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オンライン対談企画~東大野球部の1年~

TOKYO ROCKSをご覧の皆さま、こんにちは!
2年マネージャーの小野増田です。

新型コロナウイルスの影響で大変な状況が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
弊部は現在も全体練習等の活動を自粛しております。私たちマネージャーもリモートでの活動を続けています。

1日でも早く、皆さまと球場で元気にお会いできることを楽しみにしています!

さて、本日は2年マネージャー小野と増田の対談形式「東大野球部の1年」をご紹介します!オンラインで対談を行いました。

ファンの皆さま、新入生の皆さんに東大野球部について知ってもらえたら嬉しいです!

弊部公式Instagramで公開した「東大野球部の1年」に沿ってご紹介するので、ぜひ合わせてそちらもご覧ください↓↓↓
このブログでも数枚ずつ写真をご紹介しますが、公式Instagramのほうにはもっとたくさん写真があるのでお楽しみいただけると思います!

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私たちは昨年4月にマネージャーとして入部して、あっという間に1年が過ぎました。
この1年間はどの時間を切り取っても充実した毎日でした。
そんな私たち2人の目線で語る「東大野球部の1年」をぜひお楽しみください!

 

――――――対談スタート――――――

 

『東京六大学野球・春季リーグ戦』
東京六大学野球は東京大学、立教大学、早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、法政大学の6つの大学によるリーグです。

4,5月の春季リーグ戦、9,10月の秋季リーグ戦は、全て明治神宮野球場にて開催されています。

増田:それでは、2年女子マネージャー目線で「東大野球部の1年」を振り返りましょう!
まず、昨年の開幕戦は2人で一緒に見にいきましたね!
2人とも入部はしていましたがその時はマネージャーとしてではなく、応援席で観戦しました。

小野:もう1年前のことですか!早いですね!

増田:その後、次の週から実際にマネージャーの仕事をさせてもらいました。R01.10.27vsH② (98)
【神宮球場応援席の様子】

増田:最初にリーグ戦を見たときはどんな気持ちでしたか?

小野:最初の時は、やはり神宮に入ってすごく感動しましたね。応援部の応援が今まで見たことのないような感じで、熱意が溢れていて…応援部の皆さんは本当に熱く応援してくれているなと思いました。そのとき私もすごく熱くなって、紙メガホンを叩きすぎて壊しました…(笑)

増田:え、壊しちゃったの…(笑)

小野:これからはマネージャーとしてリーグ戦を毎回観戦できると思うと、すごく幸せな気分になりました。

増田:私の感想も結構似ています!
大学野球は学生のスポーツですが、ここまで盛り上がるのを見てとてもびっくりしました。応援部の応援も力強かったですね。もともとブラスバンドを聞くのが好きで『不死鳥の如く』が大好きだったので、初めて生で聞いて「ああこれか~」って感動しました。

小野:私はその時に初めてその曲を知りましたが、やはりそれから神宮でマネージャーの仕事をしている時に小声で歌ってしまうようになりました(笑)

増田:口ずさんでしまいますよね!

増田:では、マネージャーの仕事をやってみて、楽しかったことや大変だと思ったことはありますか?

小野:私が最初にした仕事は、たしかスタンプカード企画の担当でした。初めてこの仕事をして、すごく緊張しました。朝早い時間でもファンの皆さんがもう神宮へ応援しに来てくれて、東大野球部へのを感じました。
あと、スタンプをやっていると、ファンの方が「頑張ってね」と言ってくださったり、試合終了後も「今日は惜しかったね」「次回も頑張ろう」と声をかけてくださったりしました。自分は試合に出場しないけど、自分なりの仕事をしっかりして、なんとか勝利に貢献したいなと思いました。そして私は「次こそ勝ちます!」と大声で返しました。試合には出られないけど(笑)

増田:それすごくわかります!自分の入っている部活にたくさんのファンの方々がいる、というのは不思議な感じがして嬉しかったです!「頑張ってね」と声をかけてくださって、自分は試合には出ない立場ですが、「ありがとうございます!」感謝の気持ちでいっぱいになります。

