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第3回大学野球サマーリーグ in 新潟

~第3回大学野球サマ―リーグ in 新潟~

日程:8月10日(木)~12日(土)
参加大学:慶應義塾大学・明治大学・立教大学・法政大学・東洋大学・筑波大学
試合会場:三条パール金属スタジアム・長岡市悠久山野球場・見附運動公園野球場
試合・地域貢献プログラム詳細:http://baseball.sfc.keio.ac.jp/3rd-smleague/
大学野球サマーリーグ公式SNS:三条野球まつりHPFacebookTwitter

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こんにちは。藤田です。

 

今夏はイベント盛りだくさんです!

今回は、10日より行われる大学野球サマ―リーグについてです!
大学野球サマ―リーグの運営に携わっている3人に集まってもらいました!

サマーリーグ1
左から、原田小野永田

 

―――そもそも大学野球サマ―リーグってどんなものなの?

原田:新潟の三条市、長岡市、見附市の3球場で行われる、1、2年生を中心とした育成リーグです。今年で3回目を迎えます。

小野:数多くの大学が100人を超える大所帯であり、打席であったり登板数であったりのチャンスが下級生までなかなか回ってこない現状があります。そのような下級生に対して、たくさんの試合を組むことによって、アピールの機会を与えるという場です。参加校は、慶應、明治、法政、立教、筑波、東洋の6校です。

 

―――慶應はこのリーグの主幹校になってるけど、どのようなことをしているの?

小野:まず、この企画の統括が野球部OBで慶大SFC研究所の松橋さんによるものだったので、毎年慶應が主幹校になっています。

原田:具体的活動として、私はスケジュール作りに取り組みました。全体のスケジュール、3日間の各校のスケジュール、試合日程…。今年は参加校が6校になり、試合の組み合わせも全部作りました。

小野:今年から「企画チーム」というものもできまして。今まではマネージャーが大会の運営をするだけだったのですが、今回は球場も3つに増え、大会の規模が大きくなっているということで、選手からどういう働きかけをすれば、より地域の方に知っていただけるか、大学野球サマ―リーグへ足を運んでいただけるかという部分まで取り組むようになりました。その中で僕が特に取り組んだのは、広報活動です。現地で貼ってもらうポスターや、当日配るパンフレットを作ったり、SNSを使って情報発信をしたりしました。あとは、OBの方にご協力いただくお願いをしにいったり、地域の方々にもお願いをしに行ったりしました。

原田:地元の方のお力添えがないと成り立たないので、皆様に大学野球サマ―リーグを応援していただけるように、新潟には何回か足を運びました。

永田:僕の場合は、宿をとったり、食事をどうするのかなどを考えたり、自分たち慶應がより円滑に動けるように準備しています。あと、今大会の運営マニュアルは僕がまとめる予定です。これが一番大変なんですが…笑。

サマーリーグ小野
小野

 

―――主幹校の仕事って、やっぱいろいろ大変だった?

小野:去年までは球場が1つだったので、各宿からの動線はシンプルだったのですが、今回は3つの球場になり、しかも、その日内で移動もあり、宿も4つあるという中で、円滑な動線の確保がとても大変でした。あと、今回パンフレットを作る上で、本格的なソフトを使いました。はじめは使い方がまったくわからなくて、ほんとに大変でした。

原田:開催規模が拡大したことによって、主幹校の慶應がいろいろ指示を出さなければならず、多くの最終決定を慶應に任されました。視野を広く持たなければならず、さらに決断もしなければならず、大変でした。

永田:規模が拡大し、他大学からいろいろなことを「慶應なら知ってるでしょ?」という感じで聞かれるのですが、僕たちでもわからないことが多く、結局知ってるのは、新潟の委員会の方だったということが多くありました。そちらと確認をとって、報告するという橋渡し役が大変でした。あと、慶應としての大学野球サマ―リーグへの準備もあるので、その2つの仕事をこなすのが今大変です笑。

サマーリーグ原田
原田

 

―――運営に携わったことによって、「力ついたな」って思うことある?

小野:企画って、やる前に、細かいところまでイメージして予測することを求められるじゃないですか。「予測する力」はついたと思います。あとは、「企画力」、「想像力」ですね。自分が出したアイデアを実現させてくれる環境が今回はあったので、どうすれば観客が来てくれるか、大会がよくなるかを考えて、それをたくさん行動に移してきました。実際やってみると、これはいい感じだったな、これはいまいちだったなとかがわかるんですよね。それを活かしてまた次、次って感じで。

原田:下級生なので、今までは指示を受けてこなすことが多かったのですが、今回は主幹校であること+開催規模も大きくなり、新しいことに挑戦しているので、自分が前例のないことに対して自ら考えて発信すること多くなりました。そのような中から、「主体的に考えて行動する力」がついたと思います。

永田:今まではやることが多すぎて、混乱してしまうことが多かったのですが、それを改善するために、落ち着いて、やることを整理してから取り組むように心がけました。「物事を冷静に整理してから取り組む力」がついたと思います。

 

―――ブログをご覧の皆様には、どんなところに注目していただきたい?

原田:1、2年生が神宮球場の舞台を目指し、全力プレーします!ぜひ球場でご覧いただき、応援していただきたいです!

小野:どこの大学も、監督もしくはヘッドコーチレベルの方が来ます。下級生にとっては、そのような首脳陣に直接アピールできるチャンスでもあります。選手の「この1球にかける思い」に注目していただきたいです。

あと企画としては、地元の高校生と交流試合をしたり、小学生を招いて野球教室を行ったりもします。大学野球の空気、レベルを肌で感じていただければと思います!

永田:僕も同じです!笑

サマーリーグ永田
永田

 

―――最後にブログをご覧の方に、一言どうぞ!

原田:アナウンス、ノーミスで頑張ります!

永田:6試合全試合、勝ち試合のスコアを書きたいです!

小野:去年の菊地のように、このサマ―リーグに出場した選手からも、秋のリーグ戦で活躍する選手が出てくると思うので、ぜひそういった選手を見に来ていただきたいです!

 

 

野球だけでなく、様々な成長の機会があることは、塾野球部の特色の1つではないでしょうか。

このような取り組みは、学生野球をこれから未来に向けて先導し、社会に貢献する人材を今まで以上に輩出するという塾野球部の責務をまさに体現していると僕は思います。

 

参加する下級生は、このようなチャンスで大暴れしてきてほしいと思います!

 

そして、ブログをご覧の皆様、塾野球部の将来を担う若き獅子たちの奮闘をぜひご覧いただければと思います。

ぜひ球場へお越しください!

 

(4年・捕手・藤田健吾/慶應義塾高校出身)