【東大戦直前対談!副将編】蓑尾海斗×山田陸人
4年マネージャーの大崎です。
いよいよ2022年のリーグ戦シーズン到来✨
ということで、来る明日の初戦、東京大学戦に向けて頼れる2人の副将・蓑尾海斗(日南学園)&山田陸人(桐光学園)のインタビュー対談の様子をお届けします!
━━━ まずはお互いの印象を教えて!
蓑尾(以下、蓑)・山田陸(以下、山):ん~。
蓑:じゃあ俺から言わせてもらうけど、山田さんはとにかく勝負強くて頼れるバッターです!
山:いいコメントだね~(笑)
蓑尾さんは野球IQが高い人。配球とか、打席での考え方とか、バッティングフォームとか色んなことを考えているからいつも参考にしてる!
━━━ 副将になって半年経つけど心境に変化はあった?
山:ない!あ、いやめっちゃあるわ(笑)
やっぱりニュートラルだね!
立場上今まで以上に色んな人と接するようになったから、どんな場面でも常に心が乱れることがないようにフラットな状態で生活してる。
これは副将になってから特に意識するようになったかな。
だから身の回りもいつも整理整頓して生活するようになった!
まぁ蓑尾さんは僕なんかよりいっぱい言いたいことあると思うから聞き逃さないように!はいどうぞ!
蓑:俺は、キーワードとしては可用性ヒューリスティック!
いい意味で意識していて、直近の結果とかその時の行動だけで相手を判断しないことが大事だって思うようになったかな。
山:さすが!今日もいいこと言ってます(笑)
大崎(以下、大):それぞれ意識するようになって何か成果はあった?
山:みんなの笑顔が増えた!
増えたって言っても少しじゃなくて“めっちゃ”ね!
蓑:それは感じるな。
俺の場合は偏見を持たなくなった!
接する相手が悪いことをしたということだけでその人の性格を決めつけないで、「こいつはこんな風にいいところもあるんだよな」って捉えるようにしたことでみんなのことをより深く知ることができてると思う。
山:みの、今日いいことばっかり言うじゃん!
ほんとこういうところが凄いって思うんだよな~。
━━━ 2人から見た主将・村松開人(静岡)はどんな人?
山:「漢」の方のオトコ!
とにかく仲間思いで、時に自分を犠牲にしてまで人のために動ける人。
蓑:人としてカッコいいね。
山:確かに。でも、野球では頼りになるけど野球から離れると何かと頼りない部分もあって、そこもまたいいところ(笑)
大:具体的にはどんなところがカッコいい?
蓑:野球してるところももちろんだけど、考え方がカッコいい。
人の2倍くらい、いや100倍くらい考えてる。
山:これは結構“ガチ”で100倍くらい先のことを考えてるんだよね。
蓑:俺が「これでいいんじゃない」って言うと、適当に返事せずに、「そうすると○○になるからこうするのがいいんじゃない?」って答えてくれて。
いつも「そういう考えもあるのか」って思わされてる。
山:「すっげーな!」って感じのね。本当にそんな考えばっかり。
━━━ 今年のチームの印象は?
蓑:ブラジル!
山:俺もそう思った!
大:どういうこと?(笑)
蓑:勢いに乗ったら誰にも止められないってこと!
山:入りはベトナムなんだけど、終盤はブラジルだね。
大:それを分かりやすく説明すると?
山:要するに、最初はランク100位くらいだけど、終盤はランクが1位のチームくらい最強になる。
FIFAランク1位くらい!
大:野球じゃなくてFIFAランクかい!(笑)
蓑・山:(笑)
蓑:でも本当にそんな感じのチーム!
━━━ そんなチームの注目選手は?
山:全員。誰にとかではなくて、みんなに頑張ってほしいし、みんなで頑張りたいから全員。
けど、しいて言うなら長南(4年・八戸学院光星)かな!
やっぱり1番ブラジルっぽいから。
蓑:綺麗に伏線回収してくるな~(笑)
山:真面目に答えると4年生で1番頑張ってほしい存在だから。
1年生のころから練習パートナーとして一緒に練習してきたからこそ、間近で努力している姿を見てきたからね!
蓑:俺の注目は奎太(中村/4年・日大三)!
奎太は今季のリーグ戦に向けた気持ちの入り方が凄いから。
それこそ俺も奎太と一緒に練習することが多いけど、その時によく「今年のリーグ戦はこうしたい」って言っていることがあって。
だから奎太にはリーグ戦への熱い気持ちを全部試合にぶつけて、頑張ってほしいなって思ってる。
蓑尾:中村に負けず劣らず熱い男!
━━━ 自分の注目してほしいポイントについて教えて!
