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主将 杉浦 海大
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2025春・対立教大学戦

TOKYOROCKSをご覧の皆さん、こんにちは。

3年マネージャーの中村です。

工学部暮らしが始まって早1.5ヶ月、電車に乗らなくても大学に通えるようになったのは良いですが、実験と授業に翻弄される日々を送っております。

三相交流を用いて誘導電動機で発電をしたかと思えば、C言語でインターネット電話サービスを作成し、またそれらについてレポートを書かねばならず、なかなか部活には手が回りません。

さて、今日のレポートは5/24,25に行われました、春季リーグ戦最終カードの対立教大学戦についてお送りします。

実験レポートとは違って元気溌剌に書いているのでぜひお読みください!

(このブログは法政戦のブログを書いた石田マネージャー(3年/札幌西)スタイルで書いてみたいと思います。何回という言葉をいかに文章中に入れるかに迷っていた自分にとってまさに目から鱗でした)

【5/24(土) vs立教大学1回戦 ●0-8】

1回表

今季初スタメン安田外野手(2年/名古屋)の元にフライが飛びますが、難なくこれを処理します。

その後センター前ヒットで出塁を許しますが、渡辺投手(4年/海城)が後に続く打者を打ち取り、初回を無失点で抑えます。

【先発の渡辺投手】

1回裏

中山副将(4年/外野手/宇都宮)がレフトにヒットを放つと、恒例のパンチャーポーズが炸裂します。

【恒例の中山副将のパンチャーポーズ】

2回表

相手打者の放った打球が渡辺投手に当たりますが、今季初スタメンの青貝内野手(4年/攻玉社)がこれを華麗にカバーし、バックがピッチャーを盛り立てます。

2回裏

先頭の4番・杉浦主将(4年/捕手/湘南)がレフト線に打球を放ち、レフトが打球の処理を誤っている間に快足を飛ばして2塁に到達、ツーベースヒットとします。

【ツーベースヒットを放った杉浦主将】

しかし、ランナーを返すことはできず、先制点とはなりません。

3回表

先頭打者をアンラッキーなヒットで出すと送りバントで1つアウトを取りますが、続く打者に3連打を浴び先制を許します

なおも一死満塁のピンチでしたが、続く打者の放った打球はセカンドへ転がると、井之口内野手(4年/ラ・サール)が直接ベースを踏み、一塁へ転送、併殺を完成させました

【本当はとった写真全てをコマ送りにして動画にしたい井之口内野手の雄叫び】

4回表

一死一塁の場面でまたも井之口内野手の前に打球が転がると、今度はランナーをタッチして一塁へ転送し併殺を完成させました。この日は井之口内野手の守備が冴え渡っていました!

4回裏

中山副将のセンター前ヒットと杉浦主将の死球で一二塁のチャンスを作りますが、後続が倒れ得点とはなりません。

5回裏

青貝内野手がヒットを放ち、続く渡辺投手が見事に送りバントを決め、一死二塁のチャンスを作りますが、続く打者が打ち取られ、得点とはなりません。

【ヒットを放った青貝内野手】

6回表

長打と四球で二死一二塁とされますが、最後のバッターを三振に切って取り、得点を与えません。

6回裏

先頭の中山外野手が四球を選び、3打席連続の出塁を果たします。続く大原外野手(4年/県立浦和)センター前ヒットで続き無死一二塁のチャンスを作ります。

【ヒットを放った大原外野手】

しかし、代打攻勢も虚しく、この回も得点することはできません。

8回表

先頭打者にヒットで出塁を許し、送りバントで一死二塁とされます。

続く打者の放った打球は青貝内野手の守るサードに転がり、軽快に捌いて一塁に転送したところで二塁走者が三塁への侵入を試みましたが、ファーストの中山副将が三塁へ送球し、ショートバウンドとなった送球を樋口内野手(2年/海城)がうまくカバーし、併殺を3人で完成させました!

8回裏

ノリノリの中山副将は、シフトを破るライト前ヒット3安打猛打賞(4出塁)を記録します。

【打ちまくりの中山副将】

この試合終了時点で打率を.387と大幅に上げました!

しかしながら後続が続くことができず、1点ビハインドで9回を迎えます。

9回表

ここまで一人で投げてきた渡辺投手にも流石に疲れが来たのか、この回レフト前ヒット死球送りバントで一死二三塁のピンチを招くと、犠牲フライで1点を追加され、その後制球が定まらず長打を浴びてしまいます。

前田投手(3年/熊本)がマウンドに上がりますが、立教打線の勢いを止めることができず、この回7点を失って8-0とされてしまいます。

【新しいグローブが映える前田投手】

9回裏

明石捕手(3年/渋谷幕張)泥臭いリーグ戦初ヒットが飛び出しましたが、打線が繋がることはなく8-0で敗戦しました。

【豪快なスイングの明石捕手】

【5/25(日) vs立教大学2回戦 ●6-7】

先週の堂埜マネージャー(3年/湘南)初〇〇特集的に言えば、この試合は橋本マネージャー(3年/雙葉)初リーグ戦アナウンスでした。今季のアナウンスの鬼門である始球式をするOBの方の紹介の原稿の読み上げ(今回は野口裕美さん(立教大学S58卒)でした)をミスなく読み上げていて、音読が苦手な自分としてはすごいなと思いました。

