東大野球部のマネージャーって何してる?
TOKYOROCKSをご覧の皆様、こんにちは!
新2年マネージャーの岩瀬です。
このごろ日中は暖かな日差しを受け春の訪れを実感すると同時に、あるものが僕らに襲いかかってくるようになってしまいました。
そう、花粉です!!
花粉症持ちの我々は本当に苦しい日々が続いています。田中主務(新4年/ラ・サール)はオープン戦の際にコンタクトレンズを着用していたら目のかゆみがどうにもならなくなったそうで、最近メガネにシフトチェンジしています。
写真:花粉にやられている田中主務
最初に断っておきたいのですが、今回のブログは自分の怠惰で突貫工事で作成しているため写真がありません。お許しください。
さて、前回のブログでは増田マネージャー(新4年/筑波大附)が我々マネージャー陣のキャラクターについて取り上げてくださいましたが、今回のブログではそれぞれが今だいたいどんな仕事を行っているのか、自分の感想とともに取り上げてみたいと思います。だいたいの方が大学の野球部のマネージャーと聞いたときにどんな仕事をしているか想像がつきにくいと思うので読んでいただけると嬉しいです。
新4年生
・田中平祐主務
平祐さんはいま東大野球部主務としての仕事だけでなく六大学野球連盟のチーフマネージャーとしての仕事もありハードな毎日を過ごしています。
東大での活動としては全てのオープン戦のスケジュール管理、OB会との連携、人工芝の張り替え工事の対応、六大学野球開幕戦の始球式にあたり藤井総長をはじめとする東大関係者との連絡などなど枚挙にいとまがなく、内容も本当に多岐にわたっています。
六大学のチーフマネージャーとしても理事会をはじめとする連盟の公式行事である会議に際して、各大学の役員さんの出欠をまとめる仕事であったり、リーグ戦の審判さんのスケジュールを東大の審判員の方と協力して決定していく仕事であったりと休む暇なく動いています。
また新4年生の男子マネージャーが平祐さん1人ということもありすべてのAチームのオープン戦にも帯同しているため最近は球場で上記のような事務作業をこなす時間も限られており、時間がいくらあっても足りなさそうです(笑)
その証拠に平祐さんの手帳は内容がびっしり詰まっていて、これをすべてこなしているのかと思うと本当に頭が上がりません。でもこれだけの仕事をこなしていくのは相当のやりがいがあるんだろうなと側で見ていて思うので、自分も平祐さんのように安心して部の運営を任せてもらえるマネージャーになるべく日々頑張っていきたいです。
・増田萌衣マネージャー
増田さんは以前から広報活動を先頭に立って仕切ってくださっていますが、新チームに入ってからは特に広報活動の活性化に尽力されています。SNSなどでの情宣活動は主にマネージャーだけで運営していたのが旧来でした。しかし、現在「広報班」という形で一部の選手にも広報活動に参加してもらっています。その結果選手目線での新しいアイデアが続々と実行に移されていて、すでに一味違った東大野球部の一面お伝えすることができているのではないかと思っています!(そんな東大野球部Instagramのアカウントはこちら!)
またEngateというサイトに東大野球部も新たに登録を行い、新たにファンの方々に向けた定期的なイベントを開催できるよう模索しているところでもあります。
与えられた仕事をこなしていくだけでも部の運営上は成立しますが、このように自分から主体的に行動し部をよりよくしていくために何ができるかというところまで考えられるのも我々マネージャーの仕事の魅力かなというふうに思います。
とはいえ、何か新しいことに取り組むというのは先輩方のように既存の仕事が当たり前にこなせるようになった先のステップなので、自分はまずしっかり当たり前のことを当たり前にこなせるようにという意識で頑張っていきます。
おのゆかさんは部の会計管理のトップです。東大野球部は部員数が多く知名度も高い学生としては大型の団体なので、それに伴って動くお金の量もかなり大きいです。そのため帳簿の管理に関する業務は膨大なうえ、繊細な性質上ミスが許されないものであるためかなり責任感を持って働いていらっしゃいます。会計の帳簿はOB会の先輩方をはじめとした社会人の皆さんの目が入るためかなり精度高く作ることが要求されています。このような仕事を学生のうちから経験できるのもこの規模感の部活ならではのポイントです!
