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慶應義塾大学
野球部ブログ

主将 本間 颯太朗
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~ vs TOKYO 2 ~

こんにちは!昨日に引き続き、藤田です。

 

《東京六大学野球秋季リーグ戦》
対 東京大学
9/16(土) 11:00~ 後攻一塁側
9/17(日) 13:30~ 先攻三塁側

vs 東京大学

 

ということで、今回の対談は4年生の4人に集まってもらいました!

左から、川端、小原徳、藤川、松田拓
<左から、川端小原徳藤川松田拓

———他己紹介をお願いします。(※小原徳(→川端)…小原徳が川端のことを紹介)

小原徳(→川端):え~っと…。3年秋まで野手をやっていて、冬から投手をやり始めて。正直、「まぁ、今からじゃ無理だろ」っていう印象があった。だけど、4年の春で石垣島Aキャンプまで行って、しかも社会人チーム相手に抑えるっていう、誰も予想しない活躍をして。で、秋もずっと1軍にいて。やっぱそういった底力はすごいなと思う。キャラとしては、誰とでも仲が良くて、接しやすいって思ってるなぁ。

川端(→松田拓):自分の世界を持ってるよね、ちゃんと。下級生の頃とか、1人でスイングしに行ったとき、俺も一緒にスイングしようとしたら、めっちゃ嫌がられた笑。距離感をすごく大事にする。あとは、常に人のいじるところを探してる笑。人のおもしろいところを見つけるために常にアンテナを張ってる。あとは…。浮き沈みが激しい笑。部室とかで、めっちゃ盛り上がってるなって思っていたら、すぐシュンってなってたり笑。

松田拓(→藤川):やっぱり、野球に関してはすごいよね。ストイックに、まじめにやってるし。ただ、プライベートは1個も参考にするところはないな笑。(一同爆笑)大事なところをこれだけしっかり守れるのってすごいよね。

藤川(→小原徳):端的に言うと…。怖かった…汗。(一同笑)

小原徳:それ役割性格だからさ~笑。

藤川:今は、別に…。昔はクソガキだなぁって笑。高校時代(小原徳、藤川ともに慶應義塾高校出身)は金属バットを素手で扱ってて、まさにクソガキだった笑。だけど、バッティング手袋を使い始めてから、「あ~、ノリ(小原徳)も変わったなぁ」って笑。

各自の「ラストシーズンに懸ける想い」
<各自の「ラストシーズンに懸ける想い」>

———「ラストシーズンに懸ける想い」(野球部パンフレット内の4年生の特集企画)、みんなどんな思いを込めたの?

小原徳(「譲らない」):優勝はどこにも譲らない。勝ちは譲らない。それだけ。

一同:お~、かっこいい~!

川端(「いつでも笑顔」):常に明るくいたいなって。マウンドは一人だからつらい。だけど、そんな中でも笑っていたい。

小原徳:川端、いつも笑ってるよね笑。

松田拓(「駆け抜ける」):まぁ~、大学野球ではずっと「走」ってところにこだわってやってきたから。そこにもかけつつ、最後の最後まで頑張りたい、走り抜けたいなって。

藤川(「働」):チームテーマの中にも「働」っていうのがあって。1つのことだけじゃなくて、なんでもやりますよってことかな笑。最近はブルペンで投手の球受けてるし笑。(藤川は外野手)

小原徳仁
小原徳

———4年間で1番身についたと思う○○力は?

川端:「決断してやりきる力」かな。投手転向という決断をして、そこから努力し続けてきたという自負はあるな。

松田拓:「役割を見出す力」かな。捕手だったけど、自分の長所である足を活かすために、外野に転向して。その外野の中でもただの外野手で収まるんじゃなくて、「ランキャラ」(足が速い選手)としても認知されるように、練習では走塁練習に重点的に取り組んできた。

藤川:「制球力」笑。最近、打撃投手でボールが投げられなくなってきた笑。

小原徳:「継続する力」かな。バットはずっと振ってきた自負がある。

川端
川端

(ここからは各自に質問を1つ考えてきてもらいました。)

———藤川川端 春のシーズン、ずっとベンチ入りしそうだったじゃん。俺もめっちゃ期待してたし。だけど、できなかった。あのシーズンどんな気持ちだったの?
川端:俺も「(メンバーに)入るから準備しとけ」ってずっと言われてたけど、入れなくて。(バックスクリーンに映る)顔写真も撮ったんだけどね笑。だけど、実際春のリーグ戦前は、打たれることもあって完璧ではなかったから。まっ、首脳陣も使いにくいだろなって割り切ってた。だけど、今回は夏の間、結果を残してきた自負があるから…。秋こそはベンチ入りしたいな。

