【受験生応援企画! ~最終回・総合政策学部~】
こんにちは!
最終回となった今回・第5回目は、総合政策学部に通う部員のインタビューです。
新4年・学生スタッフ・古市良徳/桐蔭学園高校(一浪)
新3年・投手・関谷航平/川越東高校(現役)
新3年・外野手・茨遥大/土佐高校(一浪)
新2年・内野手・尾畑聖也/岐阜高校(一浪)
新2年・外野手・関山正悟/瑞陵高校(一浪)
慶應義塾大学に受験しようと思った理由は?
古市:僕の両親は慶應出身で、周りの方々もほとんどが塾員だったので自然と慶應を目指していました。 慶應野球部の魅力は東京六大学の中で東大とともにスポーツ推薦入試を取り入れていないところです。僕のような浪人生でも試合出れるチャンスがある環境は他の大学にはなかなかありません。それが慶應を目指す理由の一にもなりました。
関谷:高校3年生の時に参加させていただいた慶應野球部のサマーアカデミーで憧れを強く抱いたことがきっかけです。
茨:高校の先輩方が慶應野球部で活躍されていたからです。
尾畑:岐阜高校には毎年学生コーチとして慶應の選手の方が来てくださるのですが、その時にKEIOとかかれたユニホームを着た選手の方々を見て、かっこいいなと思ったことがきっかけです。
関山:歴史と伝統があり、誰にでもチャンスが与えられる慶應義塾大学の野球部で野球をしたいという気持ちと、慶應の野球部に進学した憧れの先輩ともう一度、一緒に野球がしたいという気持ちがあり受験することを決めました。
<関谷航平>
特に力を入れた科目は?
古市:日本史と国語
関谷・尾畑・関山:英語
茨:英語と世界史
高校の部活を引退してからの過ごし方は?
古市:塾に通い、1日10時間の勉強していました。
関谷:早寝早起きして、毎日12〜14時間勉強していました。
茨:放課後に予備校へ行き、勉強をしていました。
尾畑: 毎日塾に行って勉強していました。
関山:部活を引退してからは毎日が自由になったのでよく遊んでいました。その結果浪人することになってしまったので、今となっては後悔しています。
オススメの勉強法は?
古市:「とにかく量をこなすこと」
量をこなして問題に対する経験値を上げることで応用問題への対応力を養いました。
関谷:特にありません。人それぞれにあうものがあると思いますし、量より質という考えは良くないとは思います。量も質も求めてやることが大切です。
茨: 浪人時代には朝や昼のうちにやるべきことを済ませて、あまり夜遅くまで起きないようにしていました。生活リズムを常に一定にしておく方がいいと思っていたからです。
尾畑: 「アウトプット方の勉強法」
インプットではできた気になっていても、アウトプットしてみるとできない事は多く、そのギャップを埋める事で実力がついていくと思います。
関山:「夏までにとにかく基礎を固めること」
夏以降に難しい問題に取り組むために基礎をそれまでに固めておくことで、問題の見え方も変わってくると思います。
息抜き方法は?
関谷:受験勉強に息抜きはありません。強いて言うなら、ずっと同じ科目ではなく違う科目をリフレッシュとして勉強することがいいと思います。
茨: 「好きな歌手の曲を聴いたり、ライブ映像を見ること」
1曲だいたい5分程度なので、ちょうどいい休憩になっていました。
尾畑:「お気に入りの曲を聴きながら、温かいコーヒーを飲むこと」笑
関山:「夜のランニング」
気持ちをリフレッシュさせることができると同時になまった体を動かすことができるため、ほぼ毎日30分間ランニングをしていました。
オススメの曲は?
古市:“Mr.Children”のアルバム
関谷:“GReeeeN”「刹那」
勉強がしんどい時も“やってやろう、受かってやろう”と強く思えました。
茨:“Mr.Children”「終わりなき旅」
「高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんな」という歌詞で気持ちを高めていました。
尾畑:“Ed Sheeran”の曲
特に「What do I know?」という曲をよく聴いていました。歌声がとても柔らかくリラックスできるのでおすすめです。
関山:“ONE OK ROCK”の曲
激しめの曲が多く、テンションが上がりやすいため特に気にいっていました。しっとりした音楽も好きですが、眠くなりやすかったのであまり聞かないようにしていました。
勉強へのモチベーションは?
古市:大学で野球をやることと明るい将来をイメージしてモチベーションにしていました。
関谷:慶應に入って、リーグ戦で活躍する理想図を思い描いていました。
茨:慶應で野球をすることをモチベーションにしていました。
尾畑:そもそもモチベーションがある、ないで行動することは違うと思いますが、自分がやるべき事を淡々と潰していく事しか受かる道はないと思えば、自ずとやる気になると思います。
関山:絶対に慶應の野球部で野球するという気持ちをモチベーションにしていました。勉強をしていて辛いことは多々ありましたが、その辛さよりも夢を叶えられるというワクワクした気持ちが勝っていたので困難を乗り越えることができました。
座右の銘は?
古市:「耐雪梅花麗」
雪(受験)に耐えて咲いた梅の花(合格してやりたいことができている状況)は美しいという風に置き換えて勉強に取り組んでいました。
関谷:「為せば成る」
茨:「練習は嘘をつかない」
野球も勉強もやれば結果として自分に返ってくるからです。
尾畑: 今のところ持ち合わせていません。
関山:「限界からもう1歩」
何事も限界だと思うところからあと1歩踏み出してみれば意外とまだやれることが多いと思います。その1歩を踏み出せるかどうかが成功のカギになると自分によく言い聞かせていました
勝負飯は?
