夏から秋へ
TOKYO ROCKSをご覧の皆様、お久しぶりです。2年生の中川駿です。
1年生のフレッシュさに圧倒され、新中川という呼称はすっかり廃れてしまいました。
その1年生は中川弘毅主務と区別するため、僕を「がわしゅんさん」と呼びます。
ニックネーム+「さん」に当初は違和感がありましたが、今では気に入っています。
前回の投稿では春季リーグ戦後のオフ期間が明け、練習再開をお伝えしたかと思います。
気づけば一夏を越え、チームは逞しく成長し、秋のシーズンに向けた最終コーナーに差し掛かっております。
まだまだ日中の暑さはなかなかのものですが、朝晩は過ごしやすく、虫の音からも秋の風情を感じるような今日この頃です。
夏の暑さをもたらした小笠原気団の勢力が弱まってオホーツク海気団が南下し、本州付近では二つの気団がぶつかりあって大気が不安定となり秋雨前線が発生(テストに出ますよ)する季節には少し早いですが、
最近は雨の日が多いですね。天気予報を見ない僕はここ1週間で2回も洗濯物をずぶ濡れにしてしましました。
さて、7月後半から8月前半は、チームにとって、殊、我々マネージャー陣にとってはとても過密なスケジュールでした。
7月末は大学の期末試験の勉強(辻村の投稿参照)に追われ、
7月31日から本隊は室蘭にて合宿(柳田の投稿参照)を行い、
東京では高校生を対象とした夏期講習会(神﨑の投稿参照)を開催、
合宿明けには東京開催の七大学戦(筒井の投稿参照)を運営、
1日挟み、これも今年は東京開催の京都大学定期戦、
その翌日には高校生を対象の高校生練習会を開催しました。
これで一息と思いきや、8月20日・21日は新潟県新発田市で行われる六大学オールスター戦に中川主務が帯同しました。
ということで、今回はまだご紹介をしていない京都大学定期戦と高校生練習会について書こうと思います。
8月15日(月) 晴れ 京都大学定期戦
毎年行われている東京大学と京都大学の伝統の一戦、共にスクールカラーを青にしていることから双青戦とも呼ばれています。
試合に先立ち開会式が行われました。
[整列する両校ナイン]
[選手宣誓をする山本克志主将(4年/内野手/聖光学院)]
[優勝杯返還]
試合開始。
東大の先発は有坂(2年/投手/城北高校)
スクイズによる1点を失いましたが、5回1失点の好投を見せました。
5回、代打臼井(4年/内野手/県立千葉高校)がチーム初安打を放ちます。
その代走新堀(1年/内野手/麻布高校)が盗塁を決めチャンスを演出。
6回からは山本俊(4年/投手/西春高校)がマウンドに。
2三振を奪う力投を見せました。
その裏、山本克志がセンターへ逆転2ランを放ち、山本俊に勝利投手の権利が生まれました。
7回からは竹中(2年/投手/修道高校)が登板。
3回を1安打に抑えるナイスリリーフで1点のリードを守りきりました。
試合終了。2-1で東大が勝利しました。
[試合後に記念撮影]
試合後は学年ごとに交流を行い、親睦を深めました。
2年生の会にはスクイズを決めた京都大学の荒木内野手と、スクイズを決められた有坂投手が同席。
スクイズの打球が見送ればファールだったか否かについて場外戦を繰り広げていました!
来年の試合で決着をつけてくれることでしょう。
8月16日(火) 曇り 高校生練習会
こちらも毎年の恒例行事となっている高校生練習会です。
東大野球部を目指す高校生を東大球場に招き東大の練習に参加してもらうというものです。
自分も高校3年生のときにこの会に参加し、この綺麗な球場で野球をしたい!と思い、その後の半年と1年余計な受験勉強のモチベーションになりました。
それでは練習会の様子をご覧ください。
[高校生にウォーミングアップの動きを教える吉川(4年/投手/城北高校)]
[キャッチボール]
[練習メニューの説明をする田宮(3年/学生コーチ/東農大一高)]
[ノックを受ける高校生]
[フリーバッティング]
[練習後、浜田監督の話を聞く選手たち]
午後は浜田監督による東大野球部流合格講座が球場のスタンドで行われました。
「一日12時間勉強すること」や「東大の問題は答えの6割が教科書に書いてある」ことなどを訴えました。
[資料を手に熱弁を振るう浜田監督]
[資料に目を通す受講生]
短い時間でしたが、東大野球部を目指す高校生たちにとって貴重な時間になったことと思います。
来年の春、この中から一人でも多くの選手が東大野球部の門をたたくことを願っております。
このような感じで8月前半はあっという間に過ぎていきました。
今後は来る秋季リーグ戦での念願の勝ち点奪取に向けて実戦モードに入っていきます。
オープン戦も多く予定されておりますので、ご声援の程宜しくお願いいたします!
次回のブログは黒田が担当いたします。お楽しみに!