【Weekly MGR】vol.16
ブログをご覧の皆さんこんにちは。
2年マネージャーの中原です。
GW真っ只中、いかがお過ごしでしょうか。
徐々に制限も緩和され、久しぶりに海外旅行をしている方などもいらっしゃると思います。
くれぐれも感染にはお気をつけてお楽しみください。
さて、私達野球部はリーグ戦真っ只中ですので、残念ながら海外旅行は叶いません。
ただ、早稲田大学野球部内にも海外のことを教えてくれる存在がいます。
ユエン賢(3年・国際教養学部・投手・セントジョセフ高校〔カナダ〕)
の2人です。
彼らは野球部でただ2人の国際教養学部所属部員で、高校時代を海外で過ごしていました。
よくさまざまな部員が、彼らに英語を教わりながらコミュニケーションを取っているところを見かけます。
そこで今回は、そんなグローバルな2人にインタビューをしてみました。
決して、私が苦労するからということではなく、あくまで読者の皆様のために日本語ベースでのインタビューになっております。お楽しみください。
黃アレン/Alan Huang (写真左。入国制限が解け、今年の3月から晴れて練習に参加。英語、中国語、日本語の3ヶ国語を操る。以下、アレン)
ユエン賢/Ken Nguyen (写真右。力強いストレートを武器に、去秋リーグ戦初登板を果たす。今季も中継ぎとしての活躍が期待されている。以下、ユエン)
Q.1 生まれ育った場所の簡単な紹介をしてください!
アレン
―出身は台湾の北部にある新竹高校です。新竹は風がとても強くて、現地では「風城」と呼ばれています。その強い風があるおかげで特産品の米粉(ビーフン)が作れています。
ユエン
―僕はカナダのオタワで生まれ育ちました。オタワは自然が多くとても綺麗な街です。冬はとても寒く川が凍るので、世界で一番長いスケートリンクができあがります。
Q.2 野球を始めたきっかけは?
アレン
―野球を始めたきっかけはアニメ「メジャー」の影響です。「メジャー」を見て兄と一緒に野球を始めました。また、子供の頃、台湾プロ野球の試合やメジャーリーグで活躍している台湾選手をずっとテレビで見ていたので、自分もいつかテレビの向こうで活躍したいという風に思いました。
ユエン
―日本の小学校に4年間通いました。その時に日本らしいアクティビティを経験させようと、親が近所の野球チームに入部させてくれたのがきっかけです。
Q3. 早稲田大学に入学しようと思ったきっかけは?
アレン
―「KANO」という野球映画がきっかけです。その映画の中でエースだった吳明捷さんが早稲田大学に進学し、プレーしていたのを見て、早稲田で野球をしたいと思いました。また自分にはプロ野球選手になる夢があるので、夢を追いかけるために早稲田大学に入ろうと決めました。
ユエン
―少年野球のチームでも六大学野球は人気があり、みんな早稲田の野球部に憧れていました。
もちろん野球部も有名で憧れていましたが、ある時、早稲田大学の国際教養学部には英語で学位を取得できるコースがあると知りました。そのコースが自分に最適だと思い、早稲田大学への進学を決めました。
Q.4 日本の好きなところとまだ慣れないところ
アレン
―日本の好きなところは街の環境が美しく心地よいことです。まだ慣れないところは乾燥です。日本は台湾より湿度が低いので、たまに乾燥で皮膚が裂けてしまうことがあって困っています。
ユエン
―美味しい物がたくさんありすぎる日本が大好きです。日本語はいまだに難しいです。
Q.5 Ken has been in Japan longer than Alan has. So Alan, is there anything you would like to ask him? Feel free to ask him in English!
日本での滞在歴はユエンさんの方が長いですが、アレンから何か聞きたいことはありますか?英語でお願いします!
Alan
-What is one of the most valuable lessons learned from Waseda baseball club that you consider can be taken away for life?
アレン
―ユエンさんがこの早稲田大学野球部から学んだ、これからの人生にも役立つことはなんですか?
Nguyen
-One aspect the team puts heavy emphasis on is preparation. Preparation entails the mental aspect of knowing what to do before a play occurs, to simulate all kinds of scenarios beforehand, and the daily practice. If we can start from practice to gain the necessary skills, we can calmly act as the play unfolds. I believe this is a lesson that can also be used off the field.
ユエン
―チームがとても重視していることに、「準備」がある。プレーが起こる前に何をすべきか、事前にあらゆるシナリオを想定しておくことも準備だし、日々の練習も本番のための準備。必要なスキルを身につけるために練習から準備していれば、本番、試合の急な展開にも冷静に対応することができる。これは、野球以外のことにも応用できることだと思っているよ。
Q.6これからの意気込みをお願いします!
アレン
―恵まれた環境の早稲田大学野球部でプレーできることが本当に嬉しいです。これから東京六大学で活躍できる実力を手に入れるために日々のトレーニングを頑張りたいと思います。
ユエン
―チームに貢献できるよう頑張って参ります。そのプロセスを楽しめるよう精神も鍛えます。僕らの姿をぜひ神宮球場に見に来てください。
以上になります!
私自身日本から出たことがない人間なので、2人の回答のどれもが興味深く、新鮮なものに感じました。
英語の質問だけ編集に2倍ほど時間がかかったのは内緒ですが、聞いている私自身もとても楽しいインタビューになりました。
いつか彼らと英語のみで会話が出来るように、英語の勉強にはさらに力を入れていきたいと思います。
一方、春季リーグ戦も終盤に差し掛かろうとしています。
残り2カードとなりました、と書きたいところでしたが、東京大学との決着は次週へ持ち越しとなりました。
また、法政戦、明治戦と共に勝ち点を落としたため、自力優勝はすでになくなりました。
しかし、優勝の可能性はまだ残っています。
早稲田優勝の必要条件は、次戦から負けなしの5連勝。
崖っぷちの厳しい戦いとなりますが、少しでも可能性のある限り優勝を目指して死ぬ気で戦って参ります。
是非、直接神宮球場にお越しいただき、熱い応援をお願いいたします。
次回のWeekly MGR担当は岩井マネージャーです。リーグ戦と合わせてお楽しみに。
That brings me to the end of my article, thanks so much for taking time to read. I wish you all a very good holiday.