こんにちは、東大野球部です。

先日から、毎年恒例、夏の受験生応援企画がスタートしています！

 

7月20日から7月31日まで、全12日間にわたる今年の企画。

さまざまなカテゴリーに沿った、学年もポジションもバラバラな11人の部員に協力してもらいました。

最終日には、全部員121人への受験にまつわるアンケート結果を大公開します。

終わった時に、この企画が8月からの受験生の皆さんの力になっていることを願うばかりです。

 

それでは早速、ご覧ください！

第10回の出演者は、松原周稔外野手(2年/土佐)です。

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vol.10　夏休みに満足しなかった人

松原周稔(2年/外野手/土佐)

▶︎東大野球部入部の流れはどうでしたか？

高1のとき、修学旅行で東大のキャンパスを訪れる機会があり、その際にキャンパスや環境、立地に魅力を感じ、さらに浜田前監督が高校のOBであったことからそのときにお話を聞く機会があり、野球部に魅力を感じたからです。

 

▶︎夏休みに満足できなかった要因はなんですか？

結果が求められる浪人期において、模試での結果が春先から全く伸びず、その一方で現役生は夏休みの間にどんどん力をつけてきていた。勉強はしているのに夏休み後の試験でも成績の向上が見られなかったので、毎日焦っていたこと。（駿台のテキストを重点的に復習していくと成績がよくなっていき、秋から成績が伸びました。あと、成績が伸び悩んでいた10月に盲腸になり、手術のため1週間入院することになってもう受験無理だなって思ったら、なぜかそこから成績がよくなりました。何か体の中に悪いものがあったんでしょう。）

▶︎結局は言われたことをちゃんとやるのがいいのでしょうか？

うーん、言われたことやるのはもちろんだけど、結局は自分次第だと思います。授業だけなら合格できないと思うし。

 

▶︎入院中は勉強してましたか？

手術前日から入院したんだけど、手術まではもちろん元気だから軽く数学の問題解いたりしてたんだけど、術後は痛いし、ずっと横になってるから暗記系を軽くやるくらいしかできなかったです。普通に動けるようになってからは数学の問題解いたりしてました。

▶︎受験生時代の思い出はありますか？

成績が伸びないから、よく親から東大を諦めろと言われていました。この頃から理Ⅰを諦めて理Ⅱにしようと思いはじめました。夏の冠模試の成績が悪すぎて、返却された日布団に入ってから2時間くらい寝れなかったです。

 

▶︎他の人にもぜひ勧めたい/上手くいった勉強方法・思考法・参考書

参考書を1周したのなら、その参考書に解けない問題があれば負けです。参考書のどの問題が出ても絶対解ける状態にしておくのが理想です。また、部活を辞めてしまうのも有効な勉強法です。残りの1、2年を勉強と野球どちらも中途半端にやるくらいなら、勉強に集中し、確実に東大に受かるようにして東大で4年間野球をやる権利を手に入れるのもよいと思います。

▶︎受験生活での後悔はありますか？

わからなかった問題の答えを見て、できる気になっていたこと。弱点を放置してしまっていたこと。また、長い勉強時間を確保できていたのはよかったが、質が伴わなかったこと。浪人でもいいやって思ってしまったこと。中身のない高校野球の活動を1年も続けてしまったこと。

 

▶︎息抜きの方法はありましたか？

友達と喋ったり、ご飯に行ったりすること。カラオケに行ったり、逆に全く勉強せずに遊ぶ日を作ってみること。

 

▶︎受験生へのメッセージをお願いします。

今の皆さんは受験がどうなるのかと未来に対して何らかの不安をもちつつ野球をしている人も多いと思います。それに対し、東大野球部は日本で1番、未来のことを気にしなくていい野球部だと思っています。わかる問題が増えると勉強も楽しいはずです。文京区の素晴らしい環境で勉学と野球に勤しんでいる自分の未来を想像して、辛い時間を乗り換えてください。

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いかがでしたでしょうか。

明日は、「夏休みに満足した人」の受験生活を紹介します。

お楽しみに。