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TEAM2022最終カード!!

TOKYOROCKSをご覧の皆さま、こんにちは!
最近のマイブームは、3、2年マネージャーの角能です!

もう10月も終わりを迎えようとしています。
寒い日々が続いていますが、最近は暖かい飲み物を飲むことでマネ部屋で暖を取るようにしています🔥

さて、少し遅くなってしまったのですが、今回のブログでは先週の土日に行われた法政戦の振り返りを行っていきます。
東大にとって秋季リーグ戦最終カードとなると同時に、勝ち点を獲得すれば念願の最下位脱出を果たすという重要なカードとなりました。
それでは、早速1回戦から振り返っていきましょう!

【10/22(土) vs法政大学1回戦 ●1-2】

絶対に勝利をつかみたい大事な1回戦、東大の先発はもちろんエース、井澤投手(4年/札幌南)です。
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【今秋リーグ戦だけでも8回目となる先発マウンドにあがった井澤投手】

初回、先頭にツーベースを打たれるなどピンチを招き、犠牲フライで一点を先制されてしまいますが、後続を抑え最少失点にとどめます。

打線は初回、2回とチャンスを作ることのできない中、3回表、先頭バッターの浦田内野手(4年/金沢泉丘)が初球を振りぬきます。

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打球はそのままレフトスタンドへ!
浦田内野手のリーグ戦初本塁打は、貴重な同点ホームランとなります。

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打った本人はもちろん、ベンチも盛り上がりをみせ、おなじみのポーズで浦田内野手を迎え入れます!
この試合では田中主務(4年/ラ・サール)ではなく、小野優華マネージャー(4年/青島二)がベンチ入りしていたのですが、ホームランの瞬間に大喜びしている姿がとても素敵だったのでぜひこちらからご覧ください!!(打った浦田内野手が一番驚いているのも注目です)

さて、試合はここから両エースの投手戦の様相を呈していきます。
井澤投手は、5回に2アウト1、3塁、6回に1アウト2塁、7回にも1アウト2塁と再三ピンチを招きますが粘り強いピッチングをみせ、法政打線に得点を与えません。結局、この日は7回1失点でマウンドを降ります。しっかりと試合を作ってくれる、まさに「エース」のピッチングでした。

打線も相手投手の前になかなかチャンスを作れない中、7回、2アウトから中井内野手(4年/土浦一)がヒットを放ち、さらに盗塁も決めチャンスを作ります!

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【リーグ戦終盤では4番を務めることの多かった中井内野手】

その後四球もあり、2アウト1、2塁のチャンスを作りますが、得点につなげることはできません。

井澤投手の後を継いでマウンドに上がったのは、松岡由機投手(3年/駒場東邦)でした。
8回、相手打線を寄せ付けず三者凡退に抑えます。

9回表、先頭の宮﨑副将(4年/外野手/開成)がヒットを放ちますが、チャンスにつなげることはできず、9回打ち切りのため、この試合での東大の勝利はなくなってしまいます。

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【ここぞという場面で頼りになる宮﨑副将】

9回裏、先頭バッターを打ち取りますが、1アウトからサヨナラホームランを浴びてしまい、1-2で敗戦となってしまいました。
勝ち点をかけたカード、4年生にとって最後のカードということで、この負け方は個人的にもかなり堪えました。
接戦に持ち込むことはできても、あと一押し足りない、という今秋リーグで多く見られた試合展開になってしまいました。

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さて、この試合の大きな注目点として、先ほども少し紹介したのですが、ベンチ入りマネージャーがいつもの田中主務ではなく、小野優華マネージャーでした!

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【スコアを書く小野優華マネージャー】

リーグ戦でベンチ入りすることが決まってから、ホームでのオープン戦のたびにスコアの練習をしていました。自分が見る限り、しっかりと書くことのできていたように思われていたのですが、小野優華マネージャーはそれでもスコアマニュアルを見て必死に勉強していました。まじめな小野優華マネージャーらしいエピソードだと個人的に思っています。

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【10/23(日) vs法政大学1回戦 ●0-5】

勝ち点獲得、そして最下位脱出のために是が非でも負けられないこの試合、先発のマウンドに上がったのは西山副将(4年/投手/土浦一)でした。

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【今春リーグの対慶應義塾大学2回戦以来の先発となった西山副将】

ともに2年生時から先発を務めるなど、東大野球部投手陣を支えてきた井澤投手、西山副将が最終カードで先発を任された点に感動した東大野球部ファンの方も少なくないのではないかと思います。
西山副将は、初回ピンチを招きますが無失点でしのぎます。