小野:本当にファンの皆さんはありがたい存在ですね。

小野:あとは、カメラで試合の写真を撮ることが意外と難しかったです。
最初は「写真撮るのすごく簡単!」と思っていましたが、なかなかピントが合わなかったり、選手がヒットを打った時は喜んで手が震えてしまったり、良い写真がなかなか撮れなくて悔しいです。

増田:そうですね…「あ!ヒット打った!」と思って喜んで、あとから見たら「ピント合ってなかった…」みたいなこと結構ありますよね。ホームランもいきなり出ますよね!(笑)
良い瞬間を逃さないように構えておくことが大事ですね。

小野:思ったように良い写真を撮ることって難しいですね。

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【ホームランを放った岡副将(4年/外野手/小倉)

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【昨年の春季リーグ戦で8本のヒットを放った笠原主将(4年/内野手/湘南)

増田:でも振り返ってみると、大変なことってそんなにありませんでしたね。

小野:そうですね、そんなに大変ではなかったです。家に帰ったら疲れてすぐ寝てしまう時もあったけど、神宮にいるときは自分も熱くなって、大変だとは思わなかったですね。

増田:「楽しい」という気持ちの方が大きかったですね!

小野:リーグ戦見たいです…

増田:実はこの間、リーグ戦を見に行くを見ました(笑)私はカメラ担当で写真を撮っていました。どんな試合だったのかまで覚えていませんが…(笑)

小野:夢の中で神宮に行けるのって、羨ましいです(笑)

小野:あとは、東京六大学野球連盟の試合運営の仕事で、サイレンを押すのもすごい経験でした。

増田:たしかに、試合運営の仕事は男子マネージャーの役割というイメージでしたが、女子マネージャーも連盟の仕事をするようになりましたね。

小野:他大学のマネージャーと一緒に仕事ができて楽しいです!よくみんなでお話しています。
立教大学のマネージャーのお友達が私たちのブログを読んでくれていて、すごく嬉しいです。

増田:嬉しいですね。「読んだよ!」と言ってくれましたね。

小野:東大のマネージャーをやっていると、他大学のマネージャーとも仲良くなれることがすごく良いところだと思います。

 

『春季フレッシュリーグ』

増田:フレッシュリーグはとにかく朝が早かったです(笑)

小野:早かったですね。応援席がなかったので、ベンチの声が響いてきてすごかったです。

増田:そうですね、リーグ戦とはまた少し違う空気で選手の声が聞こえますね。

小野:本当に必死に試合をしているなって思いました。

増田:フレッシュリーグといえば、昨年は法政大学戦で勝ちましたね!

小野:勝ちました!

増田:宮﨑外野手(2年/開成)が活躍しました。

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【宮﨑外野手】

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【ホームランを放った井上慶秀内野手(3年/県長野)

小野:そのとき、私たち2人ともカメラ担当で写真を撮っていましたね!一緒に試合結果のツイートもしましたね!

増田:そうですね!その時最初間違えて、勝ち投手小宗投手(3年/私立武蔵)の名前の前に●をつけてしまいました…柳田さん(R2卒/前主務)に「○だよ」って言われましたね。

小野:すごく印象に残っています。「勝つと○なんだ」って思いました。小宗さん、ごめんなさい…(笑)

増田:ごめんなさい…(笑)とても良い試合でしたよね。

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【小宗投手】

小野:自分の同期が神宮で活躍している姿を見て、とても感動しました。

増田:普段は練習をしている様子を見ていて、その練習の成果が神宮で発揮されたのを見ることができて楽しかったですね。やっぱり勝つと嬉しいですね。

小野:本当にそうです。帰りの電車でツイート見てにやけていました(笑)

増田:ヒーローインタビューもありましたね。

小野:宮﨑すごいですね。頑張って宮﨑!(笑)

