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主将 本間 颯太朗
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~應援指導部3部門責任者×野球部主将対談②~

こんにちは!藤田です。

「應援指導部3部門責任者×野球部主将対談」、2日目!

※昨日のブログはこちらから。

昨日の内容からも並々ならぬアツさを感じましたが、本日もアツイ内容になっています!

それでは、続きをどうぞ!


(左から、齊藤鶴岡照屋星野)

星野:リーダー部責任者
齊藤:吹奏楽団責任者
鶴岡:チアリーディング部責任者
照屋:野球部主将

———春のリーグ戦、早慶戦の2回戦で負け、優勝がなくなったときの正直な気持ちを教えて。
鶴岡:号泣。
星野:俺、意外だったんだけど…。すごく「切り替えが早かった」。負けたらみんなヤバくなるっていうのを強く思ってて、だからこそ、すごく切り替えを意識していた。自分でも「ドライ過ぎないか」っていう葛藤はあったけど。でも、「明日勝てば早稲田から勝ち点取れる。」って思ったらけっこう気が楽だった。
齊藤:勝てる試合だと思ったから…。俺らにまだ最後一押しできたんじゃないか?自分たちはほんとに出し切れたのか?ってすごい考えた。應援指導部があと少し出しきれば勝てたんじゃないか?っていう心残りがあって…。
鶴岡:うちらの存在意義ってすごい難しいよね。
齊藤:野球部に向かって、「俺らが頑張れば勝てた」なんて、ほんとおこがましいけど…。
星野鶴岡:でもそう割り切らなきゃやってられない!
齊藤:野球部は野球部だけでも強いんだけど…。なら、野球部以外の要素ではすべて早稲田に勝っていてあげたいっていうのがあって…。応援良くて、マイナスに働くことってないじゃん。早稲田より応援がいい状態で、勝ちたい。最高の状態で、最高のゲームをしたい。


<リーダー部4年生>

鶴岡:私はその日、朝から應援指導部のOB、OGの方とお話しすることが多くて。すっごいいろいろな人から、「今日はパレードして、三田で祝勝会しましょうね。僕たちは三田で準備するから最後まで見られないんですけど。三田で待ってますね。」っていう声を聞いてたからこそ、「そのような方々のために、いいものを持っていかなければ。」って思いを背負って応援していたから…。しかも、応援って選手を信じるじゃない?信じて信じて、信じ続けるしかない。だからこそ、絶対勝てる。最後まで、本当に勝てるって信じていたからこそ、負けたときの心のショックは本当に大きかったし…。正直号泣しました。ごめん、照屋のことエグらせちゃったね笑。
照屋:笑笑
藤田:照屋はどう思ってた?
照屋:ただただ悔しかった。ただ、次の日もあるからって思って。あのとき、試合後のロッカールームで、「あれだけ応援してくれている人いる。また明日頑張れって言ってくれる人もいる。そういう人がたくさんいるのに、ここで落ち込んでてどうする」っていう話にはなった。


<吹奏楽団4年生>

———今の話を聞いて、照屋はやっぱ応援の力って感じる?
照屋:それはある。あるよ!
藤田:例えば?
照屋:チャンスとかになると…。なんていうかなぁ…?野球って流れのスポーツじゃん。だから、応援の後押しによって、流れが変わってるなっていうのはすごい感じる。


<チアリーディング部4年生>

———各チームの現状はどう?
星野:夏合宿を終えて、「個人の力を残しつつ、一体感も大事にする」っていうのをめっちゃやってきた。それが、ひとつの形になって。これを続けて秋やっていけば、春以上の応援をできるんじゃないかって思ってる。だからいま、すごい上昇気流の中にいるよ!
齊藤:うちも合宿を終えて、準備はだいぶ整ってきている。今は、リーグ戦をゴールにおいて、士気を高めている段階かな。照準を開幕ゲームに合わせて、そこにマックスを持っていけるように頑張ってます。
鶴岡:チアは、今年61人で史上最大なんだけど…。春は1年生が22人入ってきたばかりだったのが、夏合宿を越えて正部員として認められて。チームとしては、すごいまとまりも出てきたし、大きな勢力になってきてると思う。1年生はどの部門も1人前になったから、ここからは、各部門良くなったものを應援指導部として応援につなげられるように、今練習中です!
照屋:いい感じです。だけど、まだまだ良くなる。最後の最後まで、突き詰めていきたいね。


<野球部4年生>

———秋シーズンに向けて、意気込みを一言どうぞ!
星野:やっぱ優勝したい。それだけ。春優勝すれば、全部完璧だったじゃん。早稲田に勝って、優勝して…。秋こそは!
齊藤:今持っている全力を、全部出したい!
鶴岡:最強の応援席を作ります!
照屋:今の話を聞いてても應援指導部もこういう風に思いを持ってやってくれている。そういう思いに応えられるように。自分たちのためにも、応援してくれる人たちのためにも…。優勝します!

「野球部ってほんとうに幸せ者なんだなぁ…。」

対談を横で聞いていて、心の底から痛感しました。

野球部が応援するのは当たり前なわけですが、応援指導部は、言ってしまえば、赤の他人であるにも関わらず、野球部以上に、アツイ思いを持って應援してくれています。しかも、「大学野球界最高の應援」と言っても過言ではない笑。しかも、毎試合、必ず…。

最近、「情熱は伝染する」ということをつくづく感じます。

弊部の大久保監督は、「学生野球では、実力以外の部分が勝敗に大きく影響する」ということをよくおっしゃっています。
特に今年は、「チーム力」で勝つということを明確に打ち出しています。

その一つに、このような「アツイ思い」いわゆる「情熱」が大きく関与しているのではないでしょうか。

野球部は、試合での勝利、そしてその先にある「優勝」を目指して、「情熱」を持って、必死に戦うわけです。そのような姿を見て、應援指導部も「情熱」を持って応援してくれるわけですし、逆に野球部も、このような應援指導部の「情熱」を感じ取って、さらに頑張るわけです。

慶應義塾としての「勝利」そして「優勝」に対する、「情熱」は間違いなく、六大学No.1でしょう。

神宮球場に幅広い年齢層の方がお越しいただているのも、野球を楽しみに来ていることはもちろんのことですが、このような学生のアツイ「情熱」にも魅力を感じていただけるからではないでしょうか。(あくまで個人的見解です。)

この他にも多くの方が野球部に関わってくださっています。

そういった方々に恩返しするためにも…

「優勝」するしかありません!

弊部の初戦は、第2週、東京大学戦です!
ぜひ球場にお越しください!

ご意見、ご要望はこちらよりお待ちしております。

 

(4年・捕手・藤田健吾/慶應義塾高校出身)