秋季フレッシュトーナメント最下位”奪出”
TOKYOROCKSをご覧の皆さま、こんにちは。
2年マネージャーの奥畑です。今年度のリーグ戦・フレッシュトーナメントも終わり、遂にTEAM2024が始まろうとしています。個人的には東大野球部のマネージャーとして六大学に関われるリーグ戦の半分が終わってしまったのかと思うと、刻のはやさに驚かざるを得ません。きっと毎日楽しくて、充実しているからでしょう☺️特にリーグ戦期間はあっという間に終わってしまいました。松岡投手(4年/駒場東邦)が「リーグ戦へのコミット度合いが上がれば上がる程、はやく感じると思うよ」と仰っていたので、今後さらに刻の流れは加速する気がします。一日一日を大切に過ごしていきたいな、と思います。
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今回は手に汗握る熱戦を繰り広げ、観るものの寿命を三週間くらい縮めたであろうフレッシュトーナメントを振り返っていきます!
先発は江口直希投手(1年/海城)です。180cmを越える長身から130kmオーバーの直球と変化球を駆使し、法政打線を打ち取っていきます。
【6回被安打2失点1の快投を魅せた江口投手】
江口投手の好投に応えたい打線ですが、リーグ戦経験もある相手投手に苦戦します。リーグ戦スタメンの意地を見せた青貝内野手(2年/攻玉社)と練習から好調を維持し続けた伊藤滉一郎外野手(1年/県立千葉)の内野安打2本のみに抑えられてしまいました。
【チーム初安打を放った青貝内野手】
【スタメン起用に応えた伊藤外野手】
満塁のピンチを犠牲フライの1点のみに抑えた江口投手は6回でマウンドを降ります。二番手の持永投手(2年/駒場東邦)も2回を無失点に抑えました。
【普段の不思議ちゃんな所とは別人のように頼もしかった持永投手】
非常に引き締まった投手戦となりましたが、1点に泣き敗戦してしまいました。
先発の渡辺投手(2年/海城)は毎回ランナーを背負う苦しい展開となったものの3回1/3を1失点と踏ん張ります。
【地面スレスレのアンダースローが映える渡辺投手】
1アウト一三塁のピンチでマウンドに上がった前田投手(1年/熊本)は押し出しで1点を失ったものの、スタンドのお客さんに三浪?と言われる程の落ち着いたピッチングでチームを救います。※現役合格です。
【前田投手と好リードのフレッシュキャプテン杉浦捕手(2年/湘南)】
バッター陣は一年生が躍動します。春季フレッシュトーナメントでもタイムリーを放った門田内野手(1年/松山東)が代打で出場し、レフト前ヒットを打ちチームに勇気を与えます!前田投手と門田内野手は下クラ(同じクラスの一つ下の学年)なので、さすが「さんぱち(文科三類8組の略称)」と思いながら見ていました笑。因みにさんぱちは代々陽気な人が多く、仲も良いためクラス会が多いらしいです。
【お得意のレフト前安打を放った門田内野手】
そして!この日マルチ安打の活躍を見せたのが伊藤外野手です!私は以前中村マネージャー(1年/渋谷幕張)のブログにも書かれていたように、勝手に伊藤外野手を推しているので非常に嬉しかったです✨この二日間初めて神宮球場のベンチに入らせて頂いたのですが、ベンチでみたヒット5本のうちなんと3本が伊藤外野手でした😳このままだと「伊藤滉一郎の魅力を語る回」になりそうなので、この辺にします笑。もちろん、大好きなみんなの活躍を近くで見られて本当に楽しかったです。
試合開始は驚愕の朝8時という5-6位決定戦。スッキリとした秋晴れと少し肌寒い空気の中始まったこの試合が動いたのは2回でした。この日4番に座った大原内野手(2年/県立浦和)がヒットで出塁すると、門田内野手が昨日に続きヒットを放ちチャンスを広げます。工藤内野手(2年/市川)も死球をもぎ取り、ノーアウト満塁の大チャンス。ワイルドピッチで三塁ランナーが生還。この試合指名打者に座る明石内野手(1年/渋谷幕張)の神宮初打席はなんと2点タイムリーとなり、この回3点を先制します!!
先発は貴重なサウスポー近藤克哉投手(1年/筑波大附)が務めました。3回表3四球でツーアウト満塁の大ピンチとなり、山口周平投手(1年/三重)にバトンタッチします。ベンチの選手達やスタンドの上級生(祝日なので引退した4年生も来て下さいました!)が祈るように見つめる中、見事空振り三振に仕留めました🙌
【先発なのに駅のトイレに行って電車を逃し、遅刻してきた近藤投手】
【ナイスリリーフの山口投手】
3回裏、この2試合苦しんでいた中山外野手(2年/宇都宮)の内野安打と門田内野手のこの日2本目でチャンスを作りました。
4回裏、井之口内野手(2年/ラ・サール)に神宮初安打が生まれ、伊藤外野手が今大会4本目となるヒットを放ちました。伊藤外野手は今大会10打数4安打と大活躍でした。
【インフルエンザから奇跡の復活を果たした井之口内野手】
5回からは2年投手リレーで凌ぎきりました。
まずは伊藤数馬投手(2年/旭丘)。1点は失ったものの、1イニングを投げきり神宮初登板を果たしました。特にノーアウト一二塁のピンチで5番バッターをゲッツーに抑えたシーンではスタンドの選手達が総立ちになって沸いていました。
【我が代が誇るイケメン、伊藤投手】
続いて、増田投手(2年/城北)。こちらも神宮初登板でした。同じ文三なので授業が被ることが多かったのですが、よく助けてくれる優しい増田くんです。一番ひどい時はリアクションペーパーの締切ギリギリ深夜12時に電話しました。本当にごめんなさい。
【帽子が落ちそうな増田投手】
ワンアウト満塁で登板した吉田晃輝投手(2年/明善)もボール先行の苦しいピッチングでしたが逆転は許さずこの回を終えます。
【ブルペンで投げ続た鉄腕吉田投手】
ラスト2イニングを締めたのは昨日悔しいピッチングとなった渡辺投手でした。安打は許したものの無四球の安定した投球で、見事最後のバッターを三振に打ち取り、フレッシュトーナメント1年振りの勝利を果たしました。フレッシュトーナメント最下位「奪出」です✨この日のアナウンスを担当させて頂いたのですが、「東京大学が勝ちました。」と言えて非常に嬉しかったです。盛大に噛んだことなど忘れてしまえました笑。
【タイプの違う投手陣をリードした岡田捕手(2年/岡崎)】
【神宮初出場の大田内野手(2年/都立西)】
【チームを見守る山本マネージャー(2年/海城)】
【投手起用や打順の組み替えが見事ハマった陰のMVP酒井太幹学生コーチ(2年/筑波大駒場)】
フレッシュ3試合で6失点、春秋通じて一度もコールド負けすることなく最後を勝利で締められたのは来季に向けて非常に好材料となったのではないでしょうか。そんなフレッシュな1、2年生がまだ見たいという方は是非11月25日と26日に開催されるオータムフレッシュリーグin静岡にお越し下さい!お待ちしております。
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いよいよ明日からはTEAM2024が始動致します。德田マネージャー(3年/学芸大附)が作られた幹部写真もすごく素敵だったのですが、マネージャーの先輩方がいなかったので、主務と副務を務められる大好きな御三方の写真で今回はお別れとします👋
今後とも温かいご声援のほどよろしくお願い致します。
次回はいつも優しくて頼りになる我々マネージャーの新たなBOSS、岩瀬主務(3年/開成)による新主務のご挨拶ブログです!お楽しみに
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