打線は1回裏、林遼平内野手(4年/甲陽学院)がヒットを放ちますが、チャンスにつなげることはできません。

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【今秋シーズン、攻守に活躍した林遼平内野手】

初回無失点に抑えた西山副将ですが、2回表、先頭バッターにホームランを浴び、先制を許します。
3回にも味方のエラーも絡んでピンチを招きますが、1失点に抑え、3回2失点でマウンドを降ります。

4回からは齊藤投手(4年/筑波大附)がマウンドに上がりますが、この回もエラーが出てしまい、3点を失ってしまいます。

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【今秋リーグ、6試合に登板し、防御率0.00だった齊藤投手】

5回途中からは木戸投手(4年/学芸大附)が登板します。
回を跨ぎ、6回にもマウンドに上がり、見事無失点に抑えます。
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【今秋にリーグ戦デビューを果たした木戸投手ですが、安定したピッチングを見せてくれました。】

打線も、法政投手陣の前になかなかチャンスを作ることができません。
7回からは、松岡由機投手が昨日に続いてマウンドに上がります。
昨日、サヨナラホームランを打たれた打者を三振に打ち取るなど、2回を無失点に抑えます。

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【来春以降も活躍が期待される松岡由機投手】

8回裏、1アウトから浦田内野手がヒットを放つと、代走に片岡内野手(4年/麻布)が起用されますが、チャンスを広げることはできません。

9回表、神宮球場のマウンドにはこちらの昨日に引き続き連投となる井澤投手が上がりました。

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昨日96球を投げた井澤投手でしたが、その疲労を感じさせることのないピッチングを見せ1回を無失点に抑え、味方の攻撃につなげます。

9回裏、東大の先頭バッターに代打で起用されたのは佐藤有為内野手(4年/京華)でした。
リーグ戦初出場、初打席となった佐藤有為内野手でしたが、しっかりと四球を選びます。

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【初打席で四球を選んだ佐藤有為内野手。打席後、ベンチで感極まっていた姿が非常に印象的でした。】

その後、宮﨑外野手が四球を選ぶなどして、2アウト1,2塁のチャンスを作ります。
ここで打席に立ったのは別府外野手(3年/東筑)でした。
相手投手も東筑高校出身ということで、東筑対決となったのですが、見事ライト前ヒットを放ちます。

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【今シーズン、チャンスで勝負強い打撃を何度も見せてくれた別府外野手。来年以降も期待です!】

2アウト満塁のチャンスとなりましたが、後続が打ち取られ、0-5で敗戦となってしまいました。

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この試合をもって、東京大学野球部の2022秋季リーグ戦は終了しました。
最終的な東大の戦績は、1勝10敗1分、6位となりました。

開幕戦で春季リーグ優勝の明治大学相手に引き分け、慶應義塾大学に勝利するほかにも、競った展開にすることは何度もできたのですが、やはり他大学の壁は高く、目標の最下位脱出を達成することはできませんでした。

試合終了後、ベンチ入りした選手たちがグラウンドに一列になってエール交換を見ていたのですが、非常に感動的な光景で、あらためて応援のすばらしさ六大学野球神宮球場の熱さを感じました。

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日曜日の試合後には、東大球場で4年生の卒部セレモニーが行われました。その様子も、このブログで少し紹介したいと思います!

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応援部の方の素晴らしいパフォーマンスに、野球部もみんな大盛り上がりでした!
自分も普段はなかなかスタンドで応援部の方の応援を見る機会がないのですが、実際に応援をとても近くで見ることができて、4年生になってベンチ入りして聞く応援が楽しみになりました。

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【振りを真似してノリノリな岡田捕手(1年/岡崎)

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【挨拶を行う松岡泰希主将(4年/捕手/東京都市大付)

先ほども述べましたが、改めて応援部の方々をはじめ、応援してくださる方々に対する感謝の気持ちを強く感じました。
来年以降、最下位脱出という目標を達成するべく、またチーム一丸となってまいりますので、引き続き応援よろしくお願いします!

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リーグ戦は終わってしまいましたが、11/7(月)からは、秋季フレッシュトーナメントが開幕します!
東大野球部の未来を担う選手たちが出場する大会になっています!
ぜひ神宮球場に足を運んで原石たちの応援をよろしくお願いいたします。
詳細に関しては、こちらからご覧ください👀
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今週のブログはここまでとなります。ご覧いただきありがとうございました!!
次回もお楽しみに👀

今週の1曲🐴  『その日まで』  櫻坂46

角能紳吾(2年/マネージャー/攻玉社)

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