幕が下りる
TOKYO ROCKSをご覧の皆さん、こんにちは。
3年マネージャーの筒井です。
このROCKSブログは8月に担当して以来なので、だいぶご無沙汰となってしまいました。
気付けば夏が終わるどころか秋季リーグ戦も終わってしまい、こんな一瞬で何もかもが終わってしまうのか、と時の流れの速さを感じずにはいられません。
まずは先週末に行われた最終カード・法政大学戦を振り返ります。
【10月20日(土) 対法政大学1回戦】 ●0―8
1回表の東大の攻撃、笠原内野手(2年/湘南)の二遊間を抜ける当たりで出塁すると、辻居外野手(3年/栄光学園)が四球を選び、続く三鍋捕手(4年/川和)も内野安打を放ち一死満塁とチャンスを広げます。
[笠原内野手]
[三鍋捕手]
しかし、後続が続かず、得点をあげることができません。
一方、今シーズン6度目の先発マウンドを託された小林大雅投手(3年/横浜翠嵐)の立ち上がりですが、小林満平選手に死球を当ててしまうと、その後ヒットを積み重ねられ、初回に1点を失ってしまいます。
なんとか塁に出て反撃の糸口をつかみたい東大打線ですが、三浦投手を前になかなか1本が出ず。
法政大学に小刻みに得点を重ねられ、最終的には0-8で完封負けを喫しました。
ですが、この試合でついに初安打を記録した石元内野手(2年/桐朋)
最終回にこの試合唯一の長打を放った武隈外野手(2年/鶴丸)
[写真:(左から)リーグ戦後半から三塁コーチを務めた田畑内野手(4年/戸山)、武隈外野手]
初ベンチ入り、初登板を飾った小宗投手(1年/私立武蔵)
[写真:四死球を出したものの、1回を1失点に抑えた小宗投手]
と随所で下級生の存在感が光る試合となりました。
【10月21日(日) 対法政大学2回戦】 ●2―8
なんとしても今年初勝利を挙げたい2回戦。有坂投手(4年/副将/城北)に先発マウンドが託されました。
初回に1点を許すと、2回には法政打線につかまり一挙5点を奪われてしまいます。
一方の東大打線は法政大学の先発・高田投手をとらえることがなかなかできません。
3回からは有坂投手に代わり宮本投手(3年/土浦一)がマウンドにあがります。4回には満塁のチャンスを与えますが無失点に切り抜け、得点を許しません。
試合が動いたのは6回の裏、先頭打者の宮本投手がセンター前ヒットで出塁すると、続く平田内野手(4年/甲陽学院)が初球でしっかりと送りバントを決めます。
打順は1番に回り、初回にヒットを放っている梅山外野手(2年/四日市)のライトオーバーの2塁打で宮本投手は一気に本塁生還。ようやく1点を奪います。
[リーグ戦終盤の打撃の好調が光った梅山外野手]
[ホームインした宮本投手]
続く笠原内野手もセンター前ヒットを放ち俊足梅山外野手がホームイン。2点目を入れました。
これ以上点差を広げられたくない展開でしたが、7・8回にも1点ずつ追加点を加えられ、2-8で敗れる結果となりました。
また、この法政大学戦をもって、東大の試合は全日程終了、4年生は卒部となりました。
最終戦後に行われた卒部セレモニーではたくさんの方に見ていただき、4年生の皆さんもいつも熱いご声援を送ってくださる応援部、ファンの方への感謝の気持ちを伝えられたのではないかと思います。
[セレモニーで挨拶をする宇佐美舜也外野手(4年/主将/桐朋)]
4年生の方々は私にとって“優しいお兄ちゃん”のような存在で、個性豊かな皆さんが大好きでした。
卒部は本当に寂しいですし、先輩という存在がいなくなってしまうことへの不安も感じています。
また、この1年間のリーグ戦を振り返れば0勝20敗1分。
Team2018として勝利をあげることはできませんでした。
このチームで勝ちたい、勝つんだという思いが個人的に強かったのでただただ悔しいです。
これからはついに私たち3年生がチームを引っ張っていく番となります。
新体制からも変わらぬ応援を何卒お願いいたします。
さて、リーグ戦の全日程が終了した後には1、2年生が出場するフレッシュトーナメントが開催されます。
今年はまず6大学を2つのブロックに分け、その中で総当たり戦を行った後、順位決定戦を行うという流れになっています。(詳細はこちらから)
今のメンバーであれば春季フレッシュリーグの5位を上回る成績を残してくれると信じています。
平日ですがお時間ある方は是非神宮球場に足をお運びください。
今回はここまでとさせていただきます。
次回のブログは玉村が担当いたします。
どうぞご期待ください。
最後は最終戦終了後に撮影したTeam2018のマネージャー陣の集合写真でお別れです。