湘南ブーム
TOKYO ROCKSをご覧の皆さま、ごきげんよう!
3年マネージャーの中嶋です。
最近は街を彩るイルミネーションを見てハッピーな気分になっています。寒いですが皆さまいかがお過ごしでしょうか⛄
早いもので、Team2021の始動からもうすぐひと月が経とうとしています…
さて、Team2021の公式Twitterのヘッダーは覚えていただけたでしょうか?
「変革」というスローガンから連想される「夜明け」をイメージしており、また色が異なる5名の選手には他の5大学に打ち勝つという意味を込めています。
強豪に挑む東大野球部を、ぜひ応援していただければと思います。
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さて、今回のテーマは“湘南”です!
神奈川県を代表する進学校ですが、2年連続で湘南高校出身の主将が誕生しており、いま大ブームが巻き起こっていますね。大久保裕助監督も湘南高校のご出身でいらっしゃいます。
そこで今回は、湘南高校出身の3名の部員による座談会をお楽しみいただきます。
まずは3名を紹介させていただきます。
高校の同級生である笠原前主将(4年)からキャプテンを受け継ぎました。今年のチームを引っ張り、勝利に導いてくれる存在です。
私の学科同期である大久保投手は頭がいいので、授業やテストのときに沢山助けてもらいました!来年のリーグ戦では昨年秋のような活躍に期待がかかります。
秋季フレッシュトーナメントでは、対立教大学戦で先発し好投、対法政大学戦ではピンチの場面で見事火消ししたという圧巻の神宮デビューでした。来年のリーグ戦でのブレイク候補筆頭です!
ちなみに、高校時代は大音主将が一学年上で、大久保投手と岸野投手が同学年となっています。
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―――お互いのことを紹介してください。
岸野:大音さんは、僕めちゃくちゃ尊敬しています。高校のときはちょっと怖かった。
大久保:最初ちょっと怖い。でもあるときに「この人のっぺりしてるな」と気づいた。大学入ってから大丈夫になった。勉強ができて足が速くて…なぜか彼女がいない。
岸野:別にのっぺりいじりみたいなのはなかったですけどね。切り替えが早い。
大音:岸野は爆笑面白男。体力が無尽蔵だった。とにかく面白い。
大久保:激烈大面白男。ほんと面白い。
岸野:大久保は斜め上から人を見下すようないじりをしてくる人です。高校のときから頭はいい。
大久保:見下してはないです。
大音:悪口みたいになってる(笑)頭はいい。冷徹明晰男。やっぱり冷静で。
大久保:僕だけひどいっすよ。
一同:(笑)
―――ご自身のアピールポイントを教えてください。
大久保:一言でいえば身長ですかね。高身長が意外と人気あるという合コン情報です。
岸野:飲み会大回し男です。野球に関しては、声がでかいです。
大音:自分がいいと思うところ…悩みますね。足が速いところです。
―――お互いのすごいと思うところを教えてください。
大音:岸野の体力がすごい。
大久保:あとは笑いへの姿勢。
岸野:大久保は入念な対策能力というか、事前準備がすごい。
大音:リスクマネジメントっていうのかな。全然怒られてないもんね。
大久保:三男なのでね。「大久保・岸野:(声をそろえて)大音さんは全部!」って書いといて(笑)
―――湘南高校野球部はどんな雰囲気でしたか?東大野球部と異なる点はどんなところですか?
