【第1回幹部インタビュー】辻居新平主将
TOKYOROCKSをご覧の皆さま
こんにちは!
3年マネージャーの神﨑です。
一昨日の松田のブログにもあったように、今日から新企画【幹部インタビュー】をお送りします。
第1回は今年度主将を務めます、辻居新平外野手(3年/栄光学園)です!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
――まずは自己紹介と読者の皆様へご挨拶をお願いします。
今年度主将を務めさせていただくことになりました、法学部3年の辻居です。
よろしくお願いします。
――主将になった経緯を教えてください。
3年生の中で例年決めることになっていて、その中で多くの人から推薦をもらって決まりました。
――主将に決まったときはどうでしたか?
主将に決まったときは、責任ある立場なのでそこは嬉しいとかではなく緊張感持ってやっていかないといけないなと思いました。何より勝ちたい気持ちが強いので、先頭に立って引っ張っていきたいと思っています。
――ご自身のアピールポイントは?
性格的には、やろうと思ったことはしっかりやりきれると自分は思っています。
(やりたくないことに関してはちょっとノーコメントで…)
――最高学年を迎える3年生はどんな学年ですか。
一つは責任感がけっこう強い学年なのかなと思っています。
それぞれ自分の役割を一生懸命考えていて、選手じゃなくて学生コーチとかサポートにまわってくれる人もたくさんいて、チームの勝利のために一生懸命になれる人たちが多いです。選手も先頭に立って引っ張っていこうという気持ちが強い人が多いです。
あともう一つは、研究熱心な人が多いかなと思います。野球に限らず、筋トレだとか学問的なことに関してとか…。いろいろなところから調べて情報を得るのがけっこう好きな学年なのかなと思っています。そういうところは良いところかな。
――他の幹部はどのような人ですか。
柳田(3年/主務/湘南)は自分の意見をしっかり持っていて、それを良い意味で遠慮せずに言えて、しっかり行動に移して主体的に動いてくれるマネージャーだと思っています。そこはとても信頼しているところです。
辻村(3年/学生コーチ/県立千葉)は仕事人って感じ(笑)。最初マネージャーで途中から学生コーチになったけど、チームのサポートに全力を尽くしてくれている。特に今年の春から分析とかけっこう頑張ってくれていて、個人的にもその分析のおかげで打たせてもらっている部分もあるので、感謝しています。今後もお世話になると思います(笑)。
こば(小林大雅/3年/副将/投手/横浜翠嵐)は頭がきれるって感じ。しっかり自分の考えをもっていて、それを自分で実行できて、他人にも促せる存在だと思っています。いろいろ話していて自分と考え方が近い部分もあったりして、ためになるというか見習うところも多い存在かな。ポジションが投手と野手と違うこともあって、全幅の信頼を置いています。もちろんプレーヤーとしても信頼しているし、副将として投手陣の先頭を引っ張ってきてくれることに関しては心配していないです。一緒に頑張っていこう!
朋大(山下朋大/3年/副将/内野手/東海)は…一年間相部屋で一緒に生活を送ってきたので、いろいろな部分を見てきたつもり…です(笑)。基本的にはいつも大人しくてクールというか…、あまり目立とうとしないキャラではあるんだけど、その中に意外と熱い部分や大胆なところもあったり、いろいろな部分を持っている人だと思っています。イメージ的には副将になったのが意外と思う人もいるかもしれないけど、自分的には責任感ある人間だと思うので、副将としてしっかり引っ張ってくれると思っています。
[左上から反時計回りに小林大雅副将、辻村学生コーチ、山下朋大副将、柳田主務]
――他大学のライバルはいますか?
ライバルと言うのもおこがましいけど、同じ主将で外野手の加藤(早稲田大学/3年)はちょっと意識しますね。
――目標の選手は?
あんまりそういうのはなくて、自分は自分らしくというか…。
それぞれの分野に目標があるので、誰か一人を目標にとかはしていないかな。この分野に関してはこの人を参考にしたり、見習いたいとか、この人くらい投げられたら楽しいだろうなとかは思っているけど、目標にしている人はそんなにいないかな。
――目下の敵は?