増田:私たちの学年では松岡捕手(2年/東京都市大付)がリーグ戦にも出場しましたね。

小野:松岡とは前日に「中国語のことならなんでも教えるよ」って偉そうにしゃべっていたのですが、次の日にもう試合に出ていてびっくりしました(笑)

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【松岡捕手】

増田:マネージャーとして部活に入っていますが、私もおのゆかちゃんもかなり東大野球部ファンですよね!(笑)ファンの皆さんと同じような目線で東大野球部を応援していると思います。誰かが活躍するとすごく嬉しいし、「あ!誰々が出ている!」みたいな感じに喜んでいます(笑)

小野:フレッシュは平日にも試合があったので授業と被って行けなかった試合もありましたが、そのときはツイッターを開いて、最新の試合速報を見られるようにずっとスライドして更新していました。でもやっぱり神宮で見たかったです…

増田:やっぱり試合は全部生で見たいですよね。ツイッターの試合速報良いですよね。担当の選手が頑張ってくれて…

小野:ツイートがあるから、どこにいても応援できて嬉しいです。今年は注目選手がたくさん入ってくれたので、今年の秋のフレッシュも絶対勝ちますよ!

増田:そうですね、これからはもっと強くなりますね!後輩にも期待しています。

小野:これからもどんどん活躍して、勝ってください!(笑)

増田:今この状況で、なかなか練習ができなくてすごくもどかしい状態だと思いますが、その分活動再開したら力を爆発させて勝ってほしいです!(笑)

 

『夏季OP戦、国公立大学戦』

国公立大学戦は東京都内の国公立大学の大会で、毎年6月頃に開催されています。

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森末内野手(3年/戸山)

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井澤投手(2年/札幌南)

増田:夏季オープン戦ではカメラアナウンスアナウンスの補佐をしましたね。

小野:オープン戦でとても印象に残っていることは、アナウンスするときに、井上遼太郎外野手(2年/筑波大駒場)を間違えて月原外野手(2年/県立川越)とアナウンスしてしまったことですね。今でも井上外野手にネタにされています(笑)

増田:私もアナウンスするとき、背番号を間違えてしまいました…最初は難しくてパニックになりますね。

小野:でも、もうすぐ神宮でフレッシュのアナウンスができるので、今まで失敗してしまった経験も生かして頑張りたいです。

増田:神宮でアナウンスをするのは楽しみですね。間違えたら大勢のファンの方が聞いているので緊張しますが…

小野:そうですね。でも今まで神宮のアナウンスって、1回も間違えているところを見たことないです。女子マネージャーの先輩方はすごいなとずっと思っています。

増田:そうですね、リーグ戦のアナウンスは本当にすごいなと思います。
あとオープン戦ならではの良さは、近くで試合を観戦できることですね!印象に残っている試合は、川出内野手(4年/刈谷)がたしか指名打者で出場してた試合です。最初の何打席か打てなくて、ベンチ横でずっと素振りをしていました。それを見て次は打ってほしいなと考えていたら、なんと次の打席でホームランを打ちました。私はその時カメラ担当で、その試合がすごく印象に残っています。

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【川出内野手】

小野:そうですね、ベンチに戻ってきた選手と目があって、「頑張って」と声をかけたこともありました。私の声が選手にも聞こえるので、応援したくなりますよね。

増田:リーグ戦とはまた少し違う雰囲気ですよね。
あとB軍戦では、学生コーチの先輩が試合の指揮をとりますよね。それもすごいなと思いました。

小野:そうですね。学生コーチはチームのことを全部考えて、チーム全体そして選手1人1人の事情を全部把握しているから、そんなにしっかりとまとめることができるんだなと思いました。

増田:練習メニューを考えたり、試合メンバーを決めたり…学生コーチの力は大きいですね。

小野:東大野球部では学生コーチも募集しているので、大学に入って選手とは違う形で東大野球部と関わってみたいと思っている方、新しいことに挑戦してみたい方、ぜひ見学に来てくださいね!