おのゆかさんは下級生にやってほしい仕事があっても自分の仕事はテキパキすぐにこなしてしまうため、会計の仕事を下級生に引き継ぐべく奮闘中です(笑)
新3年生
石井さんの現在の主な業務は備品の注文管理です。例えば部のバッティングマシーンが壊れた際に関連する備品を業者さんに依頼することだったり、選手個人のチーム統一品をまとめて注文したりということがあります。野球部の使用している道具類は意外と消耗品が多く劣化が早いわりに、使用頻度が高いものばかりなので地味な仕事ではありますが重要な仕事となっています。
今年度の東大野球部パンフレット『ただひとつ』を作成したのも石井さんです。神宮球場にお越しの際には手に取っていただけますと石井さんが泣いて喜びます。
また石井さんはPC関連の知識が豊富で、野球部のホームページの管理でわからないことがあるとすぐに答えてくれたり、以前まで紙媒体で行っていた会計の帳簿管理をExcelのマクロを組んで電子帳簿を開発したりと業務効率の「躍進」にも一役買っています。
舞穂子さんはいまOBや保護者の方々の寄付金の返礼業務やグッズ販売の発送業務を中心となって対応しています。ありがたいことに東大野球部はたくさんの方々からご支援いただいており、対応件数もそれ相応のものとなっておりリーグ戦直前のこの時期は1日中その対応に奮闘しています。
また、例年夏頃に開催されている七大戦(旧帝国大学の七大学による体育大会)の当番校が来年度は東大となるため、その実行委員としての活動もこの時期からすでに始動しており、忙しい毎日を送っています。
新2年生
角能は石井さんからユニフォーム管理の担当を最近引き継ぎ業務を始めたところです。東大野球部ではユニフォームは全て部の備品として管理しているため常に選手に貸し出しているというような状況です。そのためどのユニフォームを誰がどれだけ持っているか手元の表で管理し紛失することがないように気を配っています。
また、下級生のEngate担当としてのミーティングや、新歓活動の副担当として様々な業務の補佐を行い、いろいろな活動を手広く担当しています。
なっちゃんは今年に入ってからは新歓活動の主担当として東奔西走しています。具体的にはSNSアカウントの運営、キャンパスに設置する立て看板の手配、ビラのデザイン・発注、新歓のための動画作成、オンライン説明会の実施などです。かなり力を入れて頑張ってくれているので我々の新歓活動が多くの新入生の目に留まってくれると嬉しいなと思います。
(新歓用のInstagram、Twitterはそれぞれクリック!!、新歓用PV はこちらから!)
かくいう自分は主に注文制である寮食の注文管理や寮の備品注文等を行っています。ほかには六大学野球オフィシャルガイドブックの校正作業や、最近だと完成したばかりの東大野球部パンフレット『ただひとつ』の配送を希望されている方への発送業務などを行っています。
以上では主に各個人が個人で受け持っているような業務を紹介しましたが、全員に共通する業務としてリーグ戦開催時の神宮球場での試合運営・合宿の準備・メールや取材の対応など、男子マネージャーの業務として外部での試合の際に部車の運転・スコアラーとしてのベンチ入りなど、女子マネージャーの業務として試合中のアナウンス業務・各種情宣活動などがあります。
長々とここまで書いてしましましたが、我々の仕事が想像以上に多岐にわたることがお伝えできていたらいいなと思います。
また4月から一緒に頑張ってくれる後輩くんや後輩ちゃんがたくさん入ってきてくれることを願っています。
次回のブログは德田がお送りする予定です。プレッシャーになっても困るのでほどほどにご期待ください。