秋季リーグ戦開幕!
TOKYOROCKSをご覧の皆様、こんにちは!
3年マネージャーの小野です。
お久しぶりです。前回のブログは、なんと去年の密着取材でした…
今では、取材させていただいた松岡泰希捕手(3年/東京都市大付)はしっかりリーグ戦で成績を残し、去年よりもっと頼もしい選手となりました。あとは今後のリーグ戦でもっともっと活躍し、東大が勝ちまくって、初優勝を果たし、
(ここからはカープファンとしての願望ですが…)卒業後はカープに入団し、ファンの中でも忘れ去られつつある優勝の喜びを再び味わせてもらうことを願うばかりです。
欲がありすぎてどうしようもない私ですが、今はまず目の前のリーグ戦に集中し、毎試合勝ちに行く気合で仕事に取り組んでまいります。
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それでは早速、先週開幕した秋季リーグ戦第1カード慶應義塾大学戦を振り返っていこうと思います。
前日が悪天候中止となり迎えた慶應義塾大学1回戦は晴れた青空の下で行われました。
先発のマウンドに上がったのは春も開幕投手を務めた井澤投手(3年/札幌南)。
さすが昨季優勝した実力があり、序盤は相手打線を抑えることができず、2回表終了時点で5失点を喫しました。
続く2回裏、松岡泰希捕手がヒットで出塁し、リーグ戦初盗塁を決め、チャンスを作り出しました。
しかし相手投手の好投により、チャンスをモノにすることはできませんでした。
3回裏、今度は宮﨑外野手(3年/開成)がヒットで出塁しました。
しかしここでも得点にはなりませんでした…
強豪のひしめく東京六大学では、まだ3年生である宮﨑外野手は特段に目立っているわけでもありませんが、彼らしく淡々と安打を重ね、長打力も高く、リーグ戦ではしっかりと成績を残しています。今後の試合でも打って打って打ちまくって、東大の勝利にたくさん貢献してくれると思います。
4回表、マウンドに上がったのは、リーグ戦初登板となる古賀投手(3年/修道)。古賀投手は去年まで東京大学運動会準硬式野球部でエースとして活躍していたとのことで、硬式野球部に入部してまもなく才能の片鱗を示しました。
しかし、相手打線の攻撃は止まらず、連打を浴び点差が広がってしまい、反省点の残る神宮デビューとなりました。今回の経験を活かし、次回の登板ではきっと成長した姿を皆さまに見せてくれると私は信じています。
続く4回裏、1死から、井上慶秀副将(4年/内野手/県長野)がヒットで出塁します!その後2死2塁とすると、松岡泰希捕手が本日2本目のヒットを放ち、相手の送球エラーの間に井上慶秀副将が本塁生還しました!
井上慶秀副将は嘗て、リーグ戦で盗塁することを宣言していましたが、第1カード終了時点ではまだ成功していません…残り4カード、肉体改造を乗り越えてきた井上慶秀副将の盗塁成功が達成できるよう、皆さまもぜひ応援してあげてください!
投げでは、5回表に小宗投手(4年/私立武蔵)が登板し自責点0に抑え、6回表には松岡由機投手(2年/駒場東邦)が登板し、2回1失点の好投を見せました。
7回裏には、代打で出場した中井内野手(3年/土浦一)が四球を選び、俊足を活かし盗塁に成功しました。
中井内野手の俊足っぷりは自他公認のものですが、彼は弊部と応援部の冊子「秋版ただひとつ 」の中で、自分のアピールポイントはその「きれいな脚」だと書いています。
というわけで、脚の速さだけではなく、そのきれいさにもぜひご注目ください!
8回表では、西山投手(3年/土浦一)が登板し、2回を1失点で抑えました。
西山投手は、去年春季リーグ戦で神宮デビューしました。「彼がマウンドにあがったらなんとかなる」と思ってしまうほどの、頼もしい投手です。
マウンド上ではカッコいい彼ですが、普段ももちろんしっかりしていて、後輩にも慕われています。
部員公認でイケメンな彼ですが、実はかわいい悩み事があります(気になる方は神宮で「秋版ただひとつ 」を手に取って探してみてください!)
