日本一へのカウントダウン26人目は、

久保田碧月(捕手・高川学園)です。

法政大学で過ごした4年間にはたくさんの学びがありました。

まずは何といっても野球のレベルの高さ。150キロを超える速球や取るのも精一杯な変化球を投げる投手がたくさんいました。そして、それを打ち返す打者もたくさんいました。そんなレベルの高い場所で野球ができたこと、みんなと一緒にプレーできたこと本当に嬉しく思います。ありがとうございます。

次に私生活。私生活に関しては180度世界観が変わりました。高校生までは野球以外の時間を何気なく過ごしていました。大学では先輩や同級生、時には後輩から吸収するものが多くありました。毎日日記を書くこと、睡眠時間の確保、食事の管理、トレーニング、散歩。他にも様々なことに取り組み、習慣化できるよう努めました。そのため、充実した日々を過ごすことができています。この経験は、これからの人生にも大いに役立つと確信しています。

そして、人との出会い。野球や大学を通じて、たくさんの方々と出会いました。一番身近なチームメイトには本当に恵まれていました。練習やトレーニングを共に頑張ったり、食事に行って野球のことや将来のことについて話したり、言い出したらキリがないほどの経験をさせてもらいました。チームメイトに限らず、たくさんの方々と出会い、たくさんのことを学び、吸収させていただきました。これからの人生に活かしていきたいと思います。

このように、私は大学の4年間でかけがえのない貴重な時間を過ごすことができました。4年間で培ったものを次は社会に出て貢献できるよう努力していきます。このような気持ちになれたのもみなさんのおかげです。本当に感謝しています。ありがとうございます。

父さん。母さん。4年間、いや22年間、面倒をみてくれてありがとう。たくさん迷惑をかけたし、ワガママもいったけど、そばで支えてくれてありがとう。毎日のように連絡をくれて、落ち込んでいる時には勇気づけてくれたり、甘えている時には厳しい言葉をかけてくれました。そんな一番期待してくれていた父さん、母さんに野球で思うように結果として恩返しできなくてごめん。これからは、社会人になります。若いうちは迷惑をまだかけてしまうかもしれないけど、立派な大人になれるよう頑張ります。父さんと母さんが親でよかったです。これからしっかりと恩返しをします。

最後になりますが、小学生から始めた野球も大学で区切りをつけます。この決断に悔いはありません。これまで関わって下さった全ての皆様方に感謝しております。ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願い致します。