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【(左)吉田マネージャー(3年/栄光学園)、(右)横井学生コーチ(3年/神奈川県聖光学院)

 

『双青戦(京都大学定期戦)』
毎年、京都大学と行う定期戦です。両校のスクールカラーにちなみ、双青戦と呼ばれています。

増田:去年の双青戦は武隈外野手(4年/鶴丸)がホームランを打って、勝ちましたね。点を取ったり、取られたり、すごいシーソーゲームでしたね。

小野:確かそのとき私は試合結果のツイートをしました。スコアを見て、武隈さんすごいと思いました。

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【武隈外野手】

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土井外野手(4年/國學院久我山)

増田:笠原主将や土井外野手、岡副将にも長打が出ました!
あと懇親会も良かったですね。六大学以外の人と交流する良い機会です。選手も高校同期や知り合いと再会して、盛り上がっていましたね。

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【(左から)藤井捕手(3年/桜修館中等教育)櫻木外野手(3年/鶴丸)大久保投手(3年/湘南)、横井学生コーチ、奥野投手(3年/開成)

小野:京都大学の同期のマネージャーの子と少し話しましたね。これからも関わり続けたいです。

増田:また今度の双青戦で会えるといいですね。今年はどのようになるか未定ですが、ぜひ応援してください!

小野:応援よろしくお願いします!

 

『スポーツデー・野球教室』
弊部は練習や試合ばど普段の活動とは別に、子どもたちに野球を教える取り組みも行っています。
昨年は6月に東大球場スポーツデー、11月に文京ベースボールフェスタを行いました。
8月には東京六大学野球連盟主催の少年少女野球教室もあります。

増田:野球教室に関してはおのゆかちゃんの方が詳しいね。

小野:実はスポーツデーの時は寮で仕事をしていたので、詳しいことはそこまで覚えていないのですが、文京ベースボールフェスタは自分が担当しました。まだわからないことが多く、主務の玉村さん(4年/主務/渋谷幕張)が色々助けてくれました(笑)
文京ベースボールフェスタは小学生向けに東大野球部とトヨタ自動車硬式野球部合同で開催する野球講座です。普段は東大球場で開催するのですが、去年はあいにく雨が降って、トヨタ東京本社で開催することになりました。
その時、特に印象に残ったことは、選手がみんな小学生と仲良くしていて、可愛い表情になっていたことです。私はその時カメラで写真を撮っていて、普段とは一味違う良い写真がたくさん撮れました。

増田:普段の練習や試合とはまた違う表情ですよね。優しいお兄ちゃんっていう雰囲気ですね(笑)

小野:そうです!優しいお兄ちゃんでした(笑)

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【スポーツデーでの玉村主務】

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【スポーツデーでの須川学生コーチ(4年/富山)

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【六大学少年少女野球教室での大音捕手(3年/湘南)

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【文京ベースボールフェスタで挨拶する選手たち】

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【子供たちに指導する大久保投手】

小野:あと印象に残っていることは、参加メンバーを決める前に松岡捕手と話していて、彼は「やりたい!やりたい!」と強く言ってきたので、理由を聞いたら「子どもと遊ぶのが大好き」と言っていたことです。当日も丁寧に野球のやり方を教えていて、マネージャーだけじゃなく、選手も野球教室を楽しんでいるんだなと思いました。
あとは自分で野球教室を担当するということは、東大野球部にいるからこそできた経験だと思います。今回は玉村さんが色々助けてくれましたが、野球部マネージャーとして何かをやるということはすごく楽しかったです。残念ながら今年のスポーツデーは不開催となりましたが、今年の文京ベースボールフェスタはまだ開催される可能性が十分ありますし、来年のスポーツデーも私が担当しますので、精一杯頑張りたいと思います。

増田:スポーツデー良いですね、私も球場で見たいです!野球教室に参加してくれる子どもたちも、これをきっかけに東大野球部を目指してくれたら嬉しいですね!

