【Weekly MGR】vol.148~春季リーグ戦振り返り~
こんにちは!2年マネージャーの中井晴太(スポ・早稲田佐賀)です。
5月らしい爽やかな陽気が続いていますが、グラウンドの熱気はそれ以上。いよいよ迎える春季リーグ戦・早慶戦に向けて、選手たちは一層気持ちを高めて日々の練習に励んでいます!
今回のWeekly MGRでは、早慶戦に向けて、歴史的な勝利となった明治戦を振り返りましょう!
優勝に向けて、絶対に勝ち点を落とすことができない負けられない試合でした。結果は2勝1敗で、なんとか勝ち点を得ることができました。それでは試合を振り返っていきます!
明大1回戦(5月18日)●早0-3明
M 111 000 000 =3
W 000 000 000 =0
明治との初戦の先発を任されたのは宮城誇南(3年・投・スポ・浦和学院)。立ち上がりから走者を背負う苦しい展開が続きましたが、要所を締める投球で粘り、7回6安打3失点8奪三振の力投を見せました。
8回には田和廉(4年・投・教育・早稲田実)が登板し、1回を無安打無失点に抑える安定したリリーフを披露しました。
一方の打線は、明大のエース・毛利投手を前に得点を奪えず、4回まで1安打無得点に封じ込まれる展開に。5回には大内碧真(3年・内・スポ・浦和学院)が投手強襲の内野安打を放つなど粘りを見せましたが、あと一本が出ず得点に結びつけられませんでした。
堅い守りと粘投で最少失点に抑えたものの、打線が沈黙し、明治とのカード初戦は悔しい完封負けとなりました。

宮城(8奪三振の力投)

田和(無安打無失点リリーフ)

大内(投手強襲の意地の一打でチャンスを演出)
明大2回戦(5月19日)明0-1x早◯
M 000 000 000 =0
W 000 000 001x =1x
試合前には、早稲田大学野球部OBであり、元プロ野球選手の谷沢健一さん(S44年卒)が始球式を務めました。谷沢さんが神宮のマウンドに立つ姿に、観客席からは大きな拍手が送られました。偉大な先輩の登場に、選手たちも一層士気を高めて試合に臨みました。
2戦目の先発はエース・伊藤樹(4年・投・スポ・仙台育英)。相手打線を寄せ付けず、東京六大学野球連盟では史上25人目となるノーヒットノーランを達成しました。完璧な投球で9回を投げ抜き、圧巻の内容でチームを救いました。
その力投に応えたい打線は9回裏、石郷岡大成(4年・外・社会・早稲田実)が四球を勝ち取り出塁。続く小澤周平(4年・内・スポ・健大高崎)もヒットでつなぐと、最後は寺尾拳聖(3年・外・人間・佐久長聖)が劇的なサヨナラ適時打を放ち、チームに待望の勝利をもたらしました。
投打が一体となってつかみ取った、価値ある勝利となりました。

伊藤樹(東京六大学史に名を刻むノーヒットノーラン達成)

石郷岡(9回裏の出塁で勝利の口火を切る)

小澤(繋ぎの一打でサヨナラ劇につなげる)

寺尾(値千金のサヨナラタイムリー)
明大3回戦(5月20日)◯早8-6明
W 300 020 010 2 =8
M 020 010 003 0 =6
早稲田は初回から力強い攻撃を見せ、尾瀬雄大(4年・外・スポ・帝京)が出塁。続く寺尾と田村康介(4年・内・商・早大学院)が適時打を放ち、先制点を奪いました。序盤から攻撃のリズムを掴み、試合の主導権を握ります。
先発の宮城は3回を投げて2失点と相手打線を抑えると、継投でリードを守る展開へ。5回表には寺尾の適時打と相手のミスを絡めて2点を追加し、さらにリードを広げました。
9回裏に痛恨の同点ホームランを許しましたが、延長10回表、吉田瑞樹(4年・捕・スポ・浦和学院)がリーグ戦初となる貴重な勝ち越しホームランを放ち、チームを再び勝利へと導きました。

尾瀬(初回の出塁でチームに流れを呼び込む)

田村(初回の追加点を呼ぶタイムリー)

吉田瑞(延長10回、勝ち越しホームラン)
なんとか2勝を挙げて勝ち点1を獲得しました!今週末には、春の早慶戦が控えています。早慶戦で2連勝すれば、明治大学との優勝決定戦です。部員一同、この早慶戦に向けて一層気持ちを高めてまいります。内野応援席を含め、チケットはまだ販売中です!チケット販売の詳細はこちらを、応援席券購入に関するQ&Aはこちらをご覧ください。伝統の早慶戦を、ぜひ神宮球場で一緒に応援してください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
来週もお楽しみに!