2024秋・対立教大学戦
TOKYOROCKSをご覧の皆様、こんにちは!
3年マネージャーの山本です。
このブログは期日が守られた場合、岩瀬主務(4年/開成)のラストブログ投稿翌日にあがる予定です。
まずいかもしれない。
岩瀬主務の4年間の集大成とも言える超大作で大粒の涙をほろほろ流した次の日に、僕の稚拙な文を読まれるのは、読んでいる方々の感動体験を汚しているようで非常に都合が良くない。
今までも非常に文章がまずいブログを、勢いで投稿してそれを読んだ両親に苦虫を噛み潰したような顔をされているのに。
マネージャーや選手たちに苦笑いで「ユーモラスだね」といった感想を言われているというのに。
また、先輩が引退して最初のブログがこれというのも良くない。
今年の東大野球部の代表のブログとされる可能性もあるタイミングである。
というわけで、入りのぐだぐだしたトークもなし、一番最初にいつも入れていた僕の写真もなしで硬派なブログを始めたいと思います。
(いつも自分の写真を楽しみにしていた方は部員写真を見ていただけると幸いです。)
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4年生にとって最終週となった立教戦の第一試合のマウンドに上がるのは渡辺投手(3年/海城)です。
【マウンドに上がる渡辺投手】
4年生と戦える機会もほとんど残っていないということもあっていつもより緊張した面持ちだった気がします。(気のせいかも知れません。)
打者の眼前から霞のように消えるスライダーと、ラジコンで動かしたような軌道でバットをするりと抜けるシンカーなどを駆使して立大の打者を翻弄し、4回まで被安打1本四死球なしという完璧な投球をします。
攻撃では3回まで毎回三者凡退で抑えられていましたが、4回に中山外野手(3年/宇都宮)の洗練されたフォームからセンター前に初ヒットを放つと、5回には大原外野手(3年/県立浦和)、杉浦捕手(3年/湘南)から連続安打が出て、無得点ながら相手投手を攻略し始めます。
【この試合初安打を放つ中山外野手】
しかし6回から8回まで相手投手を打ちあぐねて無安打に抑えられます。
守備では、7回に1死2,3塁とピンチを背負いますが、渡辺投手が今大会から身につけた異常な勝負強さで2人を抑え無失点で切り抜けます。
しかし、8回に先頭から二塁打を打たれるとそこから内野ゴロの間に1点を失います。
9回の攻撃では、二人が三振し絶体絶命かと思いましたが、中山外野手と内田開智内野手(4年/開成)の連続安打で2死1,2塁とすると、前半戦の不調から後半戦にかけて調子を上げてきた大原外野手の起死回生の2点タイムリーツーベースで逆転をします!
【試合をひっくり返した大原外野手】
逆転し9回のマウンドに立った渡辺投手は2人を抑えますが、四球を出して2死1塁となった後、痛恨の逆転サヨナラツーランホームランを被弾し、無念の敗戦となってしまいました。
僕が今まで見た試合の中で最も悔しかったので、グラウンドやスタンドで見ている選手はそれ以上に悔しかったと思います。
前日の敗戦から切り替えて2戦目、この試合で敗戦すると4年生は引退となるためピリッとした雰囲気が漂います。
先発のマウンドに上がるのは慶應戦で初勝利をあげた鈴木太陽投手(4年/国立)です。
【凛々しくマウンドに立つ鈴木投手】
序盤から力強い投球を見せますが運悪く立大打線に捕まってしまい2回途中で5失点してしまいました。
そこから代わって平田投手(4年/都立西)が登板します。今シーズンは調子を落としたもののリリーフとして結果を残しました。
【闘志を見せる平田投手】
強力な相手打線に苦戦し3失点しつつもそれ以上の失点は許さず5回までを投げ抜きます。
6回以降は森岡投手(4年/渋谷幕張)がマウンドに上がります。今シーズンでは、老獪な投球術で相手打線を翻弄し中継ぎ陣を支えてきました。
【気合の入った森岡投手】
ただ、強力な打線に被弾を許してしまい7回途中までで5失点してしまいます。
その後、前田投手(2年/熊本)と松本慎之介投手(1年/國學院久我山)が9回までを抑えます。
【東大投手陣の明るい未来をうかがわせる松本投手】
攻撃面では6回までパーフェクトで抑えられてしまいますが、7回に中山外野手がツーベースヒット放ち、打線爆発の前兆を見せます。
9回に代わった相手投手が乱調なのを逃さず、酒井捷外野手(3年/仙台二)や大原外野手のタイムリーツーベースヒット、代打として出た網岡内野手(4年/六甲学院)の四球などでランナーを溜めて5点を返しました。
【反撃のツーベースヒットを放つ酒井外野手】
【強靭な精神力で四球を選ぶ網岡内野手】
しかし反撃はここまでで5-13で敗戦しました。
しかし敗戦してしまったものの、シーズン2勝を達成した数少ない代となりかなり強いメンバーだったと感じました。
来季は先発を経験した投手が渡辺投手の1人だけになるため、新しく先発を担当するピッチャーが少なくとも1人は必要になります。そのため選手間で競争し、六大学野球の中でも抜きん出た能力を持つ選手が生まれてほしいと思います。
ここでアナウンスした奥畑マネージャー(3年/智辯和歌山)のコメントを紹介したいと思います。
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土曜日のアナウンスを担当した奥畑です。
念願叶って、番匠マネージャー(3年/富山中部)と同期2人でアナウンス室に入れました🙌德田マネージャー(4年/学芸大附)の意思を引き継ぎ、BIG6TVで抜かれた時のフリップに力を入れました。
引退記念ということで、いつもの紙ではなく4年マネージャー3人の推し団扇を作成しました🥰本当の推しの為に作成したことのある番匠マネージャーに助言をもらい、不器用な奥畑の代わりに(自称:とても器用な)中島アナリスト(3年/開成)に寮食と交換条件で写真をチョキチョキ✂️してもらい、石田マネージャー(2年/札幌西)に糊で貼って、縁を囲んでもらいました笑。石田くんはちゃっかり、角能さん(4年/マネージャー/攻玉社)の団扇に自分の写真を貼っていました。
中継ではお見せできませんでしたが、実は裏もあり、各々の口癖とスリーショットを切り分けたものが貼られています。特にスリーショットは、それぞれの同じ位置に貼られたものを合わせると元々の同じ写真になります。なんかエモくないでしょうか?笑
団扇は神宮セレモニーにて本人達にお渡ししました💐
【うちわ】
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試合終了後には、応援部と合同で神宮セレモニーを開催しました。
ちなみに僕は角能マネージャーに花束を渡しました。
先輩がいなくなる寂しさも強かったですが、それより角能先輩から引き継いだ会計の仕事や最高学年で部を運営していかなくてはならないプレッシャーの方が強かった気がします。
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ということでこれが僕たちが最高学年になってからの最初のブログです。
非常に読みにくく、生魚のように生臭く癖のある文章で申し訳ありませんが、この文章をここまで読んでいただけたということは、後に続く同期や後輩たちのブログは、晴れわたった青空のようにすっきりしていて読みやすいものと思います。
これからも非常にまずい文章を、ゴミ箱に捨てるかのようにポイポイこのブログに投げつけていきますが、ぜひ温かい目で僕の文章力の成長を楽しんでいただけると幸いです。