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主将 本間 颯太朗
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福島キャンプレポート!

ROCKSブログをご覧の皆様、こんばんは。

いつも温かいご声援をありがとうございます。

学生スタッフを務めています、3年・と申します。今回は福島キャンプのチーフスタッフを務めさせていただいたこともあり、ブログを書かせていただきます。

拙い文章ではございますが、是非最後まで目を通していただけると嬉しいです。

さて、昨年初めて行った福島での夏季キャンプですが、福島県西会津町の皆様のご厚意もあって、今年も引き続き行うこととなりました。

今年のキャンプメンバーは、A軍入りを目指す2年生29人、最後のキャンプとなる4年生10人、学生スタッフ3人、マネージャー3人の計45人でした。

簡単ではありますが、今年の福島キャンプを振り返ってみたいと思います。

約200人もの部員を抱える弊部では、下級生は普段なかなか長い練習時間を確保できません。そこで今回のキャンプでは、「とにかく長い時間野球に打ち込んで、強くなろう、上手くなろう」というテーマを掲げました。

8月24日の早朝に日吉を出発し、約4時間のバス移動を経て、福島県西会津町に到着しました。
周りは自然に囲まれ、夏の日差しが照りつけてはいたもののどこか気持ちの良い天気でした。

私たちが使用した球場はBCリーグに所属する福島ホープスも使用する球場であり、さらに陸上競技場、室内練習場、体育館、プールが併設されていて、素晴らしい環境の中でキャンプを行うことができました。

初日は、西会津町長をはじめとする西会津の皆様に出迎えていただいた後、午後から守備・攻撃ともに基礎を中心に4時間ほど練習しました。
長時間移動の疲れを抱えながらも、選手主導で良い練習を行ってくれました。

練習後は全員で夕食をとったり、温泉に浸かったりと各々が有意義な時間を過ごしました。
食事は毎日豪華な料理をいただくことができ、特に西会津名産のお米がおいしく、炊飯器にあった6升のお米は一瞬のうちに無くなりました。

2日目、3日目は8時から17時まで守備・攻撃ともに密度の濃い練習を行いました。
特にポジション別のノックやバッティング練習では、普段よりも1人あたりの球数が多く、さらなる技術向上につながりました。一方で、一球に対する集中力が疎かになりがちでしたが、4年生を中心に選手同士で叱咤激励することでとても良い練習になりました。

投手は宮本の指導の下、普段以上にランニングに取り組み、さらにフィールディングやピッチングを行うというハードな練習でしたが、目の色を変えて練習に臨む選手を見て、非常に頼もしく感じました。

いずれ神宮のマウンドに立ち、塾野球部の勝利に貢献してくれることでしょう。

 

内野手の基礎練習
<内野手の基礎練習>

ティーバッティングを行う西口と大久保
<ティーバッティングを行う 西口(左)大久保貴裕(右)

 

3日目の練習後には、西会津の方々のご厚意でバーベキューを行いました。

上級生、下級生の垣根を越え全員で楽しく盛り上がることができ、横だけでなく縦のつながりも深まる良い機会となりました。

バーベキューを楽しむ2年生
<バーベキューを楽しむ2年生>

 

4日目はあいにくの雨でグラウンドが使えませんでしたが、午前は投手・野手ともに室内練習場で基礎練習を行い、午後はシャトルランを行った後、投手はプールでトレーニング、野手は体育館でサーキットトレーニングを行いました。

ほとんどの選手が中学生以来にしたシャトルランでは、全員が辛い顔で走りながらも、目標である125回に向けて最後までくらいついていく姿を見て、2年生の熱心さと4年生の執念を感じました。

最後は2チームに分けてリレーを行い、全員が最後まで全力を尽くして、最高の雰囲気でキャンプを締めることができました。

 

室内練習場での基礎練習
<室内練習場での基礎練習>

シャトルランの様子
<シャトルランの様子>

 