小野:東大野球部を目指すきっかけにもなると思うと、私もとてもやりがいを感じます。

 

『夏季合宿』
昨年は夏休み中に室蘭合宿カナダ遠征を行い、福岡で行われた七大戦に参加しました。

七大戦とは、旧帝大の流れを汲む全国の国立七大学の総合体育大会です。

私たちはまだ免許を取得していないため、合宿には参加したことがありません。
というわけで、選手にインタビューして、合宿の様子を教えてもらいました!

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【室蘭合宿に参加した選手たち】

小野:室蘭合宿について、井澤投手にインタビューします!

井澤投手、合宿生活はどんな感じでしたか?

井澤:涼しいと聞いていましたが、初日から暑く、とにかくきつかったです。あと全体的には基礎を積み重ねることで定着させることができて良かったです。

小野:東京も暑かったです…練習頑張りましたね!

練習、オープン戦はどんな感じでしたか?

井澤:グラウンドと宿舎間のランニングが最もきつかったです。オープン戦では相手が格上で力の差を見せつけられ課題が浮きぼりになりました。

小野:合宿は課題発見のいい機会ですね。

合宿中の面白かった出来事はありますか?

井澤:宮﨑くんが初めて大富豪をしてはしゃいでいましたが、うるさすぎて先輩に注意されてしまいました(笑)

小野:みんな仲良く遊んでいましたね。

合宿で得たものは何ですか?

井澤:疲れているなかでも全力を出す気力根性を得ました。

小野:合宿で得たことをその後の試合で発揮していましたね!ご協力ありがとうございました!

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【練習の様子】

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【ランニング中の(左から)田中啓資投手(3年/筑波大駒場)柳川投手(3年/富山中部)

小野:次は宮﨑外野手に七大戦の様子を教えてもらいます!

宮﨑外野手、遠征生活はどんな感じでしたか?

宮﨑:去年の七大戦はホテルに宿泊したので生活はとても快適でした!

小野:写真から見ると、みんな楽しそうでしたね!

練習、試合はどんな感じでしたか?

宮﨑:レベルの高い相手と対戦させていただいたことで、何が自分たちに不足しているかを改めて認識することができました。

小野:井澤投手と似ていますね!

七大戦中の面白かった出来事はありますか?

宮﨑:レセプションで同期の岸野投手(2年/湘南)がとても面白いギャグを連発していました!(笑)

小野:やはり岸野投手は面白いですね(笑)

最後に、七大戦で得たものは何ですか?

宮﨑:自分たちと似た環境にある大学と対戦させていただきとても大きな刺激を受けました。

小野:たしかに、全国七大学総合体育大会の他大学と関わる機会ってあまりないですね!

ありがとうございました!

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【七大戦のオフ日の2年選手たち】

小野:先輩からも聞きましたが、合宿は選手と共同生活を送る事ができ、自分で色々なことを手配してマネージャーとしてたくさん成長できるうえ、選手とも今までよりもっと仲良くなれるそうです!私も早く免許を取得して、合宿に帯同したいです!

 

『夏休み』

増田:夏休みはとにかく、オープン戦がたくさん入っていましたね。

小野:あと毎年、高校生練習会夏期講習があります!夏期講習は野球部のマネージャーと選手が高校生に勉強の指導をします。私は一般入試ではなかったため、あまり役に立っていませんが…(笑)
高校生の皆さんが頑張って東大野球部を目指している姿を見て、「自分ももっと頑張らないと!」と思いました。

増田:東大野球部に憧れて、一生懸命頑張っている選手はたくさんいるんだなと感じました。

小野:そうですね。全国各地から皆さんが来てくれて、頑張っていて、本当に入部してほしいなと思いました。

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【高校生と練習する選手たち】

増田:残念ながら今年の開催は難しいと思いますが、東京から遠い地方に住んでいる方でも、絶対にモチベーションが上がると思うので、来年以降ぜひ参加してほしいです!

