新3年学生コーチ紹介!
こんにちは。新3年マネージャーの緑川悠希です。
昨日に引き続き、幹部陣の特集をお届けいたします。
本日は新チームより学生コーチになりました、肥田尚弥(スポーツ科学部・早稲田摂陵)と藤原尚哉(政治経済学部・早大本庄)の特集です。
学生コーチになっての気持ちや、注目選手などを聞いてきました!
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(左:藤原 右:肥田)
・学生コーチになった経緯を教えてください。
肥田)学生コーチを決めるミーティングを始めたのは、夏ごろからでした。話し合いを始めてから3か月くらいで学生コーチになることを決断しました。
ミーティングでは、まずはどんなチームにしていきたいかということを話し合いました。そしてその方向性を体現するにあたって、誰が学生コーチになることがベストなのか考えていきました。自分たちの代では、やらされるのではなく自分たち主体で取り組んでいく学年にしようということが大きな方針となり、その中で投票をして、1人1人と話し合いをしたうえで自分が選ばれ、学生コーチになりました。
学生コーチになることを決断するうえで、意思を固める前に、自分を支持してくれていた人や先輩の学生コーチ、秋で卒業された4年生と話をさせてもらいました。最終的に決め手の一つとなったのが、「自分の目標は何だ?」と聞かれたことでした。選手として神宮でプレーすることなのか、日本一になることなのかと考えたときに自分は神宮球場で日本一になり勝って終わることが目標だと思いました。その目標のためには自分が学生コーチになるのが一番だと同期から言ってもらっていたので、腹括って学生コーチになることを決意しました。
藤原)ミーティングの仕方は野手の肥田とほとんど同じで、自分たちにはどのような投手コーチが必要かということや、どのような投手陣を作りたいかということを話し合い、最終的に投票で自分が選ばれて引き受けることになりました。
意志を固めたという面では、もともと入部してきたときは神宮でプレーしたいという思いがありましたが、早川さんや徳山さん、西垣さんというような最前線で戦っている人たちのピッチングやトレーニングを近くで見ていて、自分が2年後に同じように最前線で戦えるかと考えるとビジョンが見えない面がありました。その中で、同期から投手コーチを任せたいと言ってもらっているのであれば、引き受けて最大限にチームに貢献したいと考え、決意するに至りました。
・今どんな仕事を担当していますか?
肥田)仕事は練習メニューの作成、練習の運営がメインです。自分は主にBチームを担当しています。ノックを打ったり、守備基礎などのメニューではタイムキーパーをしたりします。練習の士気が低いように感じたらキャプテンのように声を出して盛り上げていくこともあります。ミーティングでは前に立ってみんなの意見をまとめるなど、キャプテンとコーチの間の役割かなと思っています。
大変だなと感じていることは、どうすれば選手がスタッフ陣で組んだ練習メニューの目的や意図をちゃんと理解して練習に取り組めるようになるかということです。スタッフ陣でメニューを組むときに考えなければいけないことなので意図を明確にしてメニューは作成しますが、それをグラウンドに行って短い時間で選手に伝えて理解してもらわなければいけません。こちらの伝え方次第で選手の認識も変わってしますので、そこの難しさを感じています。ただ、これがやりがいを感じる部分でもあります。
藤原)ピッチャーの場合は、メニューの決め方は横山さん(優斗、社会科学部・早稲田実)と話し合って決めています。ランメニューやトレーニングの際はタイムを計るなどしています。また、ピッチングの際には動画を撮影したり、アドバイスをしたりしています。
ただ、ピッチングのアドバイスの際は、ピッチャーには自分よりも知識がある選手もいて、それぞれが自分で考えて取り組んでいるので、指導をするというよりは客観的に見て普段と違う点や気づいた点を伝えるということを意識しています。指導というよりは提案になるように心がけています。
大変だなと感じている点は、秋に新チームになってから、ボール回しやバント・バスターなど野手がやっているメニューを取り入れているので、その練習の意味を投手陣に説明することの難しさは感じています。
・学生コーチになってこだわっていることやマイルールはありますか?
藤原)自分の個人的な性格として、LINEの返信が遅いなど情報の伝達が遅くなりがちということがあって、そういうことがないように撮影した動画をすぐ送ったり、連絡事項があればその場ですぐ伝達したりというようなことは心掛けています。
肥田)意識してということかはわからないけれど、自分の中での学生コーチ像を追いすぎないということを考えています。学生コーチになってすぐは今まで自分が見てきた学生コーチのように振舞おうと思っていて、3日くらい取り組んでいたのですが、それは自分に求められていることでもなく、また自分には無理だなと感じました。この取り組み方をしていたら自分の性格上うまくいかないし、期待されていたことではないと早々と気づいたので、それ以降は自分が選手としてありのままでプレーしていた姿を見て学生コーチに選んでもらったということを忘れないように、自分にできることをやろうと取り組んでいます。
・学生コーチになって、グラウンドの雰囲気や選手の見え方はどのように変化しましたか?
藤原)当たり前かもしれないけれど、立場上客観的にいろいろなことが見えるようになったなと感じています。例えば練習メニューにしても立ち振る舞いにしても取り組み方に対して学生コーチから怒られることがあっても納得できない場面があったりしましたが、立場が変わるとその時に言われていた理由がよくわかるので、そこが変わった点かなと思います。
肥田)藤原と似ていることではありますが、一つ一つの言われていたことの意味が分かるようになりました。選手の時は正直、「そんなことまで言うのかよ」と思う部分もありましたが、いざ立場が変わると本当に重要なことだから言われていたということに気づきました。
・今、期待している選手を教えてください!
藤原)清水宥志(スポーツ科学部・早大本庄)です。高校の一つ下の後輩なのですが、高校時代からかなり成長していて、まだ未完成ではありますが球が速くてポテンシャルの高さを感じています。変化球であったりピッチングを覚えていけば、この冬を越えてすごくいい選手になるんじゃないかなと期待しています。
肥田)同級生の齋藤翔(スポーツ科学部・金沢泉丘)です。去年まではBチームの後ろにいましたが、今年は学年も上がって必然的にサードの先頭でノックを受ける立場になりました。今までは付いていこうという気持ちが見えていましたが、自分のことだけでなくBチームを引っ張っていこうという声が出るようになっていて、自分のことしか考えていないような選手でなく周りを見ることができる選手でないとAチームにはなかなか上げられないので、これから期待しています。
・これからの意気込みを教えてください!
肥田)主にはBチームを見ることにはなっていますが、早稲田大学野球部というチームを引っ張っていかなくてはいけない立場なので、チーム全体の士気も上げていけるように今のチームでリーグ優勝ができるように、野球部が強くなるように毎日頭を抱えながら頑張っていきたいと思います!
藤原)ピッチャーはおととしや去年のように絶対的なピッチャーがいないので、皆の力を合わせていくしかないので、自分も色々考えながら投手陣全体がいい方向に行けるように取り組んでいきたいと思います!
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以上、新3年学生コーチ2人へのインタビューでした!
明日は新4年学生コーチ陣の特集となります。担当は、新2年の中原です。
次回の緑川個人の更新は、1/16の「Weekly MGR」の予定です。
皆様に読んでいただける内容になるよう、話題探し頑張りますので、楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
(新3年:緑川)