最終日は朝食をいただいてから、西会津の方々に見送られながらキャンプ地を後にしました。

出発前には西会津の皆様からお米1俵(60kg)をいただきました。美味しくいただいて力に変えたいと思います。

そして昼前に白虎隊自刃の地として有名な飯盛山に行き、お土産を買ったり、昼食をとったりと会津をしっかり堪能しました。

その後日吉に戻り、一丁締めをして解散し、無事にキャンプを終了することができました。

5日間という短い期間ではありましたが、福島の地で全員が本当に成長したと思います。僕や宮本は正直、「少し厳しすぎるかな・・・」と思いながら毎日メニューを作っていましたが、選手は与えられたメニュー以上に練習に励んでくれました。

 

今回のキャンプでは多くの感謝を述べなければならないと思います。

昨年に引き続き、存分に野球を行える素晴らしい環境を提供してくださった西会津町の皆様。

ラストシーズンに向け自分の練習に必死に取り組みながらも、下級生のためにノックやバッティングピッチャー、ブルペンキャッチャーなどのサポートを率先して行ってくださった4年生の皆さん。

事務作業をしながら球拾いやドリンクの用意などで選手をサポートしてくれたマネージャーのみんな。

練習のサポートはもちろん、選手のために様々なメニューを考え、提案してくれた宮本と泉名の2人。そして何より最後まで必死に練習に取り組んでくれた2年生。

すべての人のおかげで最高のキャンプになりました。本当にありがとうございました。

ここで、今回のキャンプで投手キャプテンを務めてくれた原田匠と、野手キャプテンを務めてくれた井上から一言ずつもらったので、紹介させていただきます。

原田「はじめに今回のキャンプを支えてくれた4年生・スタッフ・マネージャーの方々に感謝申し上げます。福島キャンプでは基礎を中心に良い雰囲気で練習を行うことが出来ました。僕が今回のキャンプで確信したことは『参加した選手全員が本気である』ということです。この良い流れを秋のリーグ戦に繋げていき、選手全員が貢献し、慶應日本一という目標を達成できるよう頑張りましょう。」

井上「キャプテンとして視野を広く持つことで、支えてくれた4年生・スタッフ・マネージャーの皆さん、特に同期の泉名や多賀らサポートをしてくれている人達の苦労を知ることができました。全体的には、厳しい基礎の反復練習を共に乗り越えたことで結束力が高まったのではないかと思います。これからは、福島でできた良い流れをチームに上乗せして、リーグ戦優勝・新人戦優勝に貢献できれば良いなと思います。」

2人とも常に周りの選手に声をかけながら先頭に立って引っ張ってくれました。本当に頼もしく感じました。キャンプキャプテンお疲れ様!ありがとう!

 

キャンプキャプテンを務めた井上と原田匠
<キャンプキャプテンを務めた 井上(左)原田匠(右)

 

最後に僕自身の話を少しだけ。

日頃から一日グラウンドにいて練習をサポートしていますが、今回のキャンプでは、どうすれば選手が効率よく練習できるのかということを考えながら練習メニューを決め時間配分をし、グラウンドでは多くの選手に目を向けつつもメニューの進行を行い、反省点や改善点を見つけ率先して選手に伝え、そして暑さと戦いながらノックやバッティングピッチャーを全て任せられるという経験をすることができました。

改めて上野さん隅谷さんをはじめとする先輩スタッフの苦労と凄さを感じることができました。この経験を糧にこれからも頑張りたいと思います。

 

本日、新潟・伊豆・福島・日吉とそれぞれに分かれていた部員全員が日吉に集結しました。各々が高めてきた技術と熱意をチームに還元し、9月17日のリーグ戦初戦での勝利、そしてその先のリーグ戦優勝、日本一に向けて一丸となって尽力していきたいと思います。
(新潟でのサマーリーグのレポート伊豆キャンプのレポートはこちらです! )

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。
これからも塾野球部への応援をどうぞよろしくお願い致します。

 

集合写真
<集合写真>

 

(3年・学生スタッフ・塩健一郎/慶應義塾高校出身)

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