———川端小原徳 とくじん(小原徳)は終盤の大事なところでの起用が多いけど、そのときのメンタルってどうやって維持してるの?
小原徳:特にないんだけどね笑。「準備に怠りはない」って思ってるから。てか、(終盤のプレシャーに)もう慣れたな笑。

———小原徳松田拓 捕手から外野手に転向するにあたって意識したことは?
松田拓:先輩、同期、後輩含めて、大学まで来るとみんな外野手として長い時間積み上げてきていて、すごくうまくて。だからこそ、全員から学ぼうって。後輩からも意見を聞こうってやってた。変なプライドも捨てて、全員からヒントを得ようって。
藤川:まさに「スポンジのような吸収力」やな。
松田拓:人だけじゃなくて、本とかからもヒントを得ようって思ってた。

———松田拓藤川 たかし(藤川)って、ほんとめっちゃ練習するじゃん。それほどまでして、努力し続けることのモチベーションってどういったものなの?
藤川:頑張ってたら、結果がついてくるかもしれへんし。まぁ、普通結果は出えへんよ。出えへんけど…。練習せえへんくて、うまくなれるんやったら、それでええかもしれへんけど、そうはならへんやん。「努力すれば必ず成功するとは限らない。でも成功したやつは必ず努力してる」っちゅうことかな。

松田拓也
松田拓

———4年間のうち、しんどかったときの支えになったものは?

小原徳:俺は「まいばす」かな。(まいばすけっと。スーパー。1年時の寮の近くにあった。)1年のときが特にしんどくて…。そのときの楽しみが、まいばすに行って、その日がんばったご褒美を買うことだった笑。

川端:あんまりしんどいってことがなかったかなぁ…。ずっと楽しかったな~。最後4年で投手に転向したこともあって、やることが初めてのことばっかで。だからこそ、苦しい4年っていう時期を新鮮な気持ちで取り組めたかな。

松田拓:常に「死にたい」と思って生活してた笑。最初の1年間は体力的にきついじゃん。でも、学年が上がるにつれて精神的にきつくなるじゃん。存在価値とか自問自答するようになるじゃん笑。だからもう1周まわって、「こんなにしんどいことあるんだ」って、おもしろがるようになった笑。だから、なんていうかなぁ、「辛すぎることがむしろエネルギーになってたかな。」笑。

小原徳:松田が1番痩せたもんね笑。(一同笑)

藤川:『キングダム』(漫画)。俺のいっちゃん好きな漫画。ぜひブログをご覧の皆様にも読んでいただきたい笑。主人公が最初、めっちゃ弱いんよ。せやけど、めっちゃ努力して、めっちゃ強くなるっていうストーリーなんやけど。そこから信(キングダムの主人公)に自分を重ねて、諦めずに努力を重ねていけばいつかは結果が出ると信じて頑張ってきたな〜。

藤川
藤川

———東大戦及びラストシーズンに向けて意気込みを一言どうぞ!

小原徳:勝ちます!

川端:頑張ります!

松田拓:勉強じゃ勝てないので、野球では勝ちます!

藤川:働きます!メガホン持って、めっちゃでっかい声で応援します!

 

 

思い起こせば、3年半前、初めての春のシーズン…。

毎日の出来事が強烈過ぎてついていくのに精いっぱいでしたが、「優勝」を体験することができました。

 

歓喜に湧くスタンド、胴上げ、天皇杯、優勝パレード、三田での優勝祝賀会…

1年生ながらも「六大学野球で優勝するって、こんなに幸せなことなんだな~」と思ったことを覚えています。

 

それから6季経ちました…

対談からもわかるように、野球選手、さらには人として、様々なことを学び、成長することができました。

 

しかしながら、その間、塾は優勝できていません。

 

僕たちが「優勝」を体験した最後の代になるわけです。

 

僕たちは「優勝」という経験を後輩に残さなければなりません。

 

「優勝」の体験をつなぐことが僕たちの代の使命です。

 

そのためには、まず初戦の東大戦、いいスタートを切らないとですね!

 

ブログをご覧の皆様の応援が力になります。

ぜひ神宮球場へお越しください!

 

 

ご意見、ご要望はこちらよりお待ちしております。

 

 

 

(4年・捕手・藤田健吾/慶應義塾高校出身)

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