岸野:練習は地獄です。でも雰囲気は楽しかったし、得たものは大きい。
大久保:確かに練習は地獄だけど、それを一緒に乗り越えた仲間たちがいる。雰囲気はお互いを罵り合って野球をやっていた。
大音:けんかしながらやっていた。
岸野:監督から「仲良しになるなよ」と言われていたので。
大音:プレー中は厳しく、みたいなスタンスで。ボキャブラリーが少なかった。
大久保:殺伐としてた。やるときはやる、みたいな切り替えはできていた。
岸野:東大と異なる点は、一発ギャグをところどころで持ってくる点が違う。東大ではやらない。
大音:トレーニングが終わるごとにやっていた。
大久保:一発ギャグの能力も人として必要、みたいなスタンスだった。岸野はそれで活躍してた。
岸野:あとは、今ほど合理的ではなかった。
大久保:色々考えている間もないくらい練習してた。
大音:逆に結果は生んでたような気はする。体力ついた。
―――高校時代の思い出を教えてください。
岸野:大音さんのオレンジジュース事件。大音さんが3年の時の話ですが、合宿で下級生がご飯もあまり食べずにすぐにオレンジジュースをお代わりしていて、大音さんがオレンジジュースを飲もうとしたときに無くなっていた。そのあと夜のミーティングで、「ご飯を一杯お代わりするごとに、オレンジジュースもお代わりできるようにしよう。」とめちゃくちゃ真面目な顔で言っていた。皆その場では素直に受け入れたが、あとで「マジで?」みたいな雰囲気になった。なんていう事件がありましたね(笑)
一同:(笑)
大久保:校内合宿は2時寝5時起きだった。
岸野:合宿は夜にロウソク素振りというのがあって1時ぐらいまで練習してた。
大音:下級生の頃とか、徹夜で坂ダッシュしてる先輩もいた。
大久保:あとは、足が取れるくらい走った。憂鬱でした。
大音:冬の通い合宿もあったね。
大久保:グラウンドが使えなくて、午前中勉強の時間があった。眠すぎた。あとは、イブラン(120m×24)、クリラン(250m×12)、カケジュウ(200m×10)、サブロー(300m×6)、サトー(300m×10)などの、とにかくきついランメニューがあった。
大音:計算してみると、4日間合計で全力で走った距離が33㎞だった。箱根駅伝の2区間ぐらい全力疾走だもんな。
大久保:合宿の話題は止まらないですね。
―――湘南の絆は強いですか?
大久保:これはかなり強いですね。
岸野:前も、六大学の湘南出身者で集まりましたね。
大久保:笠原前主将によるしゃぶしゃぶがあった。
大音:学年ごとにも集まるし、去年は自分たちの4個上ぐらいの代から縦で集まることもあって、めっちゃ仲いいです。
大久保:(高校の)現役時代は怖かった分、引退すると先輩たちが皆優しくなる。
―――今年1年を振り返って。
大音:コロナがあってイレギュラーな1年になってしまった中で、計画的に練習などができなかった。リーグ戦では途中までいい試合ができていただけに、これは言い訳になるかもしれないが普段通り練習できていたらどうだったんだろう、と思う。自粛期間中の過ごし方が甘かったかなとも感じる。
岸野:個人的に、リーグ戦に出られず自分の力不足を感じ悔しい思いをしました。一方で、秋のフレッシュでは結果が出せたので希望も持てた良い1年でした。
大音:クリスマスも楽しく過ごせそうだしね。いいなあ。
大久保:コロナが明けてからもけがをしてしまい、特に何もせずに3年生を終えてしまった。自分でも悔しいし申し訳ないと感じます。
―――来年に向けた意気込みをお願いします。
岸野:チームの勝利に貢献できるように頑張ります。
大久保:来年ラストイヤーですが、レベルアップして下級生に負けないように頑張ろうと思います。しっかりけがなく野球やります。
大音:笠原から受け継いだキャプテンとして、1勝できるように頑張ります。ファンの皆様応援よろしくお願いします。
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お楽しみいただけたでしょうか?
高校の時から知っているからこそ語れる意外な一面もあり、終始とても面白かったです!一方で、大久保投手の紹介は、「まさに…!」とすごく納得してしまいました。
話は尽きないようで、終わった後も話し続けていました(笑)
また、「何で笠原がいる時にやらなかったの?」と大音主将に言われてしまい、本当にその通りだなと思っています…。すみませんでした💦
ここからは高校時代の貴重なお写真をご覧ください!
[高校時代の大音主将(左)と笠原前主将(右)]
[大音主将]
[大久保投手]
[岸野投手]
[中学時代、大音主将の中学と岸野投手の中学が対戦したときの1枚だそうです。]
皆さん若々しくて爽やかですね…!
参加してくださった3名と笠原前主将、ありがとうございました!!!
これを近くで聞いていた奥野投手(3年/開成)が「いいな、開成対談もやりたい。」と言っていたので、部内最大勢力の開成高校出身部員による対談も、近々開催できたらいいなと思います♪
次回のブログは🌰守上🌰が担当します。どうぞお楽しみに!