかったです。」

笠原

[高校時代の笠原内野手]

――――高校時代で悔しかったこと、悲しかったことはありますか?

笠原「2年連続5回戦負けの夏大です。特にあとアウト4つで逆転された2年夏の5回戦は自分の指示ミスもあったので特に悔しかったです。」

大音「甲子園に行けなかったことです。」

大久保「自分たちの代で大会で勝ち上がれなかったことです。」

湘南

[(最下段左から2番目)大音捕手、(最下段左から3番目)笠原内野手、(中段右から2番目)大久保捕手]

 

最後は軟式出身の栄光学園OBメンバーです。彼らはとにかく母校愛が強くて仲が良く、お互いのことを『栄光ファミリー』と呼び合っています。

そんなファミリーのメンバーは辻居外野手(3年/栄光学園)伊津野内野手(2年/栄光学園)平山投手(2年/栄光学園)吉田捕手(1年/栄光学園)です。

浪人を経て入部した選手がいるため、高校では辻居外野手と伊津野内野手が同期で、そのひとつ下が平山投手と吉田捕手の代です。

栄光ファミリー

[(上段左から時計回りに)辻居外野手、伊津野内野手、吉田捕手、平山投手]

――――高校野球の思い出は何ですか?

辻居「自分がキャプテンだった代で秋に初戦コールド負けをして本当に苦しい冬だったが、春は苦しみながらも関東大会出場を果たせてから一気にチームがまとまって引退を迎えられ、キャプテンをやらせてもらったことを誇りに思えたことです。」

平山「辻居さんの代の負けた試合の9回ツーアウトで自分に回り、二球目を打ち損じ、ボテボテの内野ゴロだったがヘッドスライディングしてなんとか次のバッターである辻居さんに繋げたことが思い出です。その時今でも痕が残る怪我をしてしまいました。」

吉田「練習後にチームメイトで喋りながらのんびり歩いて帰ったことはとても楽しい思い出です。」

――――高校時代のお互いの印象を教えてください。

辻居「伊津野は守備範囲が広くて勝負強いというか何かもってる男だったね。」

伊津野「辻居はエースで四番でキャプテンで、さらに勉強もできて、とんでもない男だったね。チームの命運は辻居にかかっていたよ。フォアボールを8つ出して無失点に抑えた試合もあった。とにかくかっこよかったよ!!!」

辻居

[爽やかな辻居外野手]

――――高校時代で悔しかったこと、悲しかったことはありますか?

伊津野「最後の関東大会出場を賭けた試合で、延長戦の末敗れたことです。最後に打たれた場面に、守っていた自分の上を超えた打球はしばらく忘れられず、勉強が手に付きませんでした。」

吉田「自分の代の時に、横浜隼人に公式戦で一回も勝てなかったことです。」

――――平山投手は高校時代の先輩(伊津野内野手)と、現在同級生ということですが、どんな心境ですか?

平山「大学では同級生だからどうといったことはなく敬意を払っているので普段から敬語で話しています。伊津野先輩の野球に対する姿勢や人間性など、全てにおいて尊敬しています。」

伊津野平山

[(左から)高校生時代の伊津野内野手と、尊敬する先輩の隣で委縮する平山投手]

今回のブログはいかがだったでしょうか。

高校時代の話をしているときの選手たちの目はとても輝いていました!東大野球部員としてのこの4年間も、大人になったときにこうやってキラキラとした思い出として語れるような素敵な4年間となってほしいですね!

 

次回のブログは松田が担当します。お楽しみに!

小林智子(2年/マネージャー/桜蔭)

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