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主将 藤田 峻也
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ラストシーズン~全員で戦います~

TOKYO ROCKSをご覧の皆様、こんにちは

4年生、主務の中川です。

 

私たちのラストシーズンも第6週を終え、とうとう野球部生活も最後の1週間に入ってしまいました。

東大はここまで未勝利という不甲斐ない結果が続いております。

ですが、幸いなことに優勝争いに影響を与えることはまだできます。

 

最終週の法政大学戦で東大が

・勝ち点獲得ならば

→法政の優勝の可能性がなくなり、早慶戦で勝ち点を取った方が優勝

・1勝2敗ならば

早慶戦で勝ち点を取った方が1位

→ただし早稲田の2勝1敗ならば法政vs早稲田の優勝決定戦実施

・0勝2敗ならば

→早慶戦で慶應が勝ち点ならば慶應の完全優勝

→早稲田の2勝1敗ならば法政の優勝

→早稲田の2勝0敗ならば法政vs早稲田の優勝決定戦

と、現時点で勝率で並ぶ法政と早稲田の順位争いに大きく影響を与えることとなります。

まだ神宮で何もできていないので、最後に爪跡を残していきたいと思います!

 

というわけで、今回は私のラストブログとなってしまいました。

過去3年間、先輩方が続けていらっしゃった同期の紹介企画を私もやらせていただきたいと思います。

 

1.有坂 望(投手/城北)
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先日の明治大学2回戦でリーグ戦初完投(1失点)の快投を披露した当代のエースです。

2年春には同じく明治大学戦でリリーフから勝利投手となりました。

その年の秋には開幕投手を務めるなど順調に結果を残していましたが、冬に靭帯断裂の大怪我。

トミージョン手術に踏み切り1年間の壮絶なリハビリを経て、ラストイヤーに心身ともに逞しくなって帰ってきてくれました。

 

2.伊藤 一志(投手/東海)
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38歳のオールドルーキーとして話題になった異色のナックルボーラーも42歳としてラストシーズンを過ごしています。

20歳以上離れたチームメートと練習をこなすのは並大抵のことではなかったと思います。

2年秋からナックルに挑戦してからは、まさに寸暇を惜しんで習得に励んでいた大変な努力家であります。

昨年春のフレッシュリーグに登板した際は各所に取り上げていただき、自分のことのように嬉しかったです。

当の本人は出たがらなかったのですが…

 

3.川口 寛弥(投手/県長野)

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1年秋のシーズンに当代で一番最初に神宮のマウンドを踏んだ大型右腕は怪我に苦しみました。

1年冬に靭帯を傷めてしまい、その後は肘と相談しながらの生活が今日に至るまで続いています。

それでも肘の状態がいくらか上向いたシーズンにはブルペンを支える働きをみせてくれました。

地元長野開催となった今年度のオールスターゲームには凱旋登板し無失点の投球を披露しました。

 

4.溪 亮(投手/浅野)

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入部当初は2浪明けながら力のある球を投げ込んでいましたが制球に苦しみ、2年秋からアンダースローに取り組みました。

本人曰く「逆立ち歩きを始めた」ような大変な挑戦でしたが、持ち前のストイックさで日増しにレベルアップし、

半年後の3年春のリーグ戦では初登板を果たしました。

また、目を見張るほどの集中力で相手投手の分析にも力を発揮し、チームへの貢献度は計り知れません。

 

5.福井 拓(捕手/駒場東邦)

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溪に勝るとも劣らない当代きってのストイック人間といえるでしょう。

投手として入部し新人戦登板も果たしましたが、2年春のシーズン後、本人の意思で野手に転向しました。

そこからは弛まぬトレーニングで肉体改造を行い、強靭な肉体と天才肌の打撃センスで代打の切り札となるに至りました。

リーグ戦初登場の代打の打席で二塁打を放つ離れ業は今でも目に焼き付いています。

 

6.三鍋 秀悟(捕手/川和)

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三鍋も福井と同じく投手として入部、1年秋には新人戦登板も果たしましたがその後伸び悩み2年春シーズン後に捕手に転向。

入部当初から抜群の打撃センスは評価を得ており、捕手としての能力も日に日に向上。

3年春に捕手としてリーグ戦の経験を積むと、秋には正捕手に定着し勝ち点獲得に攻守に大きく貢献しました。

今シーズンここまで低調に終わっている打撃は、最終カードでの大爆発の布石に違いありません。

 

7.磯野 悠太郎(一塁手/時習館)

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堂々たる体格の右のスラッガーとして入部当初から期待が高く、捕手挑戦も経験しました。

広角に鋭い打球を放つ懐の深い打撃は一目で高い打撃センスを感じさせます。

強打者の集う一塁手というポジションもあり、レギュラー獲得はなりませんでしたが、

好調時の打撃は手が付けられないほどのものであり、3年秋のリーグ戦では代打成功率4割を誇りました。

 

8.平田 壮輝(二塁手/甲陽学院)

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関西弁が良く似合う根っからの関西人で、金魚にプロテインを与えたエピソードが一部で話題となりました。

頭の回転が速くリーダシップにも優れ、後輩からも厚い支持を得ている内野リーダーです。

4年春に初めてベンチ入りを果たし、初ヒットも記録した遅咲きの苦労人とも言えるでしょう。

安定感のある守備は当代きっての能力を誇り、今年から手にした極太バットで打撃も開花。

物怖じしない性格で、ここ一番の場面での大仕事に期待がかかります。

 

