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甲子園ってどんな場所?その6

みなさんこんばんは!

3年マネージャーの岸上です(*ˊ˘ˋ*)

 

夏の甲子園はベスト8が出揃い、いよいよ明日は準々決勝が行われます。

 

今年も様々なドラマが生まれていますが、個人的には履正社高校Wサウスポーがとても印象に残っています。

 

大親友の2人はいつも一緒にいるそうで、ベスト8をかけた前回王者の仙台育英高校戦では

「どっちが先発しても圧倒したピッチングをやっていこうね」

と話し、グータッチする姿がメディアに出ていました。

 

試合には惜しくも敗れるも、共に戦う2人の絆には心を大きく動かされました😌

 

 

さて、本日は「甲子園ってどんな場所?」第6弾をお送りします!

 

 

まずは横浜高校出身の2年・宮田知弥

 

3年夏の甲子園、初戦の広島新庄高校戦では“背番号5”をつけて先発すると、8回を投げ被安打4、失点1の好投でチームに勝利をもたらしました🌟

 

 

━━甲子園が決まった時はどんな気持ちだった?

宮田:嬉しかったです!親に恩返しができた気がしました。

 

━━3年夏の初戦、広島新庄高校戦では見事な好投だったね。自らの投球を振り返ってどう?

宮田:完璧でした!狙ったところに全てのボールがいきました。

 

━━2回戦、智辯学園高校戦は惜しくも負けてしまったね。

宮田:まず整列した時に勝てないなと思いました。身体がでかいというか、オーラというか…「これは勝てないな」と思って試合が始まりました。
 

━━この試合の相手にはプロ注目のスラッガーもいたよね!

宮田:はい、1番バッターが前川くん(現阪神タイガース)だったんですけど、ライト前へのヒットを打たれた時、ボールがどこに飛んだか見えなかったです。打球が速すぎて。

すごいなと思ってたら試合が終わっていました。

 

━━ライバル視していた選手はいる?

山本:同じ高校の立花(現國學院大学野球部)ですかね。自分か立花、どっちが4番を打つかという感じでした。結局あっちが打ちましたけど(笑)一緒に練習してたし、仲良かったので!

 

━━甲子園のココに気をつけろ!っていうポイントはある?

宮田:朝が早いこと!1試合目の日は4時くらいに起きるのですごく早いです。あと、甲子園はあっという間に終わってしまいます、時間の流れが早いです。

  

━━そんなに一瞬なのか…対策はある?

宮田:本当に一瞬です。対策としては、甲子園に着く前に何をしなきゃいけないかを前々から準備することが大切です!あとは当日、一瞬一瞬を大切にすることだと思います!

 

━━心に残る名勝負を教えて!

宮田:松坂さんの代の明徳義塾高校戦とPL高校戦です。横浜高校って圧倒的に強いなと思いました。

 

━━高校野球の魅力を教えて!

宮田:負けたら終わりの一発勝負が高校野球の面白さだと思います。あと、その熱量が周りの人に伝わるのも魅力の一つだと思います。

 

━━宮田にとって甲子園はどんな場所?

宮田:ずっと目標にしてやってきたので、その目標が叶った場所です!

 

━━最後に高校球児のみなさんへ一言!

宮田:悔いのないように頑張ってほしいなと思います!いろんな方からの期待とか、周りがいろいろ言ってくると思うけど、最後は自分がやるしかない!とにかく悔いがないように!

 

 

そして横浜高校からもう一人。

1年・岸本一心にもインタビューしてきました!

打率5割8分の大会成績を残し最後の夏を終えた岸本

彼はとにかく本番に強い!ここぞという場面で岸本が回ってくると、その期待に必ず応えてくれるのです。その勝負強さが良く分かるインタビューです!どうぞ💁🏻‍♀️

 

━━甲子園が決まった時の気持ちは?

岸本:センバツはコロナで行けなくて、夏にかけてずっとやってきました。県の強豪だった東海大相模高校に勝って甲子園を決めれたので、横浜高校で野球をやって良かったなって思いました。

 

━━甲子園の初戦の三重高校戦は白星で飾れたね!