山:注目してほしいのは、試合中の作法!
負けないためにやっている作法がたくさんあるからそれを見てほしい。
でも作法というより儀式って言った方がいいかな。
大:試合中にやってることを1つ教えて!
山:瞑想。
蓑:陸人、守備の時はずっと目瞑ってるよ。
大:本当に!?プレー中に?
山:そう、噓じゃないよ!
大:瞑想はどんな効果がある?
山:自己肯定力が上がる!
つまりパフォーマンスアップということですね!
蓑:キャッチャーだからよく見えるけど、ほんとに瞑想してるから、特に明治が三塁側の時は大注目!
大:私も刮目して見ないと(笑)
蓑尾の注目ポイントは?
蓑:狂ってるとこ!
狂ってると思われるくらいに声を出してチームを盛り上げたい。
山:あとはフットワークがいいところじゃない?
蓑:それだ!日常でもフットワークが軽いって言われることが多いけど、キャッチャー防具を付けていても身のこなしは軽いからそこは注目してほしい!
山田陸:サングラスの裏で、もしや瞑想中…?
━━━ 最後にファンの方々にメッセージをお願いします!
山:いつも応援ありがとうございます。絶対に優勝します!
大好きなファンの皆さんのためにも全力で頑張っちゃいます!
だから皆さんも是非神宮球場に来てください!
蓑:みんな『幸せなら手をたたきましょう!』ってことを1番伝えたい!
山:これに関してはファンの人もやってほしいくらい“ガチ”なメッセージだから!
蓑:新チームになって、円陣の時に『幸せなら手をたたこう』の歌を歌うようになったんだよね。
大:それは誰が考案したの?
山:岡本伊織(4年・創志学園)!うちの盛り上げ隊長だから!
大:オープン戦の試合開始前に円陣組んでいるところ見たけど、リーグ戦でも試合前にやるの?
蓑:分からないな…。
気持ちを上げるためでもあるから、もしかすると神宮に行くバスの中で歌うかも!
でも試合前の円陣を球場で見ることができた人には、自分たちに合わせて一緒に手を叩いてほしいです!
いかがだったでしょうか?
ここには載せきれないほど、終始2人のボケにツッコミを入れていたため、少々長めのインタビュー対談となりました(笑)
そして、この機会に選手から見た副将について聞いてみました!
2年・宗山(広陵)
蓑尾さんは明るくチームを盛り上げてくださる方です。
山陸さんもポジティブな発言でチームを鼓舞してくださる方です。
同じ内野手として試合で一緒にプレーした経験もあるからこそ、2人が副将なのはとても心強いです。
3年・石原(広陵)
みのさんは周りがしっかり見えていて、とても頼りがいのある副将です。
ただ、同部屋なので、部屋に帰ったときにはいつも自分のことをおちょくって遊んでくることもあってギャップを感じます!
山陸さんはいつもアンテナを張って周りをしっかりと見ていてとても優しい方です。
その一方で、グラウンド外ではいつもみんなを笑わせてくれる面白い方です。
2人ともオンオフの切り替えができていて頼れる副将です!
長南
蓑尾はキャッチャーっていうのもあるけど守備においての中心で、周りが良く見えているからプレーで引っ張るタイプ。
山陸は、ムードメーカーとしてチームを盛り上げるには欠かせない存在で、声で引っ張るタイプ。
そして主将の村松にも2人について聞いてみると…
村松
蓑尾はコミュニケーション能力に長けていて、常に会話の中心にいるかな。
陸人はストイックで元気だから、それが他の選手にも伝わっていい刺激になっていると思う。
これぞ明治の副将って感じ!
蓑尾
山田陸
カメラを向けるとご覧の通り、サービス精神旺盛でおちゃらけていることが多いですが、村松と共にチームために考え、チームのために動ける姿はやはりカッコいいです!
そしてお互いを認め合いながら切磋琢磨する2人。個人として両者とも過去にベストナイン受賞経験があるため、神宮での大暴れにも期待です!
さて、今季の春季リーグ戦ですが、2019年の秋季リーグ戦以来となる、2戦先勝による勝点方式での開催となりました。
球場で応援してくださる方、配信で試合をご覧になる方、そして部員やスタッフ、応援団、全員の紫紺魂でまずは『勝点1』を奪取しましょう!
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
明日の試合
東京大学1回戦
11時試合開始
後攻一塁側
▹リーグ戦の詳細はこちら
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
今季も明治の真髄でもある粘り強い野球で、再び頂を目指して全員で戦い抜きます。
皆さんの熱い応援をよろしくお願いいたします!
それでは、本日はこの辺りで失礼します。