日本一へのカウントダウン35人目は、

上田龍弘(主務・城北)です。

私は野球が大好きなのです。
野球の事を考えるとワクワクして、何もかも忘れる事が出来ます。
ただいつしか、野球をプレーするより、野球をやっている人をサポートする事で更なるワクワクを見つけていました。主務としてマネージャーとして、皆んなのそばで一緒に戦った。それは、野球がくれた、自分史上に刻まれたご縁だと思います。
最高の同期、仲間、応援団に出会えました。最高の監督、助監督、コーチ、公式記録員、審判員の方々、OB OGの方々と出会えました。本当に感謝いたします。

 

大学入学時は決して平坦な道ではなく、1年夏にはマネージャーを打診され、選手としてプレーする事から、マネージャーとして活動する決意をしました。その時のノートを読み返すと『このチームにはもう俺はいらんのか』と書いてありました。

 

ただ、違いました。マネージャーとして、チームに与える影響力、マネージャーの行動で同期の皆んなの笑顔が見れるのです。ひたすら尽くして、『ありがとう！』と言われる、感謝してもらえる事が私の原動力になり、『ありがとう』たくさん集めて、いつしか、一番と言われるマネージャーになりたいと考えが変わりました。

 

 

果たして完璧なマネージャーだったのかは分かりません。私は人に嫌われるのが大嫌いだからです。きつい事が言えない事が弱みでした。ただ、それが本人の為になっているのか、本質を考えた時、違うと気づいたのは主務に就任してからです。それから、皆んなにはズバズバ言うことは言い、決断する時は監督にたくさん助言してきました。皆んなの中で納得のいく4年間と言えるものにしたいと考えて、部を運営してきました。
心苦しい瞬間は山ほど、今でもそうですが、それが、本人の為になると常考えながら。どれだけ嫌われたか、それが私の1年間の成果かなと思っております。

 

主務として認めてくれたかは分かりませんが、同期マネージャーの對馬、荒谷、徳江には貴重な経験をさせてくれたこと、本当に感謝しています。ありがとう。

 

 

これを書いている今日は応援団の新潟合宿大詰めを拝見しに行きました。彼ら彼女らは目の色が違いました。絶対優勝せんといかん。と固く誓いました。これからも六大学の伝統を守り続ける応援団。野球部と一緒に戦ってくれます。

 

最後に、野球との出会いをくれた、両親、祖父母、法政大学へ導いてくださった恩人、全ての方への感謝を神宮球場で伝えます。秋は法政オレンジ一色です🍊

 

私の4年間は法政大学野球部へ全てを捧げたと言えます。
絶対優勝せんといかん。しよう！！