昨年の雪辱を!3季ぶりの勝ち点奪取
おはようございます!
主務の小林です。
あっという間に4月が過ぎ去り世の中はゴールデンウィーク真っ只中ですが、弊部は今日も朝から練習に取り組んでいます。
選手たちも「ゴールデンウィークは経験したことがない!」と言っておりますが、自身も高校時代は行事に奔走し、小中学生時代は習い事の練習でほとんど意識したことがありません、、、。
さて、先週末の法政戦をご観戦くださった方、ご声援ありがとうございました。
両試合ともに手に汗握る試合展開で、2回戦の最終回は私もスコアをつけながら心拍数がかなり上がってしまいました。
ここからは写真とともに試合を振り返っていきたいと思います。
相手の先発はドラフト候補の菅野。2回まで両者譲らぬ展開が続きましたが、3回裏に4安打を浴び3点を先制されてしまいます。追いつきたい打線は5回表、四球と安打などで無死満塁の好機を作ると、河合・郡司・嶋田の適時打で一挙5点を奪い逆転に成功します。
投げては髙橋亮吾・髙橋佑樹・石井の3年生トリオが、強力な法政打線を苦しみながらも抑えて1戦目をものにしました。
また、嶋田が記念すべきリーグ戦初本塁打を放ちました。
<逆転の適時二塁打を放った郡司>
<4回以降粘りの投球で試合の流れを引き寄せた髙橋佑樹>
何としても連勝で勝ち点を奪取したい2回戦でしたが、先発・菊地の立ち上がりを攻められ2点を許します。しかしながら直後の1回裏に郡司と嶋田の適時打で2点を奪い、すぐさま試合を振り出しに戻します。5回裏に郡司の犠飛で待望の勝ち越し点を得ると、続く6回にも追加点を挙げます。終盤は1点差に迫られ、最終回も先頭打者に二塁打を放たれてしまいますが、石井がきっちりと続く打者を抑えて勝利。法政大学から3季ぶりの勝ち点を奪取しました。
<勝ち越しのホームを踏んだ主将・河合>
<勝利の瞬間、喜びを分かち合う選手たち>
前回の振り返りに引き続き、私が選ぶ今カード《神宮で輝いた選手》から法政戦のコメントを貰いました。
嶋田(2年・内野手/樹徳高校出身)
「まず2連勝で勝ち点を取れたことはよかったです。2試合とも接戦でしたが、チームとしても個人としても、常に攻め続けられたことは大きかったと思います。これからの試合も思い切りよく、常に攻め続けるということを忘れずに、さらに厳しい試合が続くと思いますが、一戦必勝で頑張りたいと思います。」
とにかく勝負強い打撃が持ち味の嶋田。すでに打点は8、現時点で打点ランキング首位に位置しています。高校時代は捕手としての出場が主でしたが、この春から一塁手に転向しました。背番号「13」を引き継ぐプレッシャーを力に変えて、残り3カードでもチームを勝利に導いてくれることでしょう。
菊地(4年・投手/慶應志木高校出身)
「2回戦での勝利はチームとして大きな一勝でしたし、個人としても本当に嬉しい一勝でした。去年、法政には春秋共に勝ち点を取られていて、投手陣としても法政のバッターを抑えることを意識して練習してきました。初回は先制点を与えてしまいましたが、直後に仲間の援護があり、2回から立て直す事ができたと思います。次の立教戦はさらに厳しい戦いになると思いますが、粘り勝ちたいと思います。」
菊地は、昨秋は不調が続き優勝の瞬間はスタンドで観戦するという悔しい思いをした選手の一人です。昨春の慶早戦以来の先発を任され試合前は緊張する姿も見えましたが、投打ともに十二分の結果を出してくれました。彼にとってのラストイヤー、4年生の意地を見せてほしいと思います。
昨年唯一勝ち点を取れなかった法政大学相手に、2試合とも逆転勝利を果たし連勝で勝ち点を奪取することができました。しかし、先制点を与えてしまったことなどまだまだ突き詰められる部分はあると思うので、引き続き攻め続ける姿勢を大事に戦っていきたいです。
休む間も無く待ち受けるのは、今季一戦も落としていない立教大学です。
好投手揃いで最も勢いがあるチームなので全勝同士大一番の試合になりますが、いつも通り自分たちのやってきたことを信じて立ち向かってまいります。
《東京六大学野球春季リーグ戦》
対 立教大学
5/5(土) 10:30~ 先攻三塁側
5/6(日) 13:00~ 後攻一塁側
まだまだ負けられない戦いは続きます。皆様の応援が本当に選手の力となりますので、ゴールデンウィークは是非神宮球場に足をお運びいただけると幸いです。
今後とも温かいご声援の程、何卒宜しくお願い致します。