2月の法学部の試験です(笑)。
――法学部の勉強は大変ですか…?
やっぱり大変なところはあるけど、苦労している部分をいかに見せないか、というのは勝手なこだわりだけど、気持ち的にはありますね(笑)。
大変ではあるけど、しっかり勉強していきたいです。
――スローガンは「旋風」になりましたが、どのように決まりましたか。
3年生が匿名で案を出して、その中で2つに絞って、最後は部員全員で投票を行いました。
実は自分の案が選ばれたんですけど…(笑)。
――そうだったんですね…!ではどういう思いから「旋風」という言葉を選んだのですか?
もちろん「赤門旋風」からとっています。
旋風という言葉の意味にもあるように、いろいろなことを巻き込みながら突発的に新しい風を吹かせたい、2019のシーズンをいろいろ良い意味で期待を裏切りたい、という思いがあります。
※赤門旋風とは1981年春に早慶両校から勝ち点を挙げ、優勝争いに加わるなど、東大野球部の快進撃を指した言葉。
――どのようなチームにしていきたいですか。
それは言うまでもなく、勝てるチームに。
東大野球部という部である以上、勝つことが何よりも大切だと思うので、勝ちを目指さないといけない。その中で、最上級生がさっきも話したように責任感がある人が多いので、主将の自分一人が全部やろうとするのではなく、信頼できるところは全面的に任せて、最上級生全員それぞれがその分野で引っ張っている状況が理想なのかなと思っています。
下級生に関しては、最上級生が引っ張る様々な分野で技術的にレベルアップすることが一番だと思うし、勝ちに向けて精一杯やってもらいたいです。
自分が主将になっているけど、同期たちにいろいろ任せていきたいかなとは思います。
――主将としての意気込みを教えてください。
主将として思うのはこの東大野球部が勝てるチームになるように、それを先頭で引っ張っていけたらなと思っています。
一つはさっきも話したけど、最上級生に関しては信頼をおいているので、その人たちをまとめるというのは考えてないですね。下級生が勝ちに向けて技術のレベルアップや私生活から意識を高めていけるようにすること、モチベーションを高めていくことが主将の仕事なのかなと。
チーム全体としての勝とうという意識、この野球部に所属することへの誇りを持ってやってもらえるように、その後押しができたらなとは思っています。
あと、主将の言葉はやっぱり重いというか…、自分は今までの主将の方からの言葉や話をけっこう覚えていたりと、主将の言葉というのはそれだけ影響力があるのかなと思うので、その影響力をうまく生かして、少しでも一つのモチベーションとして後押しできたらなと思っています。なので、下級生とはしっかりコミュニケーションとっていきたいですね。
もう一つは、自分自身が一番うまくなる、この冬にほかの選手たちに負けないくらい成長することが一番周りに影響をあたえられるのかなと思います。
現時点の実力どうこうではなくて、この冬でワンランクレベルアップすることがやっぱり大事だし、皆が主将を見ていると思うので、成長を体現する主将でもありたいと思っています。
[中央の後ろ姿が辻居主将]
――ブログをご覧になっている皆さんへ一言お願いします。
春に今までとは違った新しい東京大学野球部を見せたいと思っておりますので、ご期待ください。
応援よろしくお願いします!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
いかがでしたでしょうか。
「勝ちたい」という思いがとても伝わってきたインタビューでしたね!
ちなみに高校時代、辻居外野手から主将を引き継いだ吉田マネージャー(1年/栄光学園)に「辻居先輩ってどんな人?」と聞いたところ、「背中で語る男って感じです。そして、周りをよく見る後輩思いの先輩です。」と返ってきました。
辻居主将率いるTeam2019がどのようなチームになるか楽しみです(*^^*)
次回は小林大雅副将へのインタビューを予定しております!
お楽しみに!