古市:高級焼肉。大事なことの前にはうまい肉を食べて精をつけていました。
関谷:おにぎり。食欲がない時でも、手頃に食べれるからです。
茨:特にありません。普段と変わらない食事をすることを心がけていました。
尾畑:特にはありませんが、ココイチのカレーは好きです笑。
関山:唐揚げ。総合政策学部の受験前日に食べて、合格したからです。
浪人生活の過ごし方は?
古市:とにかく分単位で前日にやることを決めてそのスケジュールに沿って生活していました。そうすることでそのスケジュール通り行った日はストレスなく眠りに入れました。
茨:毎日仲の良かった友人と授業を受けていました。授業後は自習室で勉強していました。
尾畑:8〜12時、13〜18時、19〜22時くらいで勉強してました。それ以外の時間はご飯を食べたり、テレビを見たりしてました。
関山:勉強は主に塾でして家ではあまりしないようにしていました。メリハリをつけて勉強をすることで効率が上がった気がします。
<茨遥大>
受験生活中の印象に残っていることは?
古市:推薦受験で滑り止めの大学に合格した時は嬉しかったです。本命の慶應に楽な気持ちで挑むことができたからです。
関谷:初めての模試で偏差値40を切ってしまったこと。
茨:息抜きと称して友人と某アイドルグループの握手会とライブに行ったこと。
尾畑: 僕は苦しい思い出しかないです。唯一の楽しみは模試の時に可愛い子がいるかを探してたくらいです笑。
関山:1日のうちで家族との会話以外、言葉を発しないという日が何日もあったこと。僕は喋ることが好きなのでそれが一番苦痛でした。
試験当日のエピソード
古市:特にないです。人生二回目の受験でしっかり準備もできていたのでかなり落ち着いて挑むことができたのを覚えています。現役の時は少し緊張していたと思います。
関谷:試験会場で時計を落として使えなくなり、時間がわからないまま試験を受けることになってしまったことです。
茨:ホテルのベッドがあまり合わなくて、なかなか眠れずに少し眠いまま試験会場に向かってしまいました。
尾畑: 当日は特に何事もなく終えることができたので、エピソードはないです。ですが、何事もなかった事が一番良かったかなと思っています。
関山:部屋が暖かくてとても眠くなってしまったこと。休憩の時間に寝るか寝ないか自分の中ですごく葛藤しました。
慶應義塾体育会野球部の魅力は?
古市:風通しがよく、現代の組織として手本になるチームだと思います。チームの一員として活動できれば人生の財産になる本当にいい環境です。
関谷:“FAMILY”の精神。
茨:上級生と下級生の壁がなく、風通しのいいところが魅力だと思います。また様々なバックグラウンドを持つ選手が多いことも魅力だと思います。
尾畑:人数が多い分いろいろな人がいる事に魅力を感じています。野球のレベルも非常に高いことも魅力的ですね。
関山:家族のような暖かさがあることが慶應義塾体育会野球部の魅力だと思います。自分が野球をすることだけでなく、全員がチームの勝利にために一生懸命になれるチームであるためすごくまとまっており、家族のような集団であると思います。
今、野球部に在籍していてどう思う?
古市:部員同士がお互いを尊重し、真摯に野球に取り組むことができる環境です。
関谷:向上心の高い集団、団結力のあるチームに居させていただいて、感謝の思いが強いです。
茨:入部してから4シーズン連続で優勝に絡むという経験をさせていただいて、リーグ戦で勝つことの難しさや優勝した時の喜びを経験させてもらって、野球部でしかできない経験をさせてもらっていてとてもありがたいです。
尾畑: 入部して良かったなと思う一心です。
関山:本当に恵まれているなと感じます。
僕たち下級生の練習であっても上級生の先輩方がサポートをしてくださるため、自分の実力をアップさせることに集中することができます。
<左:関山正悟・右:尾畑聖也>
印象に残っている試合は?
古市:2018年秋季リーグ戦・法大3回戦
大平さん(H31年卒OB)がセンター前にヒットを放ち、土壇場で追いついた試合が印象に残っています。4年の意地だったり、チームの取り組み全てが凝縮されたワンプレーで、部員全員が歓喜に沸きました。
関谷:2018年秋季リーグ戦・法大3回戦
4年生の底力、チーム力の強さを特に肌で感じることができたからです。
茨:2018年秋季リーグ戦・法大3回戦
慶應野球部が掲げるチーム全員で勝つということが一番できていて、4年生が逆境を跳ね返して掴んだ勝利だったからです。
尾畑:2018年秋季リーグ戦・早大3回戦
スタンドで応援していましたが、本当に悔しかったです。
関山:2018年秋季リーグ戦・法大3回戦
サヨナラ勝ちした試合が特に印象に残っています。4年生の意地、チームの結束力を身に染みて感じ、ものすごく鳥肌が立った試合でした。
最後に塾野球部を目指す受験生にメッセージをお願いします
古市:絶対に諦めないでください。夏以降は模試の結果で気持ちが右往左往する時期です。でもいくら模試の点数が悪くても最後に受かっていればあなたの勝ちです。何があっても慶應に受かりたいという気持ちを忘れずに最後の最後まで頑張ってください!
関谷:最後まで目標を妥協せずに、頑張り抜いてください!
茨:受験勉強は先が見えずに辛いことも多いかもしれませんが、その先に塾野球部という素晴らしい環境が待っているので頑張ってください。皆さんと野球ができることを楽しみにしています。
尾畑: 何とかして慶應に入ろう!!努力を続ければ何かが起こるはず。慶應で待ってます!!
関山:慶應に合格するのはとても難しいことかもしれません。しかしその困難を乗り越えた先にはとても素晴らしいものが待っています。合格を勝ち取り、ぜひ慶應野球部で一緒に野球をしましょう!