2019年春季リーグ戦開幕
こんばんは。
今回ブログを担当させていただきます4年マネージャーの永田です。
みなさんご存知の通り
先週末、平成最後そして令和最初のリーグ戦が開幕しましたね。
「平成最後だから」「令和最初だから」といって特別なことがあるわけではありませんが何かと意識してしまうものです。
しかし、私がそれよりももっと意識していること
それは昨秋の悔しさを晴らすべく今春のリーグ戦で優勝すること。
本当にこれに尽きます。
昨秋の対早稲田大学3回戦
私は優勝して3連覇するものだと思っておりました。
しかし残りアウト3つというところまで行き、優勝を逃しました。
昨秋の光景は今でも忘れることができません。
それは私だけでなく皆も同じです。あの敗戦以来グラウンドのスコアボードそしてブルペンにも4-5で敗戦したスコアを掲示し、あの敗戦から目を背けることなく、向き合い、奮い立たせる原動力としてきました。
我々塾野球部はあの敗戦からまだ終わっていないのです。
終わらせるつもりはありません。
そういう気持ちでこれまでの練習、キャンプ、オープン戦、ミーティングに取り組んで参りました。
リーグ戦の借りはリーグ戦で返す。
あの敗戦から一回りも二回りも大きく成長した塾野球部の姿を神宮球場で見せつけます。ぜひご覧ください。
少々長くなりましたが、ここから開幕週の立教大学戦を振り返ります。
まずは初回、副将・柳町が相手エース田中誠也投手の初球をはじき返し出塁すると、この春成長著しい正木のタイムリーヒットで幸先よく1点を先行。その後も粘り強くプレッシャーを与え続け、相手のミスを誘い追加点をあげるなど、試合を終始優位な展開で進めます。
投げては1年時から活躍を続ける、左の髙橋佑樹と右の髙橋亮吾のW髙橋リレーで立教打線から12個の三振を奪い、開幕ゲームを白星で飾りました。
緊張やプレッシャーなど色々な要素が考えられ、非常に難しい初戦を勝ち切ったことは大きかったと思います。
<5打数3安打の活躍をみせた柳町>
<開幕投手をつとめ、三振の山を築いた髙橋佑>
この日も前日の勢いそのままに初回に先制攻撃を仕掛けます。初回、昨秋5本塁打、今春から3番に座る主砲・中村の2ランで先制すると、その後も中村の2打席連続となるタイムリーツーベースや、代打・福井のタイムリーツーベースで突き放します。投げては本格派右腕の木澤、怪我から復帰した佐藤、リーグ戦初登板となる増居がそれぞれ持ち味を生かした好投を見せ、連勝で勝ち点を奪取しました。
<先制の2点本塁打を放つなど、今季も打線好調の中村>
<リーグ戦初登板を果たし、要所を締める投球をみせた増居>
まずは大事な開幕カードを連勝という形で、幸先の良いスタートを切ることができました。
今回出た課題や良かった点などもう一度振り返り、再来週に控える法政大学戦に向けて準備を進めて参ります。
少し個人的な話になりますが、私は第1戦でスコアラーとしてベンチに入りました。
憧れであった慶應の野球部、神宮球場、大声援とこの上ない環境に加え、これまで苦楽を共にしてきた仲間たちと、試合をできたこと、そして尚且つ試合に勝てたことは本当に嬉しかったですし、今後もベンチでスコアを書くことができると思うと楽しみで仕方がないというのが正直なところであります。
こういった素晴らしい環境で野球ができることを噛み締めつつ、大きな声で選手や監督の指示を伝えたり、応援したり、少しでも勝ちに貢献できるよう頑張ります。
そして最後にもう一点。
リーグ戦が始まって野球に目が行きがちになりますが、野球で勝ちを目指すことはもちろんのこと、野球以外の日常生活などの面においても学生の手本となり、「さすが慶應の野球部だね」と思われるような振る舞いを部員一同心がけます。
そういったところにも神経を使って丁寧に取り組むことができるのが慶應義塾の強みであり、良さだと私は感じます。
神宮球場で野球を見ている人、グランド周りの地域の皆様、学校関係者など多くの人から応援される、応援しがいのあるチームとなれるよう日々精進して参ります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも温かいご声援の程、何卒宜しくお願い致します。