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4年学生スタッフインタビュー③~鈴木隆太・占部晃太朗~

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鈴木隆太(左)、占部晃太朗(右)

 

 

 

こんにちは!2年マネージャーの緑川です。

本日は、野球部を支える学生スタッフの、ラストシーズンを迎えての対談最終回をお届けします!

今回は、マネージャーの鈴木隆太(教育学部・早稲田佐賀)と新人監督の占部晃太朗(教育学部・早稲田佐賀)です!

 

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・マネージャー・学生コーチになった経緯を教えてください。

 

鈴木)1年次の夏からマネージャーミーティングで話し合いをして、同期から推薦を受けました。プレーヤーをあきらめることは悔しかったですが、マネージャーとして4年間を過ごす方が自分自身が成長できるのではないかと考え、マネージャーになることを決断しました。

 

占部)自分は2年夏から始まった学生コーチを決めるミーティングで、初めの投票で満票をもらいました。その後、選手として野球を続けるために野球部を辞めるか、学生コーチになるかで迷っていました。自分は迷ったときに地元の友達によく相談しているのですが、「お前が選手としてチームに残ろうが、選手を辞めて新人監督をやろうがどちらでも構わないし応援するけど、部を辞めるのは日本一になって来いと送り出した身からしたら違うと思う。」と言われて、日本一になるためにこの野球部に来たことを改めて意識しました。厳しいことも一緒に乗り越えてきた同期にお前しかいないと満票で選んでもらって、涙ながらに思いを伝えてくれた人もいる中で、日本一になるためには自分がやるしかないと思うことができたので、学生コーチになることを決断できました。

 

 

・主な仕事内容を教えてください。

 

鈴木)早稲田大学野球部の窓口として、東京六大学野球連盟、大学当局、OBの方々など、多くの方と連携を取っています。また、広報として、早稲田大学野球部をもっと知っていただき、もっと応援していただけるチームになれるようにHPやSNSでの情報発信に工夫して取り組んでいます。ぜひフォローをお願いします…(笑)

すべての出来事に対して、チームにとって何が最善なのかを考えて取り組んでいます。早稲田のマネージャーとして、これまで限られた人しかやっていない主務というポジションを任せてもらっていますし、学年から推薦を受けて任せてもらっているので、それに恥じないようにプライドを持って取り組んでいます。

 

占部)主に野手の練習メニューの作成やメンバー選考、練習中の運営をしています。試合中は三塁ランナーコーチャーを務めています。

一番重要な仕事は、選手、マネージャー、学生コーチと立場が違っても切り口が違うだけで目指すものは同じなので、個人の頑張りをつなげて一つの組織にするということです。

 

 

・マネージャー・学生コーチをやっているうえで苦労したことは?

 

鈴木)選手からマネージャーになった時の、新しい環境での苦労は当然ありました。また、自分自身よりも早稲田大学野球部という存在が自分の中で一番大きくなりました。早稲田大学野球部として目指すゴールにどうやって向かっていくかとことん考え抜いたことです。

 

占部)学生コーチとしては、選手のためやチームのため、早稲田大学野球部のためといった、自分以外のために自分の労力を費やす必要があるので、自分の時間が少なくなるというのは大変なことではありました。

ほかには、自分が発する言葉一つでチームに変化がある立場なので、強化期間と試合前では言い方を変えてチームの向き方がいい方向に行くように気を使う部分はありました。なにか言葉を発することに責任が伴う立場である以上、伝え方には苦労しました。もともと感情的になりやすいタイプではありますが、何かを考えながら話すことが多くなったので思ったままのことを発言するということは少なくなりました。。

 

 

・仕事の上でのマイルールやこだわりはありますか?

 

占部)妥協しないということを常に心がけています。学生コーチという立場は選手に妥協させることができない立場なので、選手に要求する以上自分も妥協しない、弱音を吐かないということをルールにしています。

 

鈴木)自分の性格がもともとポジティブで、根本的に何とかなると考えています。ただ、成り行きに任せていれば何とかなるというわけではなく、何が起こっても必ず自分の中で何とかしてやるという気持ちをもって取り組んでいます。

 

 

・選手からマネージャー・学生コーチになって得たものは何かありますか?

 

占部)自分は仲間だと思っています。この立場である以上、春季リーグ戦の時は俺がやらなきゃという思いが強かったのですが、いざ選手たちと話してみるとみんなが助けようとしてくれていることに気づくことができました。選手たちの話を聞いて、自分がいろいろな人に支えてもらって今自分が新人監督をやれているということを、今までもわかってはいるつもりでしたが改めて感じることができました。みんなに支えてもらっている分、自分も返すことが感謝の気持ちを伝えられることだと思うので、恩返しができるように取り組んでいます。

 

鈴木)マネージャーになる前は今よりも自己中心的な部分がありました。マネージャーになって以降は、素直に相手の気持ちを考えられる人間になったと感じています。人付き合いを含めて周りの人にどのように見られているかを考えて、かつ相手がどのように考えているかを感じ取れるようになったと思います。

 

 

・最後に、ラストシーズンへの意気込みをお願いします!

 

鈴木)野球の結果として目指すものは天皇杯奪還、その先の明治神宮大会で日本一を取ることなので、そのために必要な準備は最大限やっていきたいと思います。自分がこの野球部にいる間は早稲田大学野球部としてプライドをもっていける組織にしたいと思っていますし、それを後輩にも残りの期間でできる限り伝えていきたいと思います。

 

占部)野球の結果はやっぱりリーグ戦を優勝して日本一になるということが一番にあって、リーグ戦が始まってしまったら結果でチームの雰囲気は作られていくと思うので、そこの軌道修正をできるようにしたいと思っています。

また、この代の目標として早稲田として常勝軍団を作りたいということは常に言ってきたことなので、少なくとも自分たちの姿を見ている後輩たちには、こうやったら勝つことができるという姿を後輩たちに見せて、培ってきたものを少しでも多く受け継ぐことができるようにしたいと思います。

 

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以上、鈴木・占部の対談でした。

三回に渡って、4年生学生スタッフの対談をお届けしました。

ご覧いただき、ありがとうございました!

 

 

(文責・緑川)