2024秋季フレッシュトーナメント
TOKYOROCKSをご覧の皆様、こんにちは。
2年マネージャーの中村です。
時間の経つのは早いもので前回のブログはリーグ戦前に書きましたが、気づけばもう年内の大きなイベントはほぼ全て終わってしまいました。
少し雑談ですが、東大の2年生には通過儀礼である『進学振り分け』があります。
その『進学振り分け』もこのリーグ戦期間にあり、2年生は皆後期課程の学部が内定した(はず)なのですが、自分は新しい学部からの洗礼を受けております、、、
このブログを書いている間にも2科目の中間試験がありましたが、他の2年生もフレッシュの大会期間に試験があったりとすごく大変そうな様子でした😭
さて、このブログでは先日行われた秋季フレッシュトーナメントについて試合ごとに振り返っていきます。
それでは早速行きましょう!
先発投手は松本慎之介投手(1年/國學院久我山)。
初回に四球とレフト前ヒットでいきなり二死一二塁のピンチを招きますが、冷静に後続を打ち取り、この回を無失点で終えると、続く2回は三者凡退に打ち取り、立ち上がりをテンポよく抑えます。
【豪快な投球フォームで投げ込む松本投手】
一方の東大打線は相手投手の好投を前に3回まで塁に出ることができず、苦しい戦いを強いられます。
3回の表、松本投手は二死までサクサクとアウトを取りますが、その後連打と死球により二死満塁のピンチとなると5番打者に走者一掃のツーベースヒットを浴びてしまい、3点を先制されます。
松本投手は4回にもヒットを浴びるもののここはしっかりと後続を断ち切り、4回3失点でマウンドを降ります。
打線は4回の裏、一死から小村内野手(2年/私立武蔵)がレフト線にうまく落とすツーベースヒットで出塁、続く秋元内野手(1年/市川)がサードへの内野安打を放ち一死一二塁のチャンスを作ります。
【レフト線にうまく落とすヒットを放ったなんでも絵になる小村内野手】
【パワフルなスイングが持ち味の秋元内野手】
4番・門田内野手(2年/松山東)が放った打球は一二塁間を抜けるかと思われましたが、相手の守備に阻まれヒットとはならず、しかしながら結果的に進塁打となり二死二三塁とチャンスを拡大します。
【今日も神宮にシュ!と響かせる門田内野手】
しかしながら、このチャンスで一本出すことができず、この回は無得点に終わってしまいます。
5回からは前田投手(2年/熊本)がマウンドに上がります。
先頭打者に死球を与えてしまうと、続く打者に連打を浴びてしまい1点を失います。
なおも無死一二塁のピンチでしたが、後続をしっかり打ち取り、最小失点で抑えます。
【闘志むき出しで投げ込む前田投手】
5回の裏、先頭の大坂外野手(2年/金沢泉丘)が四球を選び、出塁すると一死から明石捕手(2年/渋谷幕張)が技ありのピッチャー強襲のヒットで再び一死一二塁のチャンスを作ります。
【明石捕手の技ありのヒット】
しかしながらこの回も相手投手の好投を前にあと一本が出ず、無得点に終わります。
打線は6回以降、相手投手陣に無安打に封じ込められてしまい、反撃することができず7-0で敗戦しました。
前日に代打で出場した荒井慶斗内野手(1年/宇都宮)がDHでスタメンに抜擢されるなど、前日からオーダーを少し入れ替えた打線で試合に臨みますが、相手投手を攻めあぐね、4回まで出塁は門田内野手の死球と伊藤滉一郎外野手(2年/県立千葉)のセンター前ヒットのみと苦しい戦いを強いられます。
【筋肉で直球を粉砕する伊藤外野手】
この日の先発投手は高橋投手(1年/日比谷)。
先頭打者を2球でレフトフライに打ち取り順調な立ち上がりかと思われましたが、続く打者の打球はレフトへの難しい打球となり出塁を許すと、3番打者にレフト前に運ばれ、先制されてしまいます。
【長い手足をふんだんに使った投球フォームがかっこいい高橋投手】
その後も制球が定まらず、2回途中でマウンドを武田投手(2年/岡山白陵)に託します。
【打たせていきますとバックに宣言する武田投手】
