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【Weekly MGR】vol.98

こんにちは!マネージャーの北嶋晴輝(3年・スポ・早稲田佐賀)です。
先日、弊部は社会人対抗戦がありました。結果はJR東日本に1-6で敗戦いたしました。前半は0-0で拮抗した展開でしたが、後半に投手陣が崩れ失点を重ねてしまいました。社会人チームのレベルの高さを改めて実感したと共に、来週末から開幕する令和6年春季リーグ戦で天皇杯を奪還できるように、さらに精進しなければならないと強く感じました。

さて、弊部は2024年2月26日(月)から29日(木)の4日間で、台湾へ訪問いたしました。この度の訪台の目的は早稲田大学が推進している早稲田アスリートプログラム(WAP)の精神に則り、国際交流を通じてグローバルな視点を育成することでした。

以下のメンバーで台湾を訪れました。
稲益大地(4年・捕・商・ 東福岡)
吉村懇(4年・内・教育・長崎西)
鹿田泰生(4年・投・商・早稲田実)
黃鼎仁(4年・投・国教・ 新竹)
文珠玄基(4年・外・スポ・桐蔭学園)
北嶋晴輝

弊部は台湾で2度子ども達に向けて、野球教室を開催いたしました。今回のブログはその野球教室の様子をお届けいたします!

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日本人学校野球教室5(台北日本人学校集合写真)

・台北日本人学校野球教室
2月28日(水)午前中に、台湾台北市にございます台北日本人学校で野球教室を開きました。この日本人学校のグラウンドを拠点に活動している野球チーム・サンダースの選手の皆さん約40名に参加していただきました。サンダースは、小学校1年生から中学校3年生まで幅広い年代の子どもたちが所属しており、とても活気があるチームでした!

初めに、全員に集合していただきキャッチボールを行う際の意識する点を早稲田大学野球部部員より伝えました。子どもたちは真剣に耳を傾けてくれて、時折真似をしながら聞いてくれました。その後、実際にキャッチャーボールをしました。指導した内容を実践できている子もいれば、意識するあまり暴投を投げてしまう子いましたが、一生懸命に練習している姿が印象的でした!

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IMG_8259(キャッチボールの指導を行う文珠玄基)

キャッチボールの後はノックを行いました。ノックからは中学生、小学生、初心者のグループに分かれ、それぞれ部員がつき指導を行いました。
私も実際に初心者グループの子ども達にゴロを捕る時に意識する点を教えました。初めは、説明に熱が入ってしまい野球の専門用語を多用したあまり、子ども達は首をかしげてあまり理解してくれていない様子でした。その為、できるだけ野球の専門用語を使わずジェスチャーを交えながら説明してみました!説明後、子ども達がノックで実践している様子を見て説明が伝わっていることを実感しとても嬉しかったです。
実際に台北日本人学校野球教室で指導にあたった文珠玄基にインタビューをしてみました!

Q 台北日本人学校野球チーム・サンダースの子ども達の印象を教えてください!
→初対面の自分に対しても物怖じすることなく、積極的にコミュニケーションをとろうとする姿勢が印象的でした。サンダースのチームとしての特徴は明るい雰囲気で行う練習です。子ども達が心から野球を楽しんでいることが伝わってきました。

Q 子ども達に野球を教える際にどのようなことを意識しましたか?
→できるだけ簡単な表現で説明することを意識しました。ですがその中で自分自身が学んできた野球をできるだけ深く教えたかったので、表現の落とし所が非常に難しかったです。その中でわからないことはわからないと言ってくれる子が多かったので非常にやりやすかったです。

Q 野球教室を通して、最も印象に残っていることを教えてください!
→子ども達が野球を心の底から楽しんでいるところが印象的でした。小学生の頃の新鮮な気持ちを思い出せた気がします。悔いが残らないように、残された大学野球生活を全力で取り組もうと思いました。

 

 

・亀山小学校野球教室

午後には台北桃園市にあります、亀山小学校に移動し亀山小学校野球部に対して野球教室を開催しました。亀山小学校野球部は、リトルリーグの世界大会で優勝した経験もあり強豪チームです。多くのプロ野球選手を輩出しております。

亀山小学校に到着後、小学校の中を案内していただき、亀山小学校野球部の監督さんより野球部の歴史について教えていただきました!学校内には野球部の歴史館もあり、大会で優勝した際のトロフィーが数多く飾られていました!歴史館を見ただけでも亀山小学校野球部の強さが伺い知れ、その後行う野球教室により一層熱が入りました。

歴史館を訪れた後は、実際にグラウンドに行き野球教室を開始しました。午前中に行った台北日本人学校野球教室の時と同様、初めにキャッチボールでの意識する点を説明しました。しかし、ここで一つ大きな壁にぶつかります。それは、「言語の壁」です。日本語で説明しても中々伝わりません。共に訪台に帯同していた黃鼎仁に通訳をお願いし、ジャスチャーも多用しながら説明しました。

0211➀ のコピー

(ノックで意識する点を説明をする吉村懇と通訳をする黃鼎仁)

キャッチボールの後は、ノックを行いました。外野手と内野手に分かれ、1時間程度汗を流しました。亀山小学校野球部の選手たちは、小学生とは思えないレベルの高さで、さすが世界チャンピオンの経験があるチームだなと感心しました。その後、バッティングを行い野球教室は幕を閉じました。

亀山小学校野球教室について鹿田泰生にインタビューをしました!

Q亀山小学校の選手たちの印象を教えてください!
→とても規律があるチームだと思いました。練習態度や道具の管理など、日頃から野球に真摯に向き合っているんだなと感じました。

Q 言語が違う中での野球教室だったとは思いますが、指導する上で意識したことを教えてください!
→ジェスチャーをたくさん使って説明しました。変化球など実際にボールを握って丁寧に説明しました。

Q 何かハプニング等があったら教えてください!
→ハプニングかはわからないですが笑、野球教室後にグローブにサインを求められたことです。少し恥ずかしい気持ちもありながら、サインをしました。

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海外で野球教室を開催するのは初めてで、非常に良い経験となりました。他にも台北ドームや棒球名人堂へも訪問いたしました。また、早稲田大学OBの方々より食事会を開いていただき、とても実りのある訪台となりました。
いよいよ来週からは令和6年春季リーグ戦が始まります!天皇杯奪還を目指し、部員一同精進してまいります!
来週もお楽しみに!

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