岸本:三重のピッチャーと仲が良くて、純粋に楽しかったです。終盤に差し掛かかって2ー1で負けていたので、自分がなんとかして一本打って点差を広げたいなと思ってました。しょぼいあたりだったんですけど、打てて良かったです(笑)

 

この試合、岸本のバットから決勝タイムリーが生まれました!勝負強さが光ります✨

 

━━2年の夏からスタメンで甲子園を経験したよね。その時はどうだった?

岸本:めっちゃ緊張しました。緊張してたらあっという間に試合が終わってたっていう感じです。3年夏はこの経験のおかげで緊張はしなかったです!

 

━━甲子園のココに気をつけろ!ってポイントはある?

岸本:審判から移動などを早くするように言われます。時間の早さについていけるように、練習から早く動けるようにしておいたほうがいいかなと思います。

 

━━心に残る名勝負を教えて!

岸本:3年夏の県大会決勝です!

 

ここでも岸本は決勝点のホームを踏み、甲子園出場を決めました🌟

 

 

━━高校野球の魅力を教えて!

岸本:野球をやってる上で誰しもが憧れるのが甲子園だと思います。そこに向けて2年半全力で野球をやれるっていうのは、やり終わってからその大切さを感じます。

 

━━岸本にとって甲子園ってどんな場所?

岸本:人生が変わる場所です。高校球児なら誰でも目指す場所で、そこに行けるのは県の1チームだけ。しかもその中の18人だけがグラウンドの土を踏める、そこに立った人にしか分からない喜びがあって、見える世界が違いました。人生が変わりました。高いレベルでプレーできるので、甲子園に出た後の野球人生も大きく変わりました。

 

━━最後に高校球児のみなさんへ一言

岸本:甲子園に出られるのは限られた人数ですけど、誰にでもチャンスはあるので、今までやってきたことと仲間を信じて頑張ってください!

 

 

次は大阪桐蔭高校出身の年・藤江星河

 

超名門の大阪桐蔭でエースナンバーを背負った藤江

 

1年の夏からノックの補助やボールボーイなどでグラウンドに入り、甲子園の舞台で輝く先輩方の背中を間近で見てきました。藤江の目にはその先輩たちがとてつもなくかっこよく写ったのだそう。

 

しかし、高校最後の夏は世界中に蔓延した新型コロナウイルスにより甲子園の夢は閉ざされ、これまで寝食を共にした仲間とは一時的に離れ離れに。

 

夢の舞台があるのが当たり前ではないという現実を突きつけられました。

 

度重なる苦難を乗り越えた先にたどり着くはずの甲子園。その夢を掴むチャンスさえ奪われたコロナ世代の球児は高校野球とどう向き合ったのか…

 

 

それではみなさん、ハンカチのご準備を!💧

 

 

━━3年のセンバツがなくなった時、チームはどんな雰囲気だった?

藤江:西谷先生(大阪桐蔭の監督)からセンバツがなくなったという報告を受けて、その時は夏があるから頑張ろうってシフトチェンジしたかな。

 

━━甲子園がなくなった時のことはもう思い出したくないよね…

藤江:西谷先生からミーティングがあって、そこで俺らも泣いて。悲しいっていうよりかは、何のためにやってきたのかなって感じはあった。

 

━━コロナでみんなが実家に帰って、また集合した時はどんな感じだった?
藤江:久しぶりにメンバーと会えて、またみんなと野球ができることが嬉しかった!

 

━━大阪桐蔭でエースナンバーを背負うって相当なプレッシャーがあったよね。

藤江:まさか自分が背番号1をつけるとは思ってなかったし、つけたら勝たないといけない、負けたらだめっていうプレッシャーが試合をする中で感じてたかな。

 

━━甲子園のココに気をつけろ!っていうポイントはある?

藤江:とりあえず緊張する!俺はめちゃくちゃ緊張した。行きのバスの中でパンを食べたけど具合悪くなって…

とにかく落ち着いて普段通りプレーすることが大切!