9回の裏、2死走者なし。
代打で出場した山﨑外野手(4年/岡山朝日)はセンターに打球を運び、出塁しました。もう後がないという場面で最後まで諦めない東大打線の意地を見せたヒットでした。山﨑外野手のカッコいい神宮初ヒットでした。
その後櫻木外野手(4年/鶴丸)の死球で1、2塁のチャンスを作るも、反撃には及びませんでした。
最終的には1-15と大敗を喫し、色々と反省点の多い試合となりました。
9月20日に行われた対慶應義塾大学2回戦も、9月と思えないほどの真夏のような日差しの中で行われました。
1回の表、東大打線は大音主将(4年/内野手/湘南)、井上慶秀副将が出塁しチャンスを作りましたが、得点にはなりませんでした…
続く1回裏、先発マウンドに上がったのは、昨季最終戦で勝利投手に輝いた奥野投手(4年/開成)でした。初回は2四球でピンチを招くも、無失点に抑えました。
2回の表、昨日マルチ安打を放った松岡泰希捕手からまたもヒットが飛び出し、続く水越副将(4年/内野手/明和)の犠打、林遼平内野手(3年/甲陽学院)の死球、奥野投手の犠打で2死2、3塁の好機を作るも、あと1本は出ませんでした…
2回裏では相手に打ち込まれ、3失点を喫しました。
しかし打たれた後でも、姿勢を崩さないのが奥野投手。続く3、4回では、毎回ピンチを招くも全て0点に抑え、4年生の意地を見せました。
5回表では、昨日ヒットを打った宮﨑外野手がまたもライトへのヒットで出塁し、その後見事盗塁に成功しました。
5回裏、昨日に続き、2日連続登板となる西山投手がマウンドに上がり、3回1失点の好投を見せました。毎回ランナーこそ出したものの、要所ではしっかり抑え、失点はソロホームランの1点のみでした。
8回裏、こちらも2日連続登板となる、小宗投手がマウンドに上がりました。
2死満塁のピンチを招くも最後まで踏ん張り、1回を無失点に抑えました。さすが、相手打線をピシャリ、『ベテランの風格』です。
相手の先発投手は昨季ベストナインに選出された増居投手。打ち崩すことは簡単ではありません。東大打線を6回無得点に抑え、その後橋本達弥投手の好投で、8回終了までは点を奪うことができませんでした。
無得点のまま、4点ビハインドで迎えた9回の表。
1アウトから井上慶秀副将が死球で出塁し、代走の隈部外野手(4年/浅野)がすかさず二盗を決めました。
中井内野手が代打で出場し、四球を選びました。
その後セカンドランナーの隈部外野手が三盗を試みるも失敗に終わりました。
重要な場面ではいつも代走に出される隈部外野手。彼の俊足と走塁のテクニックは見ての通りです。どの試合でも当たり前のように次の塁を狙い、当たり前のように盗塁に成功しているだけに、今回の盗塁死はとても印象に残りました。なんと、今回は隈部外野手の初の盗塁失敗です。隈部外野手の走る姿を見ると、盗塁はとても簡単にできるものだと錯覚しがちですが、当たり前を当たり前にできるのは、無数の努力なくして成し遂げないものだと実感しました。
「秋版ただひとつ 」の中では、隈部外野手のこだわりのラン手について紹介しています。グラウンドで駆ける彼の姿を見て、その文章を改めて読むと、隈部外野手の走塁への想いと誇りを身にしみて感じます。
中井外野手も隈部外野手と同タイミングで二盗を決め、続くバッター松岡泰希捕手の内野安打に相手のミスが絡み、その間に中井内野手は疾走し、ホームベースを踏みました。
しかし反撃はここまでとなり、1-4で敗戦いたしました。
最後になっても諦めず、必死に1点を取りに行く東大打線。結果的には2連敗で終わったものの、2試合とも内容がこく、喜びも感動もたくさん詰まっている試合でした。
春季リーグ戦の最終戦で悲願の勝利を掴み、少しウキウキして秋季リーグ戦に臨んだ私ですが、この2試合ではで東京六大学で勝利することの難しさを改めて痛感し、より気を引き締めて頑張らねばとつくづく実感しました。
来週の対立教大学戦でも、部員一同、一生懸命戦います。
引き続き熱いご声援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
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いかがでしたか?
実は入部して3年目、ブログを書くタイミングがいつも絶妙に空き週と重なり、今回は初めてのリーグ戦ブログです。
今までのブログと同じようなノリで書かないことを心掛けながら書いたつもりでしたが、読み直してみると、どうやら改善の余地がたくさん残っているようです…
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弊部のSNSをご覧の皆さまはご存知かと思いますが、春季リーグ戦と同様、今季も奥野投手が作成したスタメン発表を流しています。
春季よりもさらに進化を遂げ、選手のカッコよさがより一層際立っています!
そして何よりも、今季も我らがキャプテン、大音主将がセンスを発揮し渾身のパフォーマンスを見せますので、ぜひ毎回チェックしてください!
まだご覧になっていない方はぜひぜひ下のリンクからご覧ください!
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今週末9月25、26日は対立教大学戦です。
初戦の反省を活かし、勝利を掴むべく、必死に戦います。
引き続き温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。
次回のブログは「ハガキ職人」こと、ラジオとモンブランが大好きな🌰守上マネージャー🌰が担当します。
どうぞお楽しみに!
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最後の最後に、カープユニに袖を通した松岡泰希捕手の笑顔で皆さまとお別れしたいと思います。
カープファン、松岡ファンの皆さまに喜んでいただけたら幸いです。