【Weekly MGR】vol.126
こんにちは!2年マネージャーの千葉海翔(教育・盛岡一)です。
先週と比べて気温が急激に下がり、本格的に冬の訪れを感じるようになりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
余談ですが、もうすぐ12月に入ろうとしているのにも関わらず、弊部のマネージャー室では1匹の蚊が生き延びています。こんなにも長く生きている蚊に最大限の賛辞を贈りたいところですが、モスキート音に集中力を妨げられる生活にそろそろ終止符を打ちたいと思います。
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さて、今回のWeekly MGRでは11月15日(金)から11月17日(日)に静岡県で行われたオータムフレッシュリーグの様子と、帯同した3名のスタッフへのインタビューをお届けいたします。
オータムフレッシュリーグは、参加校の下級生による交流試合・地域貢献プログラムを通じて、選手育成ならびに地域貢献を促進し、参加校/開催地双方の「ひとづくり・まちづくり」に寄与することを目的として、毎年秋に静岡県で開催されています。
今大会は、静岡県内の5つの高校と県内外の12の大学が参加し、3日間に渡り3つの球場で試合を行いました。また、球場ごとでアナウンス体験、リレー対決、グラウンド開放といった様々な体験が催され、多くの地元の小中学生が参加しました。
まずは、試合を振り返ります。
11月16日(土)
●早稲田大学 1-2 静岡大学(西ヶ谷総合運動場野球場)
W 010 000 000=1
S 001 000 10X=2
【戦評】
2回表 2死から渥美嘉成(2年・内・人間・札幌一)がライト線を破る二塁打で出塁すると、続く永田陽向(2年・内・文・早稲田佐賀)がアウトコース低めの直球をきれいにはじき返し、1点を先制します。
3回裏 3本の安打を集められ、すぐさま同点に追いつかれます。
5回表 無死から永田がセーフティーバントを成功させるも後続が続かず、無得点に終わります。
7回裏 この回から登板した伊藤光輝(2年・投・教育・早大本庄)が攻め立てられ、犠飛で勝ち越しを許します。
9回表 1死から四球で走者を出すも、後続が続かず敗戦しました。
2試合目の始めには、地元のスポーツ少年団に所属する子供たちが始球式を行いました。長谷聡士(2年・投・スポ・光陵)が子供たちをマウンドまでエスコートし、様子を見守りました。キャッチャーまでノーバウンドの投球で会場は大盛り上がりでした。
●早稲田大学 0-6 法政大学(西ヶ谷総合運動場野球場)
W 000 000 000=0
H 001 003 20X=6
【戦評】
1回表 先発投手を任されたのは、香西一希(2年・投・スポ・九州国際大付)。3者連続三振と幸先のいいスタートを切ります。
3回裏 2死から本塁打を浴び、1点を先制されてしまいます。
4回表 寺尾拳聖(2年・外・人間・佐久長聖)がレフトの頭を超える痛烈な二塁打を放つも、後続が続かず得点が奪えません。
6回裏 この回から小野田詔太(1年・投・法・早大学院)が登板し、流れを変えたいところですが、3点本塁打を浴びてしまい突き放されます。
8回裏 この回から長谷にスイッチすると、テンポよく投げ込み無失点に抑えます。
9回表 2死から大内碧真(2年・内・スポ・浦和学院)が右前安打で出塁するも後続が続かず、敗戦しました。
11/17(日)
●早稲田大学 2-3 慶應義塾大学(草薙運動場硬式野球場)
K 000 012 000=3
W 000 011 000=2
【戦評】
5回表 これまで粘りの投球をしていた岡村遼太郎(1年・投・教育・早大学院)が2本の安打を浴び、1点を先制されます。
5回裏 死球と安打で出た走者を得点圏に進め、細谷俊輔(2年・外・教育・早稲田実)の犠飛で1点を取ります。
6回裏 この回先頭の壽田悠毅(2年・外・社会・早稲田実)が安打で出塁すると、岡西佑弥(2年・内・スポ・智辯和歌山)の二塁打で1点差に詰まります。
7回表 この回から森山陽一朗(2年・投・スポ・広陵)がマウンドに上がります。気迫の投球で3者凡退に抑えます。
9回裏 岡西がこの日2本目の二塁打で出塁するも後続が続かず、敗戦しました。
次にオータムフレッシュリーグに帯同した3名のスタッフのインタビューをお届けします。
1人目は畑﨑一颯(3年・学コ・商・早大本庄)です。
・初めてのシートノックとなりましたが、いかがでしたか?
