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主将 本間 颯太朗
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全早慶野球戦 in 沖縄 vol.2

おはようございます!

主務の小林です。

 

昨日に引き続き全早慶野球戦沖縄大会の様子をお届けします。

もう少々お付き合い頂ければと思います。

 

【試合後】

試合が終わるとすぐにバスでホテル内の懇親会会場へ向かいました。

会の最初に「かりーさびら!」と全員で声を揃えて乾杯をしました!
ちなみに「かりーさびら」は沖縄の方言で「乾杯」の意味。「嘉利(かり)」とは、おめでたい時に使う方言で「めでたい!」や「良きこと多かれ!」という意味で使うそうです。

その後も弊学OBである沖縄副市長上田様の司会の中、和気藹々とした沖縄らしい雰囲気の中で会が進んでいきました。

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<懇親会の様子>

監督からの挨拶の中で、

「就任一年目で早稲田大学髙橋監督の胴上げを目の前で2回見た悔しさが忘れらない。だから何としてももう一回、もう二回優勝して超えたい」というお言葉がありました。

何としても秋春連覇、そして日本一を達成したいと部員全員が感じた瞬間だったと思います。

これにて長く密度の濃い1日が終わりました。

 

【2日目】

沖縄市の小学6年生を対象に野球教室を行いました!

朝から天候が心配されましたが、小学生のやる気によってなんとか持ちこたえてくれました。

全体でウォーミングアップをした後、投手・捕手・内野手・外野手とポジションごとに分かれて指導をしました。

初めて野球教室を行う選手も多かったですが、徐々に小学生と会話をする中で仲良くなり指導にも熱が入っていました。小学生たちもどんどん技術を吸収しようと積極的に大学生に質問していました。

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<投手陣>

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<捕手陣>

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<内野手陣>

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<外野手陣>

そして最後にデモンストレーションとして各校2名ずつロングティーを行いました。

早稲田大学からは加藤選手、富田選手、弊部からは嶋田、岩見が見事なバッティングを披露しました。

球場の広さと逆風の影響もあり3選手は柵越えなりませんでしたが、岩見だけは規格外の飛距離で小学生たちは驚きの歓声をあげていました。

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<デモンストレーションを行う岩見>

沖縄市少年スポーツ団の皆様のおかげで、選手たちにとっても初心に帰るよい経験になったと思います。将来、沖縄から弊部に入部してくれる選手が増えてくれると嬉しいです。

ここで、参加した選手から今回の感想を聞いてきました。

主将・河合

「新チームとなって初めての試合でしたが、新チームが始動してから練習の雰囲気もよく、試合もいい雰囲気で臨むことができた結果、チーム一丸となって戦う野球ができ、早稲田に勝つことができました。また、OBとして参加してくださった山﨑錬さん、辰巳さんから学ぶことがとても多かったです。試合に臨む準備、試合中での自分自身の仕事、そしてリーダーシップなど学ぶべきところをたくさん見せていただきました。来季に向けて、いいところは継続して取り組み、今回の全早慶戦で学んだことを活かしていきたいと思います。」

適時三塁打を放った名幸

「沖縄での早慶戦は私にとってとてもいい経験となりました。
私は父が沖縄出身なので、半分沖縄の血が入っているハーフです。沖縄には親戚や知人など、私のことを高校のときから応援してくれている方々が多くいます。
そのような中、沖縄で相手も早稲田という状況で試合に出させてもらったこと、最後の打席で1本打てたこと、ピンチの前で好守ができ観に来ていただいた関係者にみせることができホッとしました笑
チームとしても、代が変わっての初試合で勝てたことは大きなことであると思います。また、山﨑さん、辰巳さんと偉大な先輩の野球に対する姿勢を間近で感じることができ色々考えさせられることもありました。今回の経験を来年の春、秋に繋げラストイヤー頑張っていきたいと思います。」

先発の役目を果たした髙橋佑樹

「今回の全早慶戦は慶應にとっては明治神宮大会以来の試合、また僕自身初の沖縄本島上陸、久しぶりの先発ということでワクワクした気持ちで向かいました。試合では途中崩れかけてしまう不安定な面をお見せしてしまいましたが、再三のバックの好守、そして夕方の暗さのおかげか僕の直球が意外にも早稲田打線に通用し、なんとか試合を作ることはできたのではないかと思います。沖縄の暖かい気候によりリーグ戦同様半袖で投げられたのも要因の一つです。試合後のレセプションなども柔らかい雰囲気で進み、沖縄の優しい風土を肌で感じることができました。ありがとうございました。」

私はこれまで選手の側で遠征や試合の準備をすることが少なかったのですが、この遠征を通じて今まで気づかなかった部分に気づくことができました。同期や先輩の前に立ってチームを動かすことは簡単ではありません。しかしここで得た反省を今後に生かして、日々成長していきたいと思います。
もちろん失敗しないことが一番ですが、失敗してもそこから学びを得ることができるのでどんどん挑戦していきたいです。

最後になりましたが、この度全早慶野球戦沖縄大会を開催してくださった実行委員会の方々、沖縄三田会・稲門会の方々、グラウンド整備や演奏協力・会場設営に至るまでご協力くださった地元の皆様、本当にありがとうございました。この場を借りて心より御礼申し上げます。

そしてお忙しい中時間を割いて参加してくださった辰巳さん、錬さん、照屋さん、岩見さん。先輩方の野球への取り組みや姿勢を肌で感じることができ、貴重な経験をさせていただきました。

沖縄本島での開催は初でしたが、様々な面で多くの方にご尽力いただいたおかげで成功のうちに終えることが出来ました。

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とても充実した2日間でした!ありがとうございました。

 
 

(新4年・主務・小林由佳/慶應女子高校出身)

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