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【日本一へのカウントダウン】今泉颯太

36日間にわたってお届けしてきました日本一へのカウントダウンですが、本日が最後になります。

ラストを飾るのは、みんなから頼られ、愛される主将、今泉颯太 (内野手・中京大中京)です。

今泉

日本一へのカウントダウン2023も私がラストとなりました。明日いよいよ4年生にとって最後のリーグ戦が開幕します。

まず初めに、この4年間誰一人欠けずこの同期36人とここまで来れた事に感謝しています。特に、最高学年になってからのみんなにはとても感謝しています。私は、主将をやらせていただきその中で上手くいかずに悩み、苦しみ、時には泣いた事もありました。そんな時に同期のみんなが支えてくれたり、一緒に頑張ってくれたおかげでなんとか主将を務めてこれました。本当に感謝しています。ありがとう。

そして、私にとっての野球とは、「結果が全て」だと考えています。この伝統ある東京六大学野球の中で、最も優勝回数の多い法政大学でプレーする為には、結果を出さなければ入れていなかったと思います。結果を出す為には、たくさんの努力や学び、時には運も必要かもしれません。しかし、「結果」というものはコントロールすることができません。そこで私の大事にしていることは準備と自分を信じる事です。このラストシーズンをいいものにできるように私の全てを出し切ります。

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4年間で学んだ事は、人間力です。私は、たくさんの方々と出会い、日々学んでいきました。その中で、野球だけでなく人間的な成長を改めて感じました。私生活や、勉学、友情、何事も大切な事だと思います。特に、友情では慕われる人間になろうと思いました。主将を務めるからには、慕われなければならないし、私の行動を見てみんながついてこなければならないと模範になろうとしました。その結果、チームの為に何をすれば良いのかという結論に至りました。これは、今までなら自分良ければ全てよしという考え方だった私の悪い考え方を捨てる良いきっかけになりました。これからの人生、今までにないような苦労や困難を乗り越えなければならないので私の培った人間力をいろいろな場面で活かせるようにしていきたいです。

つぎに、野球をここまでやらしてもらった感謝の気持ちを伝えたいと思います。

父ちゃん。私が野球を始めてから毎日仕事帰りに疲れてるのにも関わらず、練習に付き合ってくれてありがとう。辛くて何度も野球を辞めたいと思ったこともあったけど父ちゃんとの毎日の練習ほどきついものはなかったからどんな事でも頑張れました。

母ちゃん。高校に入ってからは毎日朝4時に起きてお弁当作ってくれてありがとう。大学に入って母ちゃんのご飯が1番美味しいことに改めて気付きました。親元を離れて何もできない私にいつもLINEや手紙をくれてとても支えになってました。とても感謝しています。少しは、立派な姿になったかなと私自身思ってます。まだまだ、大きい背中を追いかけている私ですが将来は夢を叶えて親孝行できるように頑張るのでもう少しだけ待っててね。

高校・大学一緒に頑張ったななみ・ともやへ

ななみ。7年間同じ部活でお世話になりました。チームの為にどんな事でも頑張ってくれる素晴らしいマネージャーです。大学に入ってからは、ともやといっしょにたわいもない事から野球の事まで隠し事なく話せる仲になり、中京会を開いてご飯にもたくさん行きました。普段はいつも笑顔でニコニコしていますが、影の努力家で色々な事にチャレンジしていて尊敬しています。7年間色々な事があったけれど最後は高校から一度も果たせていない優勝・日本一を取りましょう。

ともや。なんだかんだで1番可愛くて気にかけている後輩です。高校の最初はライバルでポジションを争った仲でもあるのでとても親しい仲です。打撃は今でも負けているのかなと思っているし、とにかく頑張り屋さんで真面目です。そんなともやと一緒に日本一を取りたいです。最後は笑って有終の美を飾りたいので頼れる後輩で最後までいてください。

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そして、チーム高田のみんなへ

1番尊敬する先輩チーム高田ボスの桐利さん、相棒であり大親友の竹田、超ストイックな久保田、ニコニコ笑顔の元部屋子の大和、お茶目で可愛い石黒、元気やで末っ子の深谷。良いメンバーと出会えてたくさん思い出を作れて僕は幸せでした。

他にも感謝したい人はたくさんいます。私にはたくさんの仲間や応援してくれる人がいてここまで成長する事ができました。これからの野球人生で人々に夢や感動を与え、恩返しをしていけるような選手になりたいと思います。

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「一人一役、全員主役」

この言葉の通り、どの立場でも与えられた役割を全力で頑張る姿を見て僕はとても勇気をもらっています。みんながチームの為に・誰かのためにという、僕が目指しているチーム像に限りなく近づいて来ています。その集大成をみせる時がこの秋のリーグ戦で、有終の美を飾ります。

最後になりますが、私たち法政大学野球部は必ずリーグ戦優勝・日本一を取る常勝軍団となります。今年のチームスローガンである「克」を掲げ、36人の4年生が作り上げた最高の集団で強い法政を取り戻し47回目の優勝、単独首位に立ちます。素晴らしい応援団と応援してくださる皆様と共に優勝の喜びを共有できるよう頑張ります。ぜひ神宮球場へお越しいただき私たちの勇姿を見ていただきたいと思います。今後とも法政大学野球部への熱い応援をよろしくお願いします。

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