小野:私も激しく同意します(笑)自分は受験生ではないのに、高校生の皆さんを見て胸が熱くなりました…

 

『秋季リーグ戦』

増田:じゃあ次は秋季リーグ戦ですね!
1番印象に残っている試合は最後の法政大学戦かな…

小野:昨秋は惜しい試合がたくさんありましたね。

増田:最後の試合は先に得点していましたが、逆転負けしてしまいましたね…小林大雅投手(R2卒)が投げ切ってすごかったです。

小野:小林投手は本当にすごかったですね。

増田:東大野球部ファンの方々だけじゃなくて、六大学野球のファン皆さんの心に残ったピッチャーだったと思います。

小野:忘れられない試合です。その日スタンプを担当していましたが、ファンの皆さんに惜しかったね…と声をかけていただいて複雑な気持ちでした。勝ってほしかった…今年こそ勝ってほしいです!!

増田:開幕戦では石元内野手(4年/桐朋)がホームランを打ってすごかったです。あのガッツポーズが良かったです!

小野:あの写真すごく良いですよね!

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【石元内野手】

増田:梅山外野手(4年/四日市)もその後の試合でホームランを打って、打球の滞空時間が一番長かったとBig6TVさんのツイッターで見ました!

小野:梅山外野手が連盟室でホームランボールを受け取っているところを見て、ホームラン打ったんだ!って思いました。

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【梅山外野手】

増田:あとは大久保投手が良いピッチングをしましたね!

小野:中継ぎで頑張っていました!

増田:今年の4年生は去年もリーグ戦に出場していた選手が多いので、今年勝てると思っています!

小野:そうですね、みんな打ってくれそうですね!

増田:大音捕手も長打が多くてすごいですよね!

小野:正捕手争いがアツいですね!
あとは最終戦のあとに神宮セレモニーがあります。

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増田:神宮セレモニーはとても感動しました。

小野:セレモニーの後、4年生の先輩方を現役の部員が胴上げしていてすごく良かったです。4年生の先輩方は偉大ですね。

増田:大学に入って、4年間部活に力を注いで、それが終わっちゃう瞬間という感じがして寂しかったです。
神宮セレモニーはファンの方もたくさん来てくれて、私が東大野球部のことを知る前から東大野球部ファンだという方もたくさんいらっしゃって、改めてすごい部活なんだなーと思いました。

小野:すごく応援されているんだなって実感しました。

増田:そういえば、最後の試合で同点に追いつかれてしまった時に、応援席が一瞬がっかりした空気になってしまったのですが、応援部のリーダーの方が「まだまだここからだ!」って前に出て叫んでいてとっても感動しました。絶対あきらめないっていう気持ちが伝わってきました。

小野:応援歌も観客の皆さんを1つにしていますね。

増田:得点した時の「ただひとつ」いいですよね。

小野:知らない人同士でも一緒になって応援できることに感動しました。

 

『秋季フレッシュトーナメント』

増田:次は秋のフレッシュトーナメントです。
今の2,3年生が出場して、神宮デビューした2年生が多かったですね。井澤投手、西山投手(2年/土浦一)伊藤翔吾内野手(2年/開成)清永内野手(2年/佼成学園)中井外野手(2年/土浦一)とか…

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【西山投手】

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【清永内野手】

あとはもともとリーグ戦にも出場している小宗投手、森末内野手、安田外野手(3年/三鷹中等教育)とかが活躍しましたね。

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【安田外野手】

小野:いつも普通におしゃべりしている選手が試合に出ていることがとても嬉しかったです!応援席はないですが、リーグ戦と同じくらい盛り上がります。

増田:今年の秋のフレッシュも楽しみだね!

小野:新入生に活躍してほしいね!

 

『新チーム発足』

増田:秋季フレッシュトーナメントが終わったらオフ期間に入って、いよいよ新チーム発足ですね。

小野:昨年は監督・助監督が交代するっていう大きな出来事もありました。

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【ミーティングで話す井手監督

増田:新チーム発足のミーティングでスローガン決めをしました。今年は「挑戦」に決まったね。

小野:ほかにもいくつか候補があったよね。

増田:挑戦ってぴったりだと思います。東大は六大学の中では、挑戦者。でも挑戦している相手は絶対に勝てない相手ではないですよね!

