主将 対立教大学戦
TOKYOROCKSをご覧のみなさん、こんにちは。
2年マネージャーの中村です。
今回のブログでは5/25,26に行われた東京六大学野球春季リーグ戦対立教大学戦の様子をお届けします！
このカードで勝ち点を挙げれば単独5位に浮上し、念願の最下位脱出が果たされる大事な一戦ということもあり、選手には闘志がみなぎっていました🔥
この日の先発は平田投手(4年/都立西)。
先の法政大学戦1回戦では5回を投げ自責点1と好投を見せた平田投手にはこの試合でも好投に期待がかかります。
【先発の平田投手】
初回にセンター前ヒットを許してしまうものの、ここでは頼れる新女房役の杉浦捕手(3年/湘南)が盗塁を試みた一塁走者を見事に刺し、勢いづいた平田投手は3回まで三塁ベースを踏ませない圧巻のピッチングで魅せます✨
【盗塁を阻止する杉浦捕手】
一方の打線は相手投手の好投を前に攻めあぐね、6回までノーヒットに抑えられてしまいます。
4回の守備では先頭打者に四球を出してしまうものの、次のバッターを内野ゴロに打ち取ってダブルプレーを完成させ幸先の良い発進に見られましたが、次の打者にツーベース、その次の打者に四球を許し二死一二塁とされます。
続くバッターには高いバウンドの打球で内野安打を許し、さらに悪送球で先制されてしまいます、、
傾いてしまった流れは取り戻すことができず、重盗を決められてしまい、また、タイムリーヒットを打たれるなどこの回3点を失います。
6回からは平田投手に代わって渡辺投手(3年/海城)がマウンドに上がりました。
【投げ終わりの渡辺投手】
代わった直後にライトへ鋭い打球が飛びますが、これをこの日リーグ戦初スタメンの伊藤滉一郎外野手(2年/県立千葉)が華麗なスライディングキャッチで見事に切って取ります！
この後、渡辺投手はヒットを許さないピッチングで終盤に望みを繋ぎます！
7回には榎本外野手(3年/渋谷幕張)が、8回には青貝内野手(3年/攻玉社)がそれぞれ内野安打とセンター前ヒットで先頭打者の出塁を果たすも、後続が併殺打でチャンスを拡大することができません。
【ヒットを放った榎本外野手と青貝内野手】
8回の裏には期待のルーキー、松本慎之介投手(1年/國學院久我山)がついに待望のリーグ戦のマウンドに上がります！
130km/hを超えるストレートと大きく曲がる変化球をテンポ良くストライクゾーンに投げ込み、エラーでランナーを一人出すものの結果的に三者凡退で抑えました！
【リーグ戦初登板の松本慎之介投手】
最終回も相手投手の好投を前にチャンスを作ることができず、1回戦は0-3で完封負けを喫しました。
先発のマウンドには早稲田大学戦2回戦よりオープナーを務めてきた長谷川投手(4年/駒場東邦)が上がります。
先頭打者を内野ゴロに打ち取るものの、続くバッターには連打を浴び、犠牲フライとタイムリーヒットで2点を失ってしまいます、、
【オープナーとして試合に切り込む長谷川投手】
その裏の攻撃は三者凡退に切られてしまい、迎えた2回表の守備では長谷川投手は鈴木太陽投手(4年/国立)にマウンドを託します。
【力強い投球で打者を押す鈴木太陽投手】
先頭打者に対してヒットを許し、その後のワイルドピッチで二死二塁のピンチを招いてしまいます。
さらに続くバッターにレフト前ヒットを打たれ追加点かと思われましたが、ここはレフトを守る大原内野手(3年/県立浦和)がバックホーム、見事なストライク送球で追加点を与えません！
【ホームでランナーを刺す大原内野手】
その裏、本塁捕殺でノリに乗った大原内野手がバッターボックスに立つと、初球をいとも簡単にセンター前に弾き返し先頭打者の出塁を果たします。
【そしてすぐに塁に出る大原内野手】
しかしながら後続が続くことができず、この回は無得点に終わります。
4回の表、先頭打者の打球がショートの深いところに飛びますが、これをこのカードからショートでスタメン出場している井之口内野手(3年/ラ・サール)がダイビングで止めると、矢のような送球でアウトにします！
まさしくヒット一本奪ったと言ってもいいファインプレーでしたが、これだけにとどまらず、二死からはセンターに抜けてもおかしくない打球を華麗に捌き、渾身のガッツポーズを見せた井之口内野手は新たにどれだけのファンを獲得したことでしょうか笑
【ショートゴロを捌き感情を爆発させる井之口内野手】
裏の攻撃では二死から大原内野手が単打で出塁するも生還することはできません。
5回の表にも二連打を浴び、二死二三塁とされた後、センターオーバーのタイムリースリーベースを打たれてしまい、この回2点を失います。
6回には前田投手(2年/熊本)がマウンドに上がります。
【漢・前田投手】
一死からヒットを打たれるものの、牽制でアウトにし流れを引き寄せたかと思われましたが、四球と長打で1点を失ってしまいます。
裏の攻撃では一死から超俊足の堀部内野手(2年/県立船橋)がセンター前ヒットで出塁するも足を生かしきれずこの回も無得点。
堅い守りを前に攻め入ることがなかなかできません。
【センター前ヒットを放つ堀部内野手】
7回の守備でも前田投手はピンチを招いてしまいますが、佐伯投手(2年/渋谷幕張)がマウンドに上がると、無死満塁から小村内野手(2年/私立武蔵)がショートライナーをダイビングキャッチで併殺に、次の打者のレフトへの大きな飛球を大原内野手が好捕し、火消しに成功します。この回も東大の好守が光りました✨
【火消しに成功した佐伯投手】
【併殺を完成させハイタッチをする山口真之介副将(4年/内野手/小山台)(右)と小村内野手(左)】
8回は松本慎之介投手が制球に多少苦しみながらも無失点に、9回も渡辺投手が打たせて取るピッチングで無失点に抑え、味方の反撃を待ちますが、相手の継投リレーを前に打線を封じられてしまい試合終了となります。
この試合をもって東大野球部の春季リーグ戦は終了となります。
抜群の安定感を誇る選手やこの春に覚醒した選手、真価を発揮できた選手、フレッシュな新戦力など、この春の収穫はとても大きかったように思えます。
夏の期間を経て、秋にはよりビッグになって神宮の地に帰ってきてくれるでしょうし、自分も内部の人間でありながら一ファンとして期待しています！
改めて東大野球部を支えてくださる方々や応援してくださる方々に深く感謝申し上げます。
しかしながら東大野球部の春はまだまだ終わりません！
早慶戦終了後より4日間にわたってフレッシュトーナメントが行われます！
フレッシュトーナメントとは2年生以下の選手たちで戦う東京六大学野球連盟の公式戦で、弊部は
6/4(火) 対法政大学 9:00試合開始
6/5(水) 対慶應義塾大学 9:00試合開始
6/6(木) 順位決定戦
の予定となっております。(リーグ戦の結果により、日程は変更となる可能性があります。また、順位決定戦において5-6位決定戦は行われません。)
勝利を目指して若い力が神宮球場で大いに躍動します！
引き続き、熱いご声援のほどよろしくお願いします！
ここまでお読みいただきありがとうございました。
次回は橋本マネージャー(2年/雙葉)によるブログとなります。
乞うご期待！
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