復興支援~住田高校~
皆さんこんにちは!
3年マネージャーの牛島です!
最近厳しい寒さが続いておりますが、皆さんは如何お過ごしでしょうか?
野球部では今年も12月から、復興支援という形で東北地方の各高校に選手たちが出向き、
野球部の活動をお手伝いさせて頂いております!
今回は岩手県の住田高校での様子を、2年生の澤田選手より紹介してもらいたいと思います!
それでは、よろしくお願いします!
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皆さんこんにちは。文学部2年の澤田健太朗です。
今回、私と同じく2年の田窪龍馬と共に、東北復興支援活動の一環として岩手県にある「住田高校」にお邪魔しました。そこでの活動について少し書かせていただきます。
~1日目~
朝東京を出発して、お昼頃到着しました。電車をおりた瞬間から今まで体感したことのないような寒さを感じ、東北の冬の厳しさを早くも痛感しました。
気仙沼駅に到着すると、住田高校硬式野球部部長の紺野先生が迎えに来てくださり、先生の車で住田高校へ向かいました。学校に向かう途中の定食屋さんで昼食をごちそうになりました。
住田高校に到着すると、練習開始直前だったらしく、部員の皆さんは各自ストレッチをするなどしてアップをしていました。その後、練習場として使われているグラウンド内のビニールハウスの中で、お互いに自己紹介をしあい、吉田監督のお話を聞いて練習がスタートしました。
部員は現在わずか6名、マネージャーが1名ということで、監督さんから「誰がどのポジションを守るかも決まっていないので、いろいろなことを全員にまんべんなくつたえてほしい」と言われました。また今回は、今年の夏に引退した3年生の選手も「次のステージに向けて」ということで一緒に参加してくれました。
初日は3人ずつの2グループに分かれて、野手組とバッテリー組でそれぞれ練習をしました。前日の雨の影響で野手組は体育館で主に守備の基礎練習、バッテリー組はブルペンでピッチング練習などを行いました。
野手はまずキャッチボールを行い、野球というスポーツにいてキャッチボールがいかに大切な練習であるかについて指導しました。その後先生に簡単なノックを打っていただき、捕球体勢やステップの仕方などの基礎を固める練習をしました。
バッテリーはピッチング練習をしながら、体の使い方や配球についてのアドバイスなどについて話しました。また練習中・試合中の精神面でのアドバイスもしました。
(投手に指導する田窪選手)
その日は紺野先生のお宅に泊めていただき、おいしい食事やプレゼント・お土産などもたくさんいただき、大変お世話になりました。
2日目は8:30からの練習で、一緒にウォーミングアップをして練習を始めました。
その後1日目とグループを入れ替え、同じように野手組は守備練習、バッテリー組は遠投やピッチング練習を行いました。また野手組は守備練習後、打撃練習も少し行いました。
野手はグラウンドが使用できたので、ノックなどをして打球への入り方やバウンドの合わせ方についてアドバイスをしました。また打撃練習では、体の使い方や打席での気持ちの持ちようについて話しました。
投手は昨日と同様ブルペンでピッチング練習を行い、最後の方には実際に田窪投手が投球練習をしてフォームや球筋などを参考にしてもらいました。
(野手に指導する澤田選手)
最後に質疑応答の時間を設け、バッテリーは試合での心構え、野手は練習方法や試合中の準備の仕方などについて話しました。
現在部員が6名、マネージャーが1名ということで、公式戦には連合チームで出場したり、被災地の復興もまだ完全ではなかったりという状況で、野球に一種懸命取り組む姿や私たちの話に真剣に耳を傾けてくれている姿を見て、「彼は本当に野球が好きなんだな」と感じたとともに、「私たちももっと頑張らなければいけない」と刺激を受けました。
2日目の練習後には一緒に昼食を食べましたが、部員全員が非常に仲が良く、明るく楽しそうな笑顔がとても印象的でした。
この2日間の経験は私たちにとっても非常に有意義なものになりました。この経験は必ずこれからの人生に活かしていきたいと思いますし、機会があればまたお伺いしたいです。
(昼食の様子)
吉田監督、紺野先生をはじめとする住田高校の関係者の皆様、ありがとうございました。
心より御礼申し上げます。
最後までお読みいただきありがとうございました!