TOKYOROCKSをご覧の皆さん、こんにちは！

久しぶりの登場となりました、2年マネージャーの岩瀬です。

 

前回の自分の担当のブログは春季リーグ戦最終週の結果および春季フレッシュトーナメントに向けての内容だったと記憶していますが、時の流れは早いもので秋季リーグ戦開幕までもう1週間を切りました。試合に向けて期待が膨らむ反面、同時に4年生の引退が刻一刻と迫っていることも意味します。まずはもちろん目の前のリーグ戦での勝利に向けてチーム全体として集中する時期ですが、頭の片隅では4年生が引退した後も円滑に部を運営していくために先輩方に近い視点を持って日々の生活を送れるよう意識しておきたいなと思います。

 

さて、今回のブログでは8月24日に神宮球場で小学生の野球少年・少女に向けて、各大学の主力選手たちが集まって行われた六大学野球教室の様子を写真多めでお届けしたいと思います！

東大からは松岡泰希主将(4年/捕手/東京都市大付)、西山副将(4年/投手/土浦一)、林遼平内野手(4年/甲陽学院)、清永内野手(4年/佼成学園)、阿久津外野手(4年/宇都宮)、島袋学生コーチ(4年/那覇国際)の6名が参加しました。

(左上から時計回りに)西山副将、井手監督、阿久津外野手、林遼平内野手、島袋学生コーチ、清永内野手、松岡泰希主将

集合して開会式を行うと、まずは各大学と少年野球の何チームかが1セットとなり6グループに分かれてアップを行いました。最初はエネルギーにあふれる小学生たちにさすがの選手たちも少々面食らっていましたが、徐々にその雰囲気に馴染み和気あいあいとアップを行っていました！

 

(1枚目: 清永内野手、2枚目: 林遼平内野手、3枚目: 阿久津外野手)

アップが終わると次は各大学の代表選手1名によるロングティーの実演が行われました。

東大からは阿久津外野手がトップバッターとして参加しました。5球の持ち球をフルスイングで弾き大きな放物線を描きましたが、惜しくもスタンドインとはなりませんでしたがフェンス際まで飛ぶ白球に子どもたちは目を輝かせていました！

他大学の選手では、六大学を代表するスラッガーである早稲田大学の蛭間選手・明治大学の上田選手がそれぞれボールをスタンドまで運び子どもたちの大歓声が上がりました！

ロングティーのデモンストレーションが終わると今度はいよいよ小学生たちの実践練習が始まります。

キャッチボール・ロングティー・内野ノック・バッテリー練習のグループが設けられ小学生がローテーションする形で練習が進んでいきました。

(1枚目: 西山副将、2枚目: 松岡泰希主将、3枚目: 島袋学生コーチ、4枚目<左>林遼平内野手・<右>清永内野手、5枚目: 阿久津外野手)

元気のいい小学生たちとそれを優しく見守る選手たちの光景は非常にほほえましく、自分も無心で白球を追いかけていた小学生時代を懐かしく感じました。参加した選手たちも同じように感じていたのではないかなと思います。

個人的にはキャッチボールのグループを先頭に立って仕切っていた慶應義塾大学の萩尾選手の子どもたちとの接し方が、先生をやったことがあるのかと思ってしまうほど上手で優しいお兄さんのイメージが強く残りました。

このグループ練習が終わると最後には走塁練習を行いました。 大行列を作ってベースを踏む位置の確認やリードをとる練習を行いました。

アンツーカーを飛び出して大胆なリードをとる小学生にどよめきが起こっていました(笑)

 

練習が終わり教室がお開きになると色紙を持った小学生が各大学のスターたちのサインを求め歩いていました！

そうそうたるメンツの名前が並ぶ色紙に思わず自分もサインをもらってまわりたくなりました…！

 

普段グラウンド上ではなかなか歯を見せることはない選手たちですが、無邪気な子どもたちを前にする選手たちの柔らかい表情はなかなか新鮮に感じられました。

この教室に参加した前途有望な小学生たちが10年後、東京六大学野球の舞台で勝負を繰り広げてくれていれば、自分たちも嬉しく思います。

最後になりますが、1週間後に迫るリーグ戦開幕に向けて選手もより一層熱をもって練習に取り組んでおります。何としても勝ち点奪取そして最下位脱出に向けて真摯に取り組んでまいりますので、来たる秋のシーズンにおきましても皆様の温かいご声援をいただけますと幸いです。それでは神宮球場でお会いしましょう。

岩瀬 笑太(2年/マネージャー/開成)