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慶應義塾大学
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主将 本間 颯太朗
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いざ、首位決戦へ

こんばんは!

主務の小林です。

 

も徐々に深まり、遂に私はコートへ手を伸ばし始めました。

毎年思うのですが、夏から秋へ変わる風は何故か淋しい気がしますね。
(今日は完全に冬の気候です、、、)

長くてもラストシーズンが2ヶ月を切ってしまったなんていまだに信じられません。

 

先週末はお足元の悪い中、沢山のご声援をいただき本当にありがとうございました。

今季も明治戦は死闘でした。
なかなか好機すら見出せず、苦しい試合展開が続きました。

それを救ったのは課題だった長打力。
昨年に比べればまだまだ成長できますが、春からの伸びを少しは感じていただけたのではないでしょうか。

 

では、写真とともに試合を振り返っていきましょう。

【対明治大学一回戦 K 2 – 1 M】

先発は昨季主に中継ぎを担っていた髙橋佑樹。昨年の東大戦以来、初回からマウンドに立ちます。試合を優位に進めたい塾野球部でしたが2回裏、ソロ本塁打を浴び1点を先制されます。相手先発の竹田投手を前に好機を作るもなかなか点が入りません。しかし入江投手に代わった6回表、先頭・郡司が内野安打で出塁すると打撃好調の中村が適時打を放ち、同点に追いつきます。
白熱した投手戦が繰り広げられますが、窮地を抑えた後の9回表、均衡を破ったのは嶋田でした。レフトスタンドにソロ本塁打を放ち、勝ち越し。このまま逃げ切り接戦をものにしました。

2018秋明治①嶋田翔1(2年・樹徳)
<決勝打となる今季第一号本塁打を放った嶋田>

 

【対明治大学二回戦 M 7 – 4 K】

「18」の意地を見せたかった先発の菊地ですが、三連続四球で自分のリズムを掴めず適時打を放たれたところで無念の降板。後を任された石井も相手打線に捕まり、4回までに計7点のビハインドを負います。打線の繋がりを見せたい野手陣でしたが、大学野球界のエース・森下投手から4回まで完璧に抑えられます。
このままかと思われた5回裏、敵失でようやく塁に出ると内田の適時二塁打と中村の3点本塁打で4点をもぎ取ります。0点に抑えて流れを持っていきたい投手陣も木澤森田晃介津留﨑の慶應義塾高校時代のエースリレーで踏ん張ります。しかし6回以降は瀬戸西の安打のみに封じられ、明治大学に今季初勝利を献上してしまいました。

2018秋明治②森田晃介(1年・慶應)
<3回を無失点に抑えた森田晃介>

2018秋明治②中村健人2(3年・中京大中京)
<中盤の攻撃で意地を見せた中村>

 

【対明治大学三回戦 K 7 – 3 M】

何としても負けられない一戦のマウンドは髙橋佑樹に託されます。2回表、二死から下位打線で好機を作るとこの日一番に座った中村の適時打で先制点をもぎ取ります。しかし3回裏、連打で窮地を招くと四番打者に適時打を浴び、同点に追い付かれます。ただ、レフト・柳町とサード内田からの好返球により逆転は許しませんでした。
流れは徐々に慶應側へ。5回表から相手は前日完投しているエースを投入してきましたが、慌てることなく対応、本塁打を含む4連打で一挙に逆転に成功しました。2点を返されるものの、外野守備陣の攻守にも助けられ見事に勝利し、勝ち点を奪取しました。

2018秋明治③内田蓮3(4年・三重)
<勝ち越しの適時打を放った内田>

2018秋明治③柳町達3(3年・慶應)
<3安打でチャンスメイクを果たした柳町>

 

今季唯一主務同士のじゃんけんで負けて後攻を取れなかった明治戦。

春は2試合ともサヨナラ勝利だったこともあり不安もありましたが、そんなものは選手がはねのけてくれました。

 

では、毎回恒例私が選ぶ《神宮で輝いた選手》から明治戦のコメントを貰いました。

髙橋佑樹(3年・投手/川越東高校出身)

2018秋明治①髙橋佑樹7(3年・川越東)

「一回戦、三回戦で先発をさせていただきました。ピンチも多かったですが、再三にわたる味方の好守のお陰でなんとか試合をつくることができました。このカードの勝ち点は本当に大きなものとなったと思います。しっかり準備して法政戦に臨みたいと思います。あと、ヒット打ててよかったです。」

本当によく踏ん張ってくれました。そしてよく打ってくれました(東京ヤクルトスワローズのファンで、青木選手にフォームが似ていますね)。彼は投手陣の誰よりも人一倍の想いを持って、夏の練習に取り組んできた選手の一人です。目の前の一球・ワンアウトに対して、全力で向かっていきます。フライになりそうなバントも飛び込んで取りに行きました。どんな場面で投げても粘り強いので、フル回転の活躍に期待です!

 

嶋田翔(2年・内野手/樹徳高校出身)

2018秋明治③嶋田翔2(2年・樹徳)

「先日の明治戦ではお忙しい中応援してくださり、ありがとうございました。明治戦ではいい場面でホームランを打つことができ、チームの勝利に貢献できて嬉しく思います。まだリーグ戦は長いので、引き続き、熱いご声援よろしくお願いします。」

背番号「13」を背負う主砲が今季も火を吹き始めました。
春の後半から全日本選手権では調子を落とした時期もありましたが、だからこそ夏の間はバットを振り続けていました。大学エース級の投手から本塁打を放ったことで、ここから上り調子で長打を量産して欲しいと思います。もちろん堅実な守備も磨いて欲しいですね!

 

明後日からはまさに天王山
現在、同率首位の法政大学と雌雄を決する時が来ました。

私が入部してからの4年間は、9勝8敗2分とほぼ互角ながら、同期で4人もプロ志望届を提出しているというスター選手揃いのチームなんです。

登り甲斐のありそうな山。
しかし、全員の力を合わせれば絶対に乗り越えられると信じています。

IMG_6913
<法政カラー「オレンジ」を食べて意気込む選手たち>

 

《東京六大学野球秋季リーグ戦》

対 法政大学
9/29(土) 10:30~ 後攻一塁側
9/30(日) 13:00~ 先攻三塁側

 

皆様の応援が本当に選手の力となります。
今週末は是非球場に足をお運び頂き、熱いご声援をお願いします!

球場までは行けないけれど応援したいという方は、BIG6.TV もしくは Abema TVにて生中継されておりますので画面の前からでもご声援を送っていただければ幸いです。

 

“9月で6勝”の目標に向かって、部員一同勇往邁進してまいります。

何としても先制点を取って、連勝で勝ち点を!

引き続き何卒宜しくお願い致します。

 

(4年・主務 ・小林由佳/慶應女子高校出身)

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