〜春フレッシュリーグ②〜
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
今回ブログを担当します、フレッシュリーグ主将・亀川と後藤です。
はじめに、フレッシュリーグの応援をしてくださった皆様、最後までご声援を送ってくださり有難うございました。
東大戦・法大戦・明大戦については田村さんのブログで紹介していただいたので、早大戦・立大戦を振り返りたいと思います。
5月28日(日) ●K 1-2 W
早大戦は、リーグ戦での優勝がかかっている慶早戦の直前の試合となり、チーム全体に勢いをつけるには、絶対に負けられない戦いとなりました。
初回、慶應の攻撃が三者凡退で終わると、その裏の攻撃、早稲田が容赦なく襲いかかってきます。慶應の先発・杉原は、立ち上がりが安定せず、3つの四死球で一死満塁のピンチを背負うと、続く、5番打者にレフト線への二塁打を打たれ、2点を先制されてしまいます。しかし、点を取られたのは初回だけでした。継投陣の早稲田を0に抑えるピッチングで、試合を作ってくれました。
慶應の攻撃は、3回にチャンスを作り、迎えるバッターは3番杉本。普段は弱気な杉本ですが、この打席は豪快な一振りを見せてくれました。打った瞬間、鋭い打球がセカンドの頭を越え、適時打となり1点を返しました。
<3回に適時打を放った杉本>
※写真提供:慶應スポーツ新聞会
試合は終盤、一死満塁のチャンスを作りますが、相手の好投の前に2者連続三振に倒れ追いつくことができません。
7回裏には、神宮初登板の西山が二死二・三塁の窮地を招くも要所を締める投球で追加点を許しません。
打線が繋がらず、好機を生かすことができないまま、1-2で敗戦しました。
<4回に神宮初登板を飾った長谷部>
※写真提供:慶應スポーツ新聞会
<7回に神宮初登板を飾った西山>
※写真提供:慶應スポーツ新聞会
6月1日(木) ◯K 5-4 R
フレッシュリーグ最終戦は、相手が今季リーグ戦で優勝を遂げた立大であったため絶対に負けられない戦いとなりました。
初回、先頭に二塁打を打たれると犠打で一死三塁の窮地を迎えてしまいます。しかし、先発の石井雄也が冷静なピッチングでこのピンチを切り抜けます。
<6回を4安打7三振に抑えた先発の石井雄也>
※写真提供:慶應スポーツ新聞会
その裏、慶應の攻撃は、二死から安打と死球で一・二塁とすると植田響介の適時打で先制します。さらに、この日怪我でベンチを外れていた亀川に代わり、主将を務めていた宮田が安打を放つと続く打席には1年生の水久保。バットを振り抜き放たれた打球はライトの頭を超え、走者一掃の適時三塁打となり、この回一挙に4点を先制します。
<先制の適時打を放った植田響介>
※写真提供:慶應スポーツ新聞会
<走者一掃の適時三塁打を放った水久保>
※写真提供:慶應スポーツ新聞会
7回表、マウンドに立ったのは1年生の長谷部。しかし、立教打線に立ち上がりを攻められ、安打と四球でピンチを作ると適時三塁打と暴投で3点を返されてしまいます。
重い空気が流れる中、7回裏、慶應打線も代わった相手投手の立ち上がりにつけ込み、2つの四球と好走塁を絡めノーヒットで満塁のチャンスを作ります。ここで打席には法政戦でホームランを放っている橋本。カウント3-2まで粘って迎えた6球目。相手投手が投げたボールは橋本の太腿に直撃。押し出しの死球となり大きな追加点となります。
8回に1点を取られるも、髙橋伶介の粘投で追い上げを振り切り、5-4で最終戦に白星を飾りました。
5試合を通して2本塁打が出ましたが、接戦をものにすることができず、弊部は2勝2敗1分けで3位という結果に終わりました。
優勝することはできませんでしたが、例年とは異なる総当たり方式で試合経験を積み、各々が成長することができました。
秋の新人戦では13季ぶりの優勝を果たすことができるよう、部員一同練習に励んでまいります。
最後になりましたが、指揮を執ってくださった黒田さん、田村さんをはじめ練習を手伝ってくださった上級生の方々、フレッシュリーグ戦を行うにあたって支えてくださった皆様、本当に有難うございました。
そして、早朝から球場に足を運んでくださった多くの方々、温かいご声援をくださった方々に心から感謝申し上げます。
秋季リーグ戦に向けて下級生がチームの土台となり、様々な面でサポートすることで優勝に近づくことができるよう精一杯精進してまいります。本当に有難うございました。