小野:そうですね、過去に勝ったこともありますし、そろそろ勝てます!!

 

『引退試合・納会』

増田:年末には引退試合と納会があります。4年生vs現役部員の試合が行われます。
引退した先輩に会えて楽しかったです!
引退試合では人生で初めて打席に立ちました!

小野:私もヒット打ちたかった…!

増田:当時4年生の先輩たちがみんな本来のポジションじゃないところを守っていたのがおもしろかったよね。

小野:マネージャー対決も楽しかったです。筒井さん(R2卒/マネージャー)がピッチャーの時に対決しました! ワクワクしちゃいました(笑)

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【引退試合に参加した当時の4年生】

増田:その後納会では背番号10のユニフォームの引継ぎが行われましたね。辻居前主将(R2卒)から笠原主将に引き継がれました。いよいよ新チームだなって感じました!

小野:そうですね、あー4年生がいなくなっちゃうんだなって実感しました。

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【ユニフォームの引継ぎ】

増田:そのあとは年末年始の長期オフです。ほとんどの部員は帰省したり、旅行したり、オフを楽しんでいましたね。

 

『練習初め』

増田:冬休みが終わったら、新年の練習です!

小野:新4年生の先輩方が「挑戦」の書初めをしましたね。

増田:きれいに書けていました!

小野:笠原主将が書いている時、横からつい「いい感じですねー」って偉そうに声をかけちゃいました(笑)これからは正しい日本語勉強します!(笑)

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【「挑戦」と書く準備をしている(左から)笠原主将、玉村主務、松田マネージャー(4年/渋谷幕張)

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【(左から)岡副将、宇佐美副将(4年/外野手/桐朋)

増田:その後は根津神社へ参拝しました。部員全員で必勝祈願をしました。

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【TEAM2020の集合写真】

 

『春季合宿』

例年春休みには、沖縄バッテリー合宿福岡合宿が行われます。

小野:春休みに入ると合宿が始まりますね!

増田:夏の合宿同様、私たちは帯同していないので他の部員にインタビューしてみます!

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【沖縄バッテリー合宿に参加した部員】

岸野投手、沖縄バッテリー合宿の練習はどんな感じでしたか?

岸野:沖縄では打者に対して投げる練習が多かったです。冬の間にブルペンでやってきたことを試すいい機会でした。やはり、実戦形式の練習ではブルペンでは分からなかった課題や収穫が多々あり、沖縄合宿では日々、成長できました。

増田:冬の間に得たことを実戦で生かす練習ができて良かったですね!

合宿で楽しかったことは何ですか?

岸野:沖縄合宿の良かったことは、自転車で移動できることです。沖縄は坂が多く、辛いときもありましたが、2月に半袖短パンで颯爽と道を駆け抜けるあの感覚は最高でした。

増田:自転車気持ちよさそうですね!東京の2月は寒すぎるので、温かい沖縄がうらやましいです(笑)

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【沖縄バッテリー合宿のオフ日の2年選手たち】

つづいて、松岡捕手に聞きます!沖縄バッテリー合宿で楽しかったことは何ですか?

松岡:楽しかったことは、首里高校との交流です。高校生と触れ合ったのが楽しかったです。

増田:首里高校さんにはグラウンドを貸していただくなど、お世話になりました。選手による「センター試験解説講座」も行い、多くの生徒さんに参加していただきましたね!

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【首里高校さんにてセンター試験開設講座をする選手たち】

増田:合宿中大変だったことはありますか?

松岡:大変だったのは、ご飯を作ることです。自分が関わったものはすごく不評でした。あと坂が急すぎました。でも全部楽しかったです!

増田:自分たちでご飯を作るのはえらいですね!坂に関しては岸野投手も同じことを言っていたので、本当に急なんですね…!

岸野投手、松岡捕手ありがとうございました!

