双青戦 in 長良川球場!
TOKYOROCKSをご覧の皆さま、こんにちは!
4年主務の岩瀬です。
世の中の皆さんも首を縦に激しく振ってくださると思いますが、最近の暑さにはこりごりしています…。
と思いながらも梅雨の蒸し暑い空気感で雨が毎日降るか、今のような酷暑が続く日々か、梅雨入り前に戻って選択肢を与えられたら、私としては迷わず後者を選びます。そう考えればありがたかったかもなあとポジティブに生きることにします。
話は変わりますが、私にとって6月はせわしない1か月となりました。前半は早慶戦終了後、フレッシュトーナメント、全日本大学野球選手権大会の運営と立て続けにイベントが重なり、おそらく2週間で30弱の試合を見届けました。いくら野球が好きとはいえ、現地でこの数の試合を見ることはもうない(と信じたい)と思いますので、色濃く記憶に残る期間でした。
特に全日本大学野球選手権大会では、全国26の大学野球連盟から運営委員が派遣され、東京ドーム・神宮球場に分かれて大会運営にあたりました。普段は顔を合わせることのない方々との運営に最初は自分も緊張の色を隠せませんでしたが、すぐに打ち解けられ親交を深めることができました。スケジュールはスーパーハードでしたが、その他にも主催の読売新聞社の方々などさまざまな皆さんとの出会いがありながら、とてもいい経験になったと感じています!
さて、前置きが長くなってしまいましたが、そこから2週間後の月末には双青戦(京都大学定期戦、名前の由来はコチラから)が岐阜県・長良川球場で行われました。今回のブログではこの双青戦を振り返っていきたいと思います!
試合に先立ちまして、京都大学硬式野球部の皆さまのご尽力により、中日ドラゴンズベースボールアカデミーの皆さんのご協力のもと、地元の子どもたちを対象とした野球教室を行いました。野球教室を行うと毎度思うことですが、子どもたちのかわいさとそれに対する選手たちの優しいまなざしを見ると、とてもほっこりした気持ちになります(笑)
皆さまにもほっこりを少しだけおすそわけします!
<左から藤田主将(4年/内野手/岡山大安寺)、平田投手(4年/都立西)> <伊藤滉一郎外野手(2年/県立千葉)> <笑顔で見守る明石捕手(2年/渋谷幕張)、子どもとおいかけっこをする橋元外野手(4年/修猷館)> <青貝内野手(3年/攻玉社)> <岡田捕手(3年/岡崎)>
昼食をはさんだのち、いざ試合が始まります。
6/29(土) vs 京都大学(A) 3-0◯
この試合では始球式が行われ、岐阜県知事の古田 肇 様にお越しいただきました。古田様は東京大学法学部をご卒業された経緯があり、東大のユニフォームに身を包みマウンドに上がられました。
それでは完封リレーを達成した投手陣を中心に試合内容を見ていきます。
最初にマウンドに上がったのは平田投手。3イニングで打者10人を2安打無失点に抑え、危なげなくマウンドを後続に譲ります。
この好投に応えたい打線は2回、内田内野手(4年/開成)、芳野外野手(4年/西大和学園)のヒットなどで1死満塁のチャンスを迎えると、井之口内野手(3年/ラ・サール)のタイムリーや敵失などが重なり一挙3点を先制します!
2番手のマウンドは鈴木太陽投手(4年/国立)。3イニングを3奪三振を含むパーフェクトピッチングにまとめ、試合の主導権を確かなものとします!
中押しの追加点が欲しい打線ですが、京大の2番手投手を前にチャンスであと1本が遠く得点には至りません。
<ヒットがなかなかでない中、二塁打を放ち「突き抜ける」ポーズを見せる杉浦捕手>
このまま逃げ切りたい試合展開、3番手は森岡投手(4年/渋谷幕張)。ヒット、四球でピンチを招きますが、杉浦捕手(3年/湘南)の好プレーもあり、1イニングを無失点で切り抜けます。
続く4番手は長谷川投手(4年/駒場東邦)。こちらも2イニングを打者6人で封じる文句なしのピッチングを見せ、試合を締めくくりました。
双青戦では私たちの入部以来初めてとなる4年ぶりの勝利を挙げることができました!
私としては4年生の活躍も多くみられ、とても嬉しい試合となりました。リーグ戦でもラストシーズンとなる4年生の活躍がたくさん見られることを期待したいと思います。
冒頭でも少し触れましたが、今回の双青戦は京都大学硬式野球部の皆さまが企画から運営まですべてにおいてご尽力くださり、準備段階から当日に至るまで大変お世話になりました。この場をお借りして心より感謝申し上げます。
今夏の七大戦では両校が順調に勝ち進めば、決勝戦で同カードが実現します。真夏の名古屋で再度対戦できることを楽しみにしています。
次週のブログは今週の一曲でお馴染み、角能マネージャー(4年/攻玉社)の担当になります。
センスに溢れる彼の文章を、皆さまと一緒に私も期待して待ちたいと思います…!