 

━━緊張をほぐす時にやってたことは?
藤江:ボールの縫い目を見る⚾️ピンチの時とかも見るよ。
 
━━それは落ち着くの?
藤江:そうそう、誰かに教えてもらったんだよね。縫い目って108個あって、煩悩の数も除夜の鐘も108回で一緒らしい!
━━企画の内容とはちょっと逸れちゃうけど、西谷監督って人気だよね!人気の秘訣は?
藤江:いちばんは選手思いなところ!全員に同じだけチャンスを与えてくれるし、その中で自分たちがどう頑張れるかっていうところかな。
 
━━ベビースターラーメンが好きって本当なの?
藤江:ほんとだよ!西谷先生が食べてるのはあんまり見たことないけど、藤浪さん(現ボルチモア・オリオールズ)が年末に持ってきてくれて監督室に置いてあるんだけど、俺らがこっそり食べるっていうね(笑)
 
 
━━大阪桐蔭への進学を決めた理由は?
藤江:最初からずっと行きたかったし、ボーイズJAPANだった時に、吉安(現法政大学野球部)増田(現立正大学野球部)が桐蔭に行くことが決まってて、「一緒にやろや」って誘われたから!
 
 
━━ライバル視していた選手はいる?
藤江:携帯がないからテレビとかでメディアの情報は何もなかった!雑誌もあんまり見なかったし。練習試合ですごいなと思った選手はいたけどなぁ!
━━高校野球の魅力ってなに?
藤江:負けたら終わりのトーナメント!リーグ戦とはちがって一発勝負だから1試合にかける思いはすごく強いと思う。

 

 

━━藤江にとって甲子園はどんな場所?

藤江:人生を変えてくれた場所!あとは、もっと野球を好きにさせてくれた場所!

 

 

━━最後に高校球児のみなさんへ一言!

藤江:2年半、本当にあっという間なので…頑張ってください!!!まじで早いからなぁ、一瞬だった!

 

 

通常、インタビューは対面で行い、録音して文字起こしを行うのですが、このインタビューの文字起こしをしてる時、ジーンと涙が浮かびました🥲

 

 

 

最後に、印象的だった2人のインタビューをちょこっとお届けします!

 

まずは常総学院高校出身の2年・三輪拓未

3年の春のセンバツ、敦賀気比高校との試合は延長13回にもつれ込み、センバツ史上初タイブレークを経験しました。

 

━━タイブレークはどうだった?

三輪:延長に入ると、グラウンドがボコボコしてるので怖かったです。しかも自分たちは3試合目だったので…あと、ピンチなので打球が自分のところに飛んでくるな!って思ってました(笑)

 

━━甲子園のココに気をつけろ!ってポイントはある?

三輪:第3試合の土!ナイターゲームだったこともあって普段とは違った環境でした。

 

━━甲子園に持って行ったものはある?

三輪:いつも一緒に寝てるゾウのぬいぐるみのパオンくんを持って行きました!

 

見せて!と言ったのですが、見せてはくれませんでした(笑)

 

━━ライバル視していた選手はいる?

三輪大塚瑠晏(現東海大学野球部)!優勝した東海大相模のショートです。小柄なのにすごく活躍してて、特に守備がすごかったです。

 

 

ラストは1年・八谷晟歩(浦和学院)

3年春のセンバツでは数々の強豪校を倒しベスト4まで駒を進めました!

━━近江高校との試合は延長11回の末惜しくも負けてしまったんだよね。

八谷:延長は後がないから、気持ちの余裕がなかったです。

 

━━センバツで戦った4試合のうち一番印象に残った試合は?

八谷:九州国際大付属戦です!試合前に、「同じ九州には負けるな(八谷の出身は佐賀県)、何のために関東に出てきたんだ!」って言われました。4番が逆転スリーランを打って勝ったのが嬉しかったです!

 

━━ライバル視していた選手はいる?

八谷:大阪桐蔭のキャプテンをやっていた星子天真(現青山学院大学野球部)です。同じ九州出身で、中学の全国予選の決勝で戦った経験があります!少年野球の時からすごかったです。

 

 

いかがだったでしょうか!

 

部員との会話で甲子園の話題が出るたびに、これを誰かに伝えたい!高校野球の魅力をどうやって伝えよう?と思い、考えたのがこの企画でした。

 

 

たくさんの方から「おもしろかった!」などという声をいただき、大変嬉しく思います!

 

これからもみなさんに楽しんでいただけるような企画を組んでいきますので、お待ちいただけると幸いです😊

 

 

それでは本日はこの辺りで失礼します。