思ってたより緊張しました(笑)。フライの心配していたのですが、時間が足りなくて最後まで打てなかったのが心残りです。
・指揮を執ってみて感じたことは何ですか?
考えるべきことが多すぎて混乱してしまいました。野球の新たな一面に触れることができ、とても面白かったです。
・学生コーチとしての意気込みをお願いします!
歴代のどの代にも劣らないチームになるよう、選手のサポートを頑張っていきます!
対外試合初めてのシートノックだったと思いますが、そんなことも感じさせないくらい正確にノックを打てていたように感じました。シートノックの締めのキャッチャーフライを見ることができていないので、今度の対外試合では披露してくれることに期待しています。
2人目は武藤真吉(2年・学コ・社会・早大学院)です。
・フレッシュトーナメントで選手を終え、学生コーチとして新たなスタートを切った今の気持ちを教えてください。
フレッシュの試合を終えて、選手としての踏ん切りがつきました。選手への未練がないと言えば嘘になりますが、気持ちを新たに学生コーチとして活動する覚悟を固めました。
・指揮を執ってみていかがですか?
初めての体験で一つもうまくいきません。広い視野で色々なことに目を向けることが自分にはまだ足りないなと感じました。
・今後の意気込みをどうぞ!
100年以上続く伝統のある野球部を背負う覚悟を決めました。早稲田大学野球部に関わるすべての方々の期待に応えられるように選手と共に努力します。
オータムフレッシュリーグからスタッフとしてチームを支えてくれています。選手目線の声掛けや気配りで選手をサポートし、選手もプレーしやすかったと思います。立場が変わり、大変なことがたくさんあるかと思いますが、武藤なら大丈夫です。今後も熱い漢 “武藤” の活躍にもご注目ください!
3人目は林田真依(1年・マネ・スポ・早稲田佐賀)です。
・オータムフレッシュリーグの試合が、大学に入学してから初めてのアナウンスとなりましたがどうでしたか?
とても緊張しましたが、選手に「上手かったよ」と声をかけて貰えたので安心しました。1週間お風呂の中でみっちり練習した甲斐がありました(笑)。
・どういったところを意識しましたか?
高校が佐賀県なので、イントネーションの違いを矯正することを意識しました。また、球場には小学生からご年配の方までたくさんの年代の方がいらっしゃっていたため、明るく、聞き取りやすい声で話すことを意識しました。
・意気込みをお願いします!
今回は間違えずにアナウンスをすることで精一杯なところがありましたが、神宮でアナウンスをするまでに、アナウンスで選手を後押しすることができるくらい上手くなりたいです!
試合前はとても緊張している様子でしたが、久しぶりとは思えないような落ち着いたアナウンスを披露してくれました。途中少しハプニングがありましたが、最後まで頑張っている様子が伝わってきました。少し早いですが、神宮球場で聞ける日が楽しみになりました。
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以上になります。
この大会を通じて個人・チームとして課題が見えたと同時に、他大学の好打者・好投手と実際に対戦したくさんのことを学ぶことができるいい機会となったのではないかと思います。この大会に関わってくださった全ての方に、この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。今年度の新人チームの対外試合はこれで最後です。厳しい冬の練習を乗り越え、パワーアップした姿をお見せできるように部員一同精進してまいります。
メンバーは、明日に明治神宮野球大会の初戦を迎えます。4年生とプレーできる最後の大会です。今春果たせなかった日本一を達成するために、部員一丸となって相手に向かっていきます。熱いご声援のほどよろしくお願いいたします。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。来週もお楽しみに。