9.岩田 昂之(三塁手/国立)

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守備に打撃に器用さが秀でた選手で入部当初から高い評価を得ていましたが、

肉体改造で10キロ以上の増量に成功し、力強さが増しました。

4年春に初めて規定打席に到達、今季も途中からスタメンに返り咲いています。

非常に研究熱心で、特に打撃にはこだわりの強さを感じる職人肌の選手です。

 

10.田畑 亮(遊撃手/戸山)

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運動神経が高く、足の速さ肩の強さを売りに代走や守備固めで出場を重ねてきました。

走塁系の分析も中心的に担い、走塁の比重を大きくした今年のチームに大きく貢献しています。

ラストシーズンは裏方にまわり、途中からは背番号50をつけて三塁コーチを務めるようになりました。

試合中ベンチでメモをつけている姿は、失礼な言い方かもしれませんが彼の意外な一面で印象的です。

 

11.宇佐美 舜也(外野手/桐朋)

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スマートな印象と説得力ある言葉でチームを引っ張る当代のリーダーです。

4年間、私たちは様々な問題に直面し、その度に学年でのミーティングを仕切ってきてくれました。

プレーヤーとしても1年春にリーグ戦初出場初安打の偉業、2年春からレギュラーと常に先頭を走ってきました。

ここ最近は不完全燃焼のシーズンが続いているので、最後に華やかに燃え盛ってくれると信じています。

 

12.杉本 幹太(外野手/金沢泉丘)

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寡黙な性格とは裏腹に身体能力抜群で、ダイビングキャッチやバックホームなど派手な外野守備でチームを支えるアスリートです。

2年春からメンバーに定着し、スタメンや守備固めなど様々な起用法に応えてきました。

打撃力を磨いた昨年秋は法政大学戦で2試合連続打点をあげ、勝ち点獲得に貢献しました。

今シーズンも明治大学戦からスタメンに復帰。しぶとい活躍に期待がかかります。

 

13.馬場 俊樹(外野手/岡山朝日)

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高校時代はハンドボール部に所属した異色の経歴の持ち主です。

ハンドボールで鍛えた腕っぷしの強さを生かした鋭い打撃が持ち味で、1年秋の新人戦にはベンチ入りを果たしました。

下級生の台頭もあり、ここまでリーグ戦の出場はありませんでしたが、

何事も文句を言わずコツコツとこなしていくまじめな性格で、練習の補助や分析など多彩な役割をこなしチームを支えています。

 

14.星川 陽次郎(外野手/開成)

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チーム一の高身長に鍛え上げられた筋肉を備えた雄雄しい体格の持ち主です。

打撃練習での打球の飛距離は目を見張るものがあり、球場の防球ネットを遥かに越える打球を打ってしまうこともあります。

守備練習の際には長打力を生かして外野ノックを担当、

弛まずトレーニングに励む姿勢や人あたりのよい性格で後輩からも慕われ、チーム力の向上に一役買っています。

 

15.山本 修(外野手/岡崎)

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私は1年生の時はともに外野手として練習していましたが、彼の守備力の高さには衝撃を受けたのを覚えています。

チームトップクラスの強肩を生かした守備力を買われ1年秋から出場を重ねてきました。

4年春からは人生初の内野という一塁手にも挑戦し活躍の幅を広げています。

打撃では結果を残せていませんが、スイングの鋭さはピカイチで最終戦での快音に期待です。

 

16.菅本 信哉(学生コーチ/香川高専)

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昨年、3年生として入部した遅れてきた同期です。

野球部での序列は入部したタイミングで決まるので、今の2年生と同じ扱いになる彼も今シーズンがラスト。

投手として入部しましたが、最終学年の今年から裏方として活躍してくれました。

年上で真面目な兄貴分の彼の支えなしには100人の大所帯となった今年の練習は成り立たなかったと思います。

 

17.宮村 健太(学生コーチ/県立前橋)

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分厚い胸板と黒めの地肌でいかにも強そうな見た目を誇る当代の学生コーチです。

サイドハンドの投手として入部し、1年春の新人戦にも登板しましたが、その後は怪我に泣かされる日々を過ごしました。

3年生になるタイミングで学生コーチに転向する決断をしてくれ、コーチとしての研究も積み、我々の代になってからは練習を仕切ってくれています。

誰よりも熱い性格で誰より勝利を願う彼が報われる瞬間が最後の最後に来ることと信じています。

 

 

以上、同期17名のご紹介でした。

まさに十人十色の性格を持つ我々の代でしたが、勝ちたいという気持ちは皆同じ。

4年間の集大成となる最終カード法政戦、心ならずもベンチに入れない者、そして彼の気持ちを一心に背負って戦いに向かう者、

そのそれぞれのドラマがフィナーレを迎えます。

まだこの代になって掴めていない勝ち星を、4年生中心にチーム一丸となって掴みにいきます。

18人の気持ちが詰まった戦いを、是非神宮球場で目に焼き付けて下さい。

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選手への未練タラタラで書いた最初のブログから早くも3年、今回で終わりになります。

稚拙な文章、つまらない内容ばかりでしたが、ご覧いただきありがとうございました。

私はマネージャーとなって一生物の野球人生に出会うことができました。まだまだ続いていきます。

またどこかでお会いしましょう。

 

Te vejo mais tarde!

 

中川 駿(4年/主務/学芸大附)

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