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井手監督・大久保助監督インタビュー

春季リーグ戦開幕まであと5日
ということで、本日は井手監督大久保助監督のインタビューをお送りします。
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[(左から)井手監督、大久保助監督]
[インタビュー担当:伊沢真優増田萌衣]

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―まず、TEAM2021は監督・助監督から見てどんなチームですか?

井手監督(以下敬称略):そうだね、僕の現役時代は今に比べていい加減だったからね(笑) 練習も13時から日が暮れるまでだったんだけど、朝は寝ていたしね(笑) このチームからすりゃ我々は野球同好会みたいなもんだったよ(笑) 今はすごいよ、ミーティングちゃんとやるし、分析もしてくれるし、野球を突き詰める考えで、だからしっかりした野球をやるんだよね。もっともっと、色んなことを教えなきゃいけないのかなと思っていたけど、自分たちで勉強して考えて、良いチームだよ本当に。
大久保助監督(以下敬称略):昨年と今年のチームの違いで言うと、リーグ戦経験が少ない子たちが多く出るから、ある意味面白い展開になるかもしれないね。伸びしろがあるっていうか、未知数なところがあるから、そこは期待したいです。練習や雰囲気の部分で言うと、我々の時代と比べると、すごく熱心に分析とかやっている面もあるけど、ここ数年OBとして見ていてちょっと物足りないなと思っています。なんて言うか、自分のプレーや勝負にこだわるというか、結果を出すことを貪欲に追及するというかね、勝つためにね。我々の時代は、無駄な時間を作らずに間も詰めて、とにかく濃度の濃い練習だったかなとちょっと思うんだよね。シートノックなんかも全員が上手くいくまで何回もやり直したりね。昨年からチームの中に入らせてもらっているけど、もうちょっと突き詰めて欲しいと思うね。今年のチームで言えば、未知数なところに期待しています。何か起こるんじゃないかとね。
伊沢:そうですね、彼らならやってくれると信じています。勝ちたいです!
大久保:そうだね、ほんと。
井手:僕は褒め役で彼(大久保助監督)が小言の言い役(叱り役)なんだ(笑)
伊沢:バランスが取れていますね(笑)
大久保:憎まれ役です(笑)

TEAM2021のスローガンは“変革”ですが、監督・助監督として変革したいこと、もしくは、チームに変革してほしいことはありますか?

大久保:難しいね(笑)
伊沢:何か変革に絡めたお話があれば…
大久保:さっきの話と重複するけど、1つ1つのプレーにこだわるというか、突き詰めてほしい。今は理論整然と時間通りメニュー組んで、1日1日の練習を上手くなってやるんだという気持ちでやってくれてはいるとは思うんだけど、もう少しこだわりを持った雰囲気を感じたい。そこらへんを変えてくれたらなと思います。
井手:そうだな。まあ1つ勝つとね、「変革」が起きると思うよ。1つ勝ったら、それに満足せずに、Aクラスを狙うと。勝てないのは非常につらいけど、1つ勝つとそこからガラッと変わるから、そこからが大変革だね、と、信じています!
伊沢:楽しみにしています。今は勝ちってなんだろうというところだと思うので、1年生の頃から試合に出ていて勝った試合を経験している人は少ないですし。1回勝ちを味わったら、これが勝ちか!!と、大久保助監督の言うこだわりも出てくるんじゃないかなと思います。
井手:勝つ時はあれよあれよと勝つんだよ。え?!って勝つんだ。
大久保:そうそうそう、不思議な感じだね。
井手:でも、そのための技術的な準備はしておかないといけないけどね。そうすると上手くいった時には、あれよあれよと勝つんだよ。
伊沢:こうお話を聞いていて、東大ならではの勝ち方があるんだろうなと思いました。私もそれを味わいたいです。期待しています。

TEAM2021の注目ポイントを、ポジション別に教えてください!

井手:バッテリーは、大音が内野に回って松岡(泰)が出てきてね、松岡がなかなか強気で面白いんだ。それが上手いこと出れば良いね。バッテリーとして、ピッチャーとどう会話するか、どうリードしてくれるか。彼はほんとすごいレベルの肩を持っているんです。大音は全てまとまった良いキャッチャーだったんだけど、松岡も一芸に秀でたってのがあってね。外野は、阿久津っていうアメフトからきたやつがレギュラーの候補だね。彼がチームにどういう刺激を与えるか、物凄い楽しみだね。全体としては、大音以外はみんな新しい野手陣だから、彼らがどう輝いてくれるか、そこも楽しみだね。
大久保:僕は内野手だったから内野について言うと、どっちに出るかはわからないけど、とにかく足を動かして、思い切ったプレーをやってもらえると、というところかな。期待してますよ。

―部員に向けて一言お願いします。

井手:一番思うのは、野球の技術が物凄い選手がいるけども、それは全く神秘的ではなくて、物理的に正しいことをやると良い結果に繋がるんだよ。だから神秘的なことだと思ってやらずに、人間の身体なんて“ロボット”と同じなんだからね。その動きを突き詰めてやってもらいたい、そうすることで「変革」が起きるから。
大久保:最近グラウンドでも言っているんだけど、あんまり頭を使い過ぎずにね、野球は、基本は体を動かすスポーツだから。頭で考えて足が一歩出ないというのが、時々見受けられるのでまずは体を動かしてほしい。あとはやっぱり、単にメニューをこなすだけじゃなくて、常に日々上手くなってほしいね。そして肝心なところでしっかり結果が出せる選手になってほしいですね。

―応援してくださっているファンの皆様に一言お願いします。

井手:いつも応援ありがとうございます。
大久保:なんとか結果を出して応援に応えたいのでね、そのために精一杯頑張ります。引き続き応援お願いします。

―最後に、春季リーグ戦に向けて、意気込みをお願いします!

井手:勝つ!勝つ!勝つ!しかないね(笑)
大久保:そうですね、勝ちましょう!

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井手監督、大久保助監督ありがとうございました。
開幕に向けて部員一同気を引き締めて頑張ります!
TEAM2021の大変革にご期待ください。

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