武田投手は最初の打者に四球を与えたものの、続く打者を併殺打に打ち取り、流れを切ったかに思われましたが、次の打者にタイムリーツーベースを打たれてしまい、相手打線の勢いを止めることはできません。
3回にマウンドに上がった永島投手(2年/開成)は先頭打者に死球を与えてしまいますが、この回より守備についた松本康平捕手(1年/栄光学園)が盗塁を刺し、結果的に三者凡退で抑えます。
【静止画からも叫び声が聞こえてきそうな永島投手】
【盗塁を刺しベンチから暖かく出迎えられる松本捕手】
続く4回も永島投手がマウンドに上がります。
先頭打者は討ち取ったものの、この後、制球を乱して4番打者にホームランを打たれてしまい、2点を失います。
後がない9点差で迎えた5回表、なんとか得点を取りたいところでしたが、代わった相手投手に三者凡退で抑えられてしまうと、その裏、相手打線の勢いを止めることはできず、1点を失い、大会規定により5回コールドでの敗戦となりました。
11/15(金) 5-6位決定戦 vs早稲田大学 ●9-0
この日の先発は江口直希投手(2年/海城)。
初回、朝8時でとても寒いなかでの猛烈な雨に苦戦し、3四球を与え1点を失いますが、この回はなんとか最小失点で切り抜けます。
【元々大きい目を大きく見開いて投げる江口投手】
2回には二者連続三振を含む三者凡退で抑えると、3回もテンポよくフライアウトで2アウトとしますが、続く3番打者にヒットと盗塁を許すと、4番打者にレフト前へのタイムリーヒットを浴び1点を追加されてしまいます。
4回、5回はランナーの出塁を許すものの4-6-3の併殺打を完成させるなどして無失点で抑え、江口投手は5回まで2失点と、先発投手として、しっかりと試合を作ります。
一方の打線は、初回に小村内野手が四球、4回に秋元内野手がセンター前ヒット、5回に荒井慶斗内野手がレフト前ヒットでそれぞれ出塁しますが、いずれの回も後続が続くことができず、5回まで無得点に抑えられます。
【今日もパワフルなスイングでヒットを放つ秋元内野手】
【東大生離れした恵まれた体格からの打球はまさに大砲級な荒井慶斗内野手】
6回のマウンドにも江口投手が上がりますが、疲れからか制球が定まらず、満塁のピンチを招いたところで松本投手に交代します。
難しい場面での登板となり、併殺崩れとタイムリーヒットでこの回2点を失います。
【投げ終わりも美しい松本投手】
松本投手は7回を三者凡退に抑え、勢いそのままに8回のマウンドにも上がりますが、連打を浴び、無死一二塁で投手交代、前田投手がマウンドに上がります。
こちらも難しい場面での登板となり、相手打線の勢いを止められず追加点を与えてしまいます。
【フレッシュならではのアングルからの前田投手】
この回二度目の継投で垣田投手(2年/高等学校卒業程度認定試験)がマウンドに上がります。
【高等学校卒業程度認定試験のアナウンスで注目を集めた垣田投手】
先頭打者には死球、続く打者にはレフトへのヒットを許してしまいますが、このとき、本塁進入を試みたランナーをレフトを守る鈴木宥悟外野手(2年/浅野)の好返球によって刺し、これ以上の追加点を許しません。
【守備で存在感を示した鈴木外野手】
攻撃では6回、7回と三者凡退に抑えられてしまい、8回にも代打の切り札・藤原外野手(2年/県立福島)、石川内野手(2年/灘)が出場するものの、塁に出ることはできず、大会規定によって8回コールドで敗戦しました。
【優しい見た目とは裏腹に打球は優しくない藤原外野手】
【日に日に体が厚くなって頼もしさが増している気がする石川内野手】
秋季フレッシュトーナメントでは3敗を喫してしまい非常に悔しい結果となりました。
この経験をもとに冬には鍛錬を積み、来春のリーグ戦ではもっとビッグになって帰ってきてくれることと思いますので、長いオフシーズンではありますが、来春のリーグ戦でこのフレッシュなメンバーが活躍する姿を楽しみにしてお待ちください!
それではここらで今回のブログを終わりたいと思います。
お読みいただきましてありがとうございました。