増田:私は合宿のことにあまり関わっていませんでしたが、マネージャーの先輩方が一生懸命いろいろなことを手配していたのが印象に残っています。
ご飯差し入れなどもたくさんいただいて、OBの方々やファンの皆さんに本当に支えられているんだなって感じましたね。

小野:本当に応援してくださる皆さん温かいですね。

増田:次は、合宿の手配・帯同を担当した男子マネージャーにも話を聞いてみたいと思います!

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【室内練習場でトレーニングする選手たち】

増田:田中マネージャー(2年/ラ・サール)、福岡・鹿児島合宿の感想を教えてください!

田中:玉村さんの仕事を見て、お手伝いをして、合宿でのチーム運営をたくさん学ばせていただきました!
合宿を通してグラウンドを貸してくださる方や差し入れをくださる方などのありがたさが改めてよくわかりました。様々な方に支えられての22日間でした。オフには各地の美味しいものを食べに行くこともでき、楽しかったです!
個人的には地元鹿児島の思い入れのある球場でベンチに入る機会があったことも非常に幸せでした。

増田:地元で良い経験ができて良かったですね!初めての合宿帯同お疲れさまでした。

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【田中マネージャー】

増田:私も今後合宿に帯同することになれば、マネージャーの先輩方や田中マネージャーにいろいろ教えてもらいながら、良い合宿にできるよう頑張りたいと思います!

『春季オープン戦』

増田:合宿後半からは、いよいよ春季オープン戦で実戦練習がスタートします!

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小野:今年の春季オープン戦ではアナウンスをしました。

増田:私もアナウンスをさせてもらう予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で試合がなくなってしまいました…
昨年の春季オープン戦のことを振り返ってみると、1年経つの早いなあと思いますね。

小野:前回のブログでも書きましたが、私は1年前、入部する前に横浜国立大学戦を見にいきました。東大が逆転勝ちして感動したのを覚えています。

増田:私は流通経済大学戦を見に行きました。最初10点差くらいで負けていて、このまま負けちゃうのかなと思っていたら、後半に巻き返して8点も取り返していました。最終的には負けてしまいましたが、後半の巻き返しにすごく底力を感じて、それで東大野球部に入部しよう!と決めました。

小野:負けていても全然あきらめないで、みんな一生懸命やっていますよね。

増田:本当にそうだよね。最初に見た試合がその試合だったからすごくびっくりして、強いなって思いました。
あとはその時、中嶋マネージャー(3年/白百合学園)がマネージャーの活動について説明してくれて、松田マネージャーが試合を見ている私にカイロをくれたことを覚えています。優しくてとても嬉しかったです!

小野:先輩が試合のアナウンスをしていましたが、本当にプロみたいでしたね。

増田:自分がこんな風にできるようになるとは思えなくて、練習しないと…って思いました。
今年は獨協大学戦がすごかったですね。試合時間が長かったけどとても良い試合でした。逆転されてもまた後半に反撃して勝ちましたね!

小野:本当に面白い試合でした!4年生すごく頑張っていますよね。

増田:まずは8月に開催予定のリーグ戦勝利を目指します!
神宮で同じように東大野球部が勝つところを見たいですね!

小野:そうですね!絶対に勝ちます!

 

――――――対談終了――――――

 

以上、2年女子マネージャー目線「東大野球部の1年」でした!いかがでしたでしょうか。
少しでも多くの方に東大野球部のことを知っていただければ嬉しいです!

振り返ってみると昨年1年間は初めてのことばかりで、驚き感動の連続でした。
2年目の今年は、少しでも部の勝利に貢献できるようなマネージャーになりたいです!

今回は2年女子マネージャー2人による対談でしたが、今後他のいろいろな部員の対談なども企画できれば良いなと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
まだまだ大変な状況が続くと思いますが、どうぞ皆さま健康第一でお過ごしください。
これからも東大野球部の応援よろしくお願いします!

小野優華(2年/マネージャー/青島二中)
増田萌衣(2年/マネージャー/筑波大附)