日本一へのカウントダウン 19人目は、

中村航太(外野手・成田)です。

小学2年生から始めた私の野球生活も最終章を迎えました。

入部当初、神宮球場でプレーすることを目標に練習に取り組むものの、先輩方や名門校出身の選手との力の差は明白でした。さらに、1年生の7月に今後の野球人生を左右する怪我を負いました。

思い描いていた大学野球生活とは程遠く、約１年間大好きな野球が出来ない日々は苦痛の連続でした。みんなが必死に練習して上手になっているのを外から見ることしかできなかったあの期間、羨ましい気持ちと自身の不甲斐なさで全てを投げ出したいと考えた日もありました。

どん底にいた私が選手として今でも活動出来ているのは、多くの方のご尽力があったからだと思います。その中でも14年間の野球生活を支え、愛を持って育ててくれた両親には感謝の気持ちでいっぱいです。この御恩は一生忘れません！

私にとって、大学４年間の野球生活は夢のような時間でした。

全国から素晴らしい選手が集結し、最高峰の舞台で夢中になって野球が出来たこと、新たな価値観をくれる仲間想いの同期に巡り合えたことは私の誇りであり、財産です。この先も野球を続ける同期のみんな、必ず応援に行きます。

ラストシーズン、どの大学よりも長い夏にしよう！

今後とも法政大学野球部への熱い応援をよろしくお願いします。