はじめまして。
文学部1年の竹下寛人です。
雪谷高校出身で、ポジションはキャッチャーです。

僕が野球を始めたきっかけは、3歳上の兄の影響です。幼い頃は何をするにも兄の後ろを付いていき、言うこともやることも全てを真似していました。また毎週末、親に連れられて兄の野球を観に行っていました。その影響で自分もやってみようと思い、兄と同じ地域のクラブチームに入りました。

中学時代から、大学野球の最高峰の舞台である早慶戦に対する憧れを抱いていました。高校卒業後は2年間浪人し、2度慶應義塾大学にチャレンジしたのですが、合格を頂くことができなかったため、1度他大学に入学しました。しかし、早慶戦に対する強い憧れを捨てることができず再度受験し、この春晴れて慶應野球部に入部させていただくこととなりました。

周りと比べるとだいぶ回り道をしていますが、1度しかない人生なので悔いの残らぬよう頑張りたいと思います。

写真は、この春入学する直前に実家の近くで撮った写真です。もともと風景や景色には全く興味がなく、目にしても感動したことは1度もありませんでした。しかし、浪人と仮面浪人という苦行を経験した結果、このような風景はもちろん、日々の生活の中の些細なことにでも幸せを感じられるようになりました。

また、仮面浪人期は受験費はもちろん、入部後にかかる部費や道具費、遠征費を貯めるために掛け持ちでアルバイトをしており、大学の勉強と受験勉強との並立は決して楽なものではありませんでした。その時期と比べると、今こうしてやりたいことをやりたい環境でできていることもとても恵まれていて、幸せなことだと日々感じながら生活しています。まだまだ未熟者ですが、1年生らしくフレッシュに、そして何としてもチームに貢献できるよう頑張りたいと思います！

(1年・捕手・竹下寛人/雪谷高校出身)