1回表

二死から大原外野手がセンター前ヒットで出塁しましたが、得点とはなりません。

1回裏

この日の先発はこちらもリーグ戦初先発松本慎之介投手(2年/國學院久我山)、初回を三者凡退で打ち取り抜群の立ち上がりを見せます。

【先発のマウンドに立つ松本投手】

2回表

スタメンに復帰した荒井慶斗内野手(2年/宇都宮)レフトスタンドに突き刺すホームランで1点を先制します!!荒井内野手の持つポテンシャルがついに顕現しました。(これもリーグ戦初ホームランです)

【自身の放ったホームランを見つめる荒井内野手】

門田内野手(3年/松山東)も流れに乗ってレフトへのヒットを放つと、途中ランナーは入れ替わりますが、二死一塁で迎えた秋元内野手(2年/市川)の打席、こちらも相手投手の球を完璧に捉え、レフトスタンドへの2ランホームランとなり、さらに2点を追加、3-0とします!!

【スタメン復帰しいきなりヒットを打った門田内野手】

【荒井内野手と同じアングルの秋元内野手】

秋元内野手は開幕戦のソロホームラン以来のホームランです!

2回裏

得点をとった後の重要なこの回、一死からランナーの出塁を許しますが、しっかり後続を断ち、流れを相手に渡しません!

3回裏

ヒットで先頭打者の出塁を許し、一死一塁となると1番打者にライトスタンドへの2ランホームランを被弾し、1点差に詰め寄られてしまいます。

しかしこの後、門田選手が難しい体勢でゴロをさばき、続く打者を三振で抑え、これ以上の反撃を許しません。

4回表

門田内野手が四球で出塁するとボークで二塁に進塁し、一死二塁となります。

打席には昨日からショートでスタメン出場している青貝内野手。左中間を完璧に真っ二つに割るタイムリーツーベースを放ち、点差を2点とします!

青貝内野手は打棒のみならず、ヒットセレブレーションも大爆発していました!

【対立教戦大当たりの青貝内野手】

【土曜日よりも派手なヒットセレブレーション】

4回裏

この回から江口投手(3年/海城)がマウンドに上がりますが、四球ヒット内野ゴロなどで3点を失い4-5と逆転されてしまいます。

【ロングリリーフの江口投手】

5回表

1,2番が続いて四球で出塁し無死一二塁とすると、続く大原外野手がバントをしっかり決め、一死二三塁とチャンスを拡大します

二死二三塁から荒井慶斗内野手の放った打球はショートゴロでチェンジかと思われましたが、相手のショートが送球エラーをし、その間に酒井副将、中山副将が一気に生還し逆転します!この間に打者走者も二塁に進塁します!

【一挙生還の副将コンビ】

続く門田内野手はセンター前に綺麗に弾き返し、荒井内野手は一気に本塁侵入を試みますが、ここは惜しくもアウトとなります。しかしながら、逆転された後に逆転する素晴らしい攻撃でした!

5回裏

続投した江口投手は門田内野手の好守備奪三振などで三者凡退に抑えます!三振を奪った後の雄叫びが最高にかっこよかったです!

【奪三振で雄叫びをあげる江口投手】

7回表

好調の中山副将がセンターの横に絶妙な打球を飛ばすとこれがヒットとなり、一気に二塁に進塁します!

【うまく運んだ中山副将】

続く大原外野手はピッチャー強襲のヒット一死一三塁とチャンスを拡大します

4番・杉浦主将の初球には代走の安田外野手が盗塁し、二三塁の絶好のチャンスを作りますが、相手投手の好投を前に二者連続三振に終わり追加点とはなりません。

7回裏

先頭打者にヒットで出塁を許すと、送りバントで一死二塁とされ、続く3番打者に痛恨の2ランホームランを浴びてしまい、再逆転を許します、、。

8回裏

この回からマウンドに上がった佐伯投手(3年/渋谷幕張)は先頭打者を四球で歩かせますが、粘りのピッチングで無失点に抑え、最終回の反撃に望みを繋ぎます!

【粘り強いピッチングの佐伯投手】

9回表

なんとか一点返したいところでしたが、相手クローザーを前にヒットを出すことができず、敗戦しました。

これにて弊部の春季リーグ戦は終了しました。

10戦全敗という悔しい結果に終わりましたが、惜しい試合が何度もありました。

終盤になるにつれて試合内容がよくなっていったので、この感覚を忘れずにを超えれば、秋はきっと勝ち点を獲得することができると思います。

3ヶ月ほど後の東大野球部に今から期待しましょう。

さて、ここまでブログをお読みいただきまして、ありがとうございました。

例年、フレッシュトーナメント前後に1年生マネージャーによる新入生紹介があり、そこから1年生も本格的にブログを書き始めます。

4学年体制となり、前回のブログが長崎合宿のものであることを考えると、次のブログはさらに2,3ヶ月になるのでしょうか、、、。

約1週間後から始まるフレッシュトーナメントでの1,2年生の活躍を祈願してこの辺りでブログを終わります。

それではまた夏にお会いしましょう。

中村祐大(3